2005年6月27日月曜日

6月ランキング補足

 6月ランキングに対してコメントを頂いたので、気を良くして周辺情報を補足します。

 MSVランキングを集計し始めたのは1996年1月。その後、1990年1月までさかのぼって集計しているが、同一アーティストがワンツーを決めたのは1992年の8月にサザンオールスターズが「涙のキッス」と「シュラバ☆ラ☆バンバ」で決めて以来、何と13年ぶりの快挙であった。

 また、「相棒」さんのコメントを補足すると、MSV-Radioのレギュラー放送が終ったのが1998年3月。そして、スペシャルの最終回が2000年12月。6月ランキングにランクインしたアーティストで当時デビューしていたのは、1997年7月デビューのKinKi Kids、1999年7月デビューのCrystal Kay、1997年7月にMALICE MIZERのボーカルとしてデビューしていたGackt、1997年3月にソロアーティストとしてデビューしていたSINGER SONGERのCocco、1997年10月デビューのDragon Ashと意外と多い。(表記は全てメジャーデビューシングルのリリース年月)

 但し、レギュラー放送最終回の時点でブレイクしていたと言えるのは、「相棒」さんの仰るとおりKinKi Kidsのみで、スペシャル終了時で見ても、せいぜいDragon Ashが含まれるぐらいか。

 ちなみに、レギュラー放送の最終回ではCoccoの「強く儚い者たち」をオンエアーしている。

2005年6月26日日曜日

ボディ・スペシャルⅡ

 サザンオールスターズが「TSUNAMI」以前の8cm版でしかリリースしていなかったシングルをマキシシングル化して再リリースした。全て売れ行き好調で、週間ランキングでTOP10入りする曲も出てきそうな勢いだ。その中でも最も売れ行き好調なのが「ボディ・スペシャルⅡ」。

 思い出してみると、B'zも同様に2003年に過去のシングルをマキシ化して再リリースした。その時に最も売れ行きが好調だったのが「BE THERE」。

 比べてみると、どこかしら共通点がある気がして興味深いものだ。

2005年6月MSVランキング

 今月の月間オリジナルランキングです。

1位 : ラヴ・パレード (ORANGE RANGE)
2位 : お願い!セニョリータ (ORANGE RANGE)
3位 : ビロードの闇 (KinKi Kids)
4位 : Dreamland (BENNIE K)
5位 : 恋におちたら (Crystal Kay)
6位 : B-DASH (トンガリキッズ)
7位 : ここにしか咲かない花 (コブクロ)
8位 : Metamorphoze (Gackt)
9位 : 初花凛々 (SINGER SONGER)
10位 : crush the window (Dragon Ash)


 圧倒的に強いORANGE RANGEが見事にワンツーフィニッシュ。夏にピッタリのアッパーチューンをリリースしたBENNIE Kは意外にも初のランクイン。また、9位のSINGER SONGERはこれまた意外にもソロ時代を含めて初のランクインとなった。

2005年6月20日月曜日

夏だ!ビアガーデンだ!

 夏だ。もう既に充分暑い。ということで、名古屋に帰省したついでに、今年、栄と伏見の間ぐらいに期間限定でオープンしたビアガーデン「ナゴヤ文化屋台広場」に行ってきた。

 ここは文字通り屋台広場なので、入場料は必要ない。会場内には席がたくさんあるので、テキトウに座って、あとは周りにある屋台でビールやおつまみを買って楽しめばいいのだ。しかも、ステージでは生演奏をやっていてくれている。これがまた嬉しい。

 ちょうど僕が行ったときは「VACATION」や「ロコモーション」(ロコローションじゃないよ。(笑))といった夏にピッタリのスタンダードナンバーを演奏していたこともあり、楽しい夜を過ごさせてもらった。

 夏に飲むならやっぱりビアガーデン。名古屋周辺にお住まいの方はもちろん、そうでない方も万博に行くついでに、ビアガーデンでもいかがだろうか?

 詳しくはこちら。(期間限定だったため、現在はサイト閉鎖。)

2005年6月12日日曜日

2005年ブレイクアーティストの動向

 今年は例年以上にたくさんのアーティストがブレイクを果たしている。それは同時にたくさんの一発屋予備軍を生んでいることにもなる。そこで、今回は彼らの現状をまとめ、今後の動向を占いたい。

 昨年リリースのデビュー曲「ツバサ」がじわじわとチャートを上昇し、春にブレイクを果たしたのは「アンダーグラフ」だ。PVに長澤まさみが出演したことも話題になった。彼らは既に2ndシングル「君の声」を4月20日にリリースし、スマッシュヒットを記録している。「ツバサ」ほどのインパクトは無かったが、6月15日には1stアルバム「ゼロへの調和」のリリースが予定されており、このチャートアクション次第では、トップアーティストとして定着できそうだ。

 デビュー曲「未来の地図」がフジテレビ系バラエティあいのりの主題歌になり大ブレイクを果たしたのは「Mi」だ。6月22日リリース予定の2ndシングル「オレンジ色のココロ」は1stに引き続きアッパーなロックチューンで、2作連続のヒットが期待できる。あいのりでデビューといえば「I WiSH」だが、彼女らはグループとしては尻つぼみだった印象があるので、悪いジンクスを打ち破ってもらいたい。

 3rdシングル「NO MORE CRY」が日本テレビ系ドラマの主題歌となり大ブレイクしたのは「D-51」。その後リリースしたアルバム「ONENESS」は伸び悩んだが、avexの夏のイベント「a-nation」へのゲスト出演を決めるなど、精力的に活動中だ。7月6日には待望の4th「ハイビスカス」がリリースされるので、動向に注目だ。

 デビュー曲「feel my soul」がいきなり月9主題歌になりブレイクしたのは「YUI」だ。あぐらをかいて演奏する独特なスタイルも印象的な彼女は6月22日に2nd「Tomorrow's way」をリリース。彼女独特の声で聴かせるバラードナンバーで、映画の主題歌になっていることから、今作もヒットが期待できる。

 デビュー曲「PRIDE」がガンダムの主題歌となり大ブレイクを果たしたのは、ハイカラこと「HIGH and MIGHTY COLOR」。彼女らは4月20日にインディーズ時代から人気の高かった「OVER」をリリース。「PRIDE」と同様、アッパーなノリノリチューンでヒットが期待されたがチャートでは奮わなかった。そして、6月22日には3rd「RUN☆RUN☆RUN」をリリース予定。夏にピッタリナンバーで、今後を占うという意味でも、早くもこの曲で正念場を迎えると言っても過言ではないだろう。ガンダム主題歌でデビューしたこともあり、アニメソングを歌っているというイメージが強いので、そのイメージを払拭し、新たなイメージを市場に浸透させることができれば、一発屋にならずにトップアーティストへと駆け上がっていくことができるだろう。

 ハイカラと同様にガンダムの主題歌「僕たちの行方」でデビューすると、初登場でオリコン1位という衝撃的な結果を残したのは「高橋瞳」。8月10日には2nd(タイトル未定)が発売予定ということもあり、彼女にもハイカラと同様、早くガンダムのイメージを払拭することを期待したい。

2005年6月10日金曜日

巨人はロッテより弱かった

 これ、今日の某スポーツ新聞の見出しです。(笑)

 交流戦の対戦成績はロッテの5勝1敗ということで、加藤哲郎氏の発言は正しかったことが証明されました。

 Gファンとしては調子の上がらないチーム状態にイライラする一方で、その見出しで思わず笑ってしまった、そんな出張移動中のひとコマでした。

2005年6月5日日曜日

オールスターファン投票注目の選手

 プロ野球オールスターのファン投票が受付中である。例年通りセ・リーグは阪神勢が全ポジションを独占しそうな勢いで票を集めており、一方、パ・リーグでは各球団の実力者が上位に名を連ねている。

 そんななか注目は西武の売り出し中、「おかわり」中村だ。マークシートの投票用紙に名前が載っていないというハンデがありながらも三塁手部門と指名打者部門で票を伸ばし、上位をうかがっている。チームでも1,2位を争う人気者だし、票のポジションが分散せず集中すれば、ファン投票選出によるオールスター出場も夢ではない。

 ちなみに個人的には、指名打者部門に票を集中させた方がいいような気がする。三塁手部門で小笠原に勝てるとは思えないからだ。