2026年10月13日火曜日

CDレビュー あいみょん「唇を追え!」

 あいみょん10周年のベスト盤は3枚組の大ボリューム。2枚がシングルベストで最後のDisc3はB面ベストとなっているが、どっちも甲乙つけがたい聴き応え。

 もちろんDisc1と2は聞き覚えのある曲が並んでいて、一方でDisc3はそうではないのだが、知らないはずなのにそうは思えないようにスッと耳に入ってくるサウンドが、まさにあいみょんマジックだと思う。

 ダンスミュージックやアイドル勢が席巻する今の音楽シーンにおいて、本来ならJ-POPど真ん中であるはずのあいみょんのサウンドは、チャートで目立つのが難しくなっている現状だが、本来なら日本人ならもっとあいみょんの曲を聴きたいはず。今こそ聴くべきベストアルバムだと思った。 

2026年10月12日月曜日

セイバーメトリクス2026 投手編

 セイバーメトリクス企画の投手編。30イニングス以上の投手でランキングを紹介する。

 まずは投手盤のセイバーメトリクスの代名詞とも言えるWHIP。1.20未満で及第点、1.00未満なら超一流。

 1.モイネロ0.74 2.浜地0.80 3.鈴木豪0.84 4.マルティネス0.84 5.マチャド0.86 6.高橋(T)0.89 7.柳川0.90 8.椋木0.94 9.栗林0.95 10.藤平0.95 11.隅田0.96 12.津森0.96 13.増居0.97 14.堀田0.98 15.山崎(B)0.98 16.八木0.99 17.村上0.99 18.井上0.99 19.レイノルズ0.99 20.ルケーシー1.00

 シーズン終盤に戻ってきたモイネロが12球団トップ。やはりこの人は凄かった。注目はヤクルト増居。来シーズン更なる飛躍があるか。期限ギリギリで入団してあまり目立たなかったルケーシーだが、かなりの好成績。もし残留するのならこちらも来シーズンに向けて注目。

 続いてFIP。守備に影響されない投手の総合力の指標で、概ね防御率を同じ感覚で見られるように補正されているため、2.50未満なら好成績と言えるか。

 1.工藤0.99 2.ハーン1.17 3.森浦1.68 4.堀1.71 5.藤平1.78 6.レイノルズ1.85 7.杉山1.97 8.高橋宏1.99 9.マルティネス2.00 10.高橋(T)2.09 11.ターノック2.12 12.ドリス2.14 13.佐藤隼2.26 14.平良(L)2.26 15.松山2.27 16.中川2.28 17.高2.34 18.才木(T)2.34 19.井上2.35 20.ハワード2.36

 工藤が12球団トップだが、2位のハーンもそれに匹敵する好成績。そこまで良かった印象は無いのだが、3位の森浦と共にかなり強力なリリーフを形成していた。意外なところではハワードが20位に入ってて、退団濃厚と報じされているが残留させても良いかも。

 最後はK/BB。MLB中継では取り上げられることも多くなってきている印象で、3.5超えると好成績と言われる。

 1.高橋(T)8.82 2.下村8.50 3.隅田7.05 4.マチャド6.71 5.中川6.67 6.松本裕6.63 7.涌井6.57 8.堀5.89 9.藤平5.89 10.才木(T)5.83 11.栗林5.61 12.澤田5.43 13.工藤5.33 14.森浦5.25 15.井上4.87 16.曽谷4.87 17.山野4.75 18.平良(DB)4.74 19.佐藤隼4.71 20.伊藤4.68

 阪神の高橋がさすがの成績だが、それに次ぐのが同じく阪神の下村。ベテラン涌井も頑張ってて、まだまだ第一線で活躍できる投手であることを証明している。 

2026年10月11日日曜日

セイバーメトリクス2026 野手編

 レギュラーシーズン終了後の恒例企画。今年もセイバーメトリクス主要指標のトップ20を紹介。60打席以上を基準としている。

 まずは元祖セイバーメトリクスと言える出塁率。4割以上ならトップクラス。3割5分で合格点と言われている。

 1.近藤.431 2.古市.414 3.森下.394 4.佐藤輝.383 5.丸山和.375 6.レイエス.375 7.近本.374 8.阿部.373 9.正木.372 10.栗原.365 11.筒香.364 12.大山.364 13.牧.363 14.サンタナ.360 15.郡司.356 16.杉澤.356 17.細川(D).354 18.西川(M).353 19.古賀悠.352 20.村松.351

 12球団トップは貫禄の近藤。そしてそれに次ぐのは古市という意外な名前。DeNAは松尾の出場機会を確保するために山本祐を放出したが、むしろ古市が台頭した形か。他にも丸山和や杉澤と言った意外な名前がランキングに入っている。来シーズンはレギュラーをつかむか。

 次はOPS。MLBの中継などで出てくるので、もうすっかりお馴染みの指標。.800を超えれば一流。1.0超ならMVPクラスと言われる。

 1.近藤.999 2.佐藤輝.991 3.森下.951 4.レイエス.946 5.山口.931 6.牧.927 7.栗原.922 8.正木.888 9.古市.883 10.丸山和.871 11.杉澤.856 12.筒香.848 13.柳田.828 14.ネビン.826 15.吉田(F).820 16.大山.819 17.サンタナ.815 18.エンカーナシオン.815 19.マッカスカー.815 20.山本恵.803

 三冠王の佐藤輝より近藤の方が上。これは意外だった。柳田は.800超えで完全復活。2年は数字を落とす外国人選手が多い中、ネビンのこの成績は立派。

 最後は走塁力の指標であるSPD。あまり使われることのない指標だが、走力を示す指標はまだほぼ存在してないので、今後もっと数値化されていっても良いと思っている。ちなみに7.0を超えるとかなりの俊足レベルと言われている。

 1.矢澤11.38 2.西川(F)8.88 3.門脇8.84 4.並木8.11 5.五十幡7.50 6.庄子7.24 7.麦谷6.91 8.小深田6.29 9.渡部(B)6.22 10.周東6.20 11.三森6.12 12.野村(H)6.11 13.大盛5.98 14.水野5.62 15.愛斗5.60 16.池田(M)5.56 17.西川(L)5.46 18.梶原5.25 19.岩田5.24 20.平山5.22

 矢澤が12球団トップ。他にも各球団のキーマンとなっている選手の名前が並んでいて、投高打低の近年のプロ野球において、スピードのある選手の重要性が高まっていることが垣間見える。ちなみに、スピードスタートして今シーズン一気にブレイクした浦田は4.74で23位だった。

2026年10月10日土曜日

MLB Plays of the Week 2026

 レギュラーシーズン終了後の恒例企画。BSで毎週放送されているMLB Plays of the Weekで取り上げられた全1,300プレーを集計し、取り上げられたチームのランキングと、そのチームで最も多く取り上げられた選手を紹介。

1.カブス (75) Pete Crow-Armstrong
2.フィリーズ (59) Derek Hill,Kyle Schwarber
3.ガーディアンズ (58) Brayan Rocchio
4.パドレス (55) Jackson Merrill
5.ブルージェイズ (54) Daulton Varsho
6.ブリュワーズ (53) Jacob Misiorowski
6.エンゼルス (53) Wade Meckler
6.ブレーブス (53) Matt Olson
9.ドジャーズ (50) Shohei Ohtani
10.メッツ (48) Carson Benge
10.ホワイトソックス (48) Munetaka Murakami
12.パイレーツ (47) Konnor Griffin
13.カージナルス (46) Jordan Walker
13.アストロズ (46) Yordan Alvarez,Cam Smith
13.アスレティックス (46) Denzel Clarke
16.ロイヤルズ (45) Bobby Witt Jr.
17.レイズ (42) Junior Caminero
17.マリナーズ (42) Randy Arozarena
19.レッズ (41) Elly De La Cruz
19.ダイヤモンドバックス (41) Corbin Carroll
21.レッドソックス (39) Caleb Durbin,Ceddanne Rafaela
22.マーリンズ (37) Jakob Marsee
23.ナショナルズ (36) Nasim Nunez
24.ヤンキース (33) Cam Schlittler
25.オリオールズ (32) Colton Cowser
26.タイガース (31) Kevin McGonigle
27.ロッキーズ (27) Tyler Freeman,Jake McCarthy
28.ツインズ (24) Austin Martin
29.ジャイアンツ (20) Bryce Eldridge,Jung Hoo Lee
30.レンジャース (19) Ezequiel Duran

  チーム別ではカブスがぶっちぎりの1位で、PCAは個人としてもぶっちぎりの1位。今年はこの人の年だったと言える。

 基本的には野手のプレーが紹介されることがほとんどのこの番組にあって、ブリュワーズトップがミザロウスキーというのは、これもまた、投手としては今年はこの人の年だったと言えるということだろう。

 大谷が去って、日本での注目度はほぼ無くなったエンゼルスでは、メックラーという新鋭が出てきている模様。巨大戦力を持ちながら力を発揮することなく低迷したメッツだが、ベンジの台頭は希望の光。

 村上がチームトップの回数だったのは、この人が今年のチームの顔だった証。我がレッズは今年もデラクルーズがトップで、レンジャースは曲がりなりにも地区優勝を争ったチームだが、注目度は低かったようである。

2026年10月9日金曜日

プロ野球順位予想2026の振り返り

 公式戦、最後の最後の最終戦まで順位が確定しなかった今年のプロ野球。果たして今年の順位予想は当たったのか?

 「パ・リーグ順位予想 2026年版」
 「セ・リーグ順位予想 2026年版」

 パ・リーグ
 予想:1ソ 2日 3オ 4楽 5西 6ロ
 結果:1ソ 2西 3日 4オ 5ロ 6楽


セ・リーグ
 予想:1巨 2中 3神 4広 5D 6ヤ
 結果:1神 2巨 3D 4広 5ヤ 6中

 今年は例年に増して酷いな。

 パ・リーグは優勝チーム以外は外し。特に西武の躍進は全く読めてなかった。ロッテは期待の若手が全く戦力になってないと切り捨てたが、そのうちの一人の山口が大ブレイクしたのも予想外。

 セ・リーグは、阪神の連覇を全く読めてなかった。強さは認めつつも体質的に連覇は無いと予想したが、その連覇を達成した。中日は他球団がネガティブな要素が多い今シーズンにおいて、唯一ポジティブ要素しかないとして2位予想したが、歯車がかみ合わない一年になってしまった。

 果たして12球団的中する日は来るのだろうか。でも、これだけはやり続けます。

(参考) 「プロ野球順位予想2025の振り返り」

2026年10月3日土曜日

Fumina Hisamatsu Tour 2026@ell.SIZE

 気付いたら、前回史奈のライブに行ったのはコロナ禍前。そんなに行ってなかったのか。自分でもビックリ。

 会場はell.SIZE。ellと言えば冨カン聴いていた頃からよく聞く名前で、言ってみれば若手ミュージシャンの登竜門的な場所。一度は行ってみたいと思っていたので、ついに行けたという意味でもいつもよりテンションが上がっていたが、普通のライブハウスでした。当たり前か。

 久しぶりの史奈のライブということになったのだが、全然久しぶりとは思えないぐらい、体が自然と音楽に乗るし、最高の時間。考えてみれば、今でこそ自宅に1,000枚ぐらいはCDがあるが、高校生の頃は自分のCDとしては史奈のアルバムしか無かったはずだし、それこそそれを毎日のように擦り切れるほど聞いていたのだから、自分のJ-POP好きの礎は久松史奈と言っても過言じゃない。

 やっぱり自分は久松史奈の音楽が大好きだ。それを思い出させてくれた最高のライブだった。来年、これもまた冨カン時代によく名前を聞いたハートランドにて史奈がライブをやる予定とのこと。行くしかないな。

(セットリスト)
M01.東京ロックシティー1999
M02.Sonic
M03.ゼロから
M04.HELLO!
M05.すてきな MY LIFE
M06.FALLING LOVE
M07.BRING BACK THAT SHINE
M08.光と影
M09.瞬きもせずに
M10.思考回路
M11.LADY BLUE
M12.YOU ARE THE ONE
M13.HE GOES DOWN
M14.天使の休息
M15.ALIVE

 ~アンコール~

EN1.MAYBE

2026年10月1日木曜日

MLBセイバーメトリクス2026 投手編

 毎年のことだが、野手編の次は投手編。50イニングス以上のWHIPランキングTOP30を紹介。

1.Jacob Latz (TEX) 0.81
2.Jacob Misiorowski (MIL) 0.85
3.Logan Henderson (MIL) 0.85
4.Brandyn Garcia (AZ) 0.88
5.Garrett Whitlock (BOS) 0.90
6.Trevor Megill (MIL) 0.91
7.Yoshinobu Yamamoto (LAD) 0.91
8.Mason Miller (SD) 0.93
9.Tyler Wells (BAL/TB) 0.93
10.Steven Okert (HOU) 0.93
11.Kevin Kelly (TB) 0.94
12.Bryan Baker (TB) 0.95
13.Cam Schlittler (NYY) 0.95
14.Drew Rasmussen (TB) 0.95
15.Tyler Glasnow (LAD) 0.96
16.Dylan Lee (ATL) 0.97
17.Ben Brown (CHC) 0.97
18.Tarik Skubal (DET/LAD) 1.00
19.Rico Garcia (BAL) 1.00
20.Louis Varland (TOR) 1.00
21.Tanner Scott (LAD) 1.01
22.Luke Weaver (NYM/PIT) 1.01
23.Max Fried (NYY) 1.01
24.Cade Smith (CLE) 1.01
25.Shohei Ohtani (LAD) 1.02
26.Jonathan Loaisiga (AZ) 1.04
27.Abner Uribe (MIL) 1.04
28.Mason Montgomery (PIT) 1.05
29.Taylor Clarke (AZ) 1.05
30.Jhoan Duran (PHI) 1.06

 全体1位のラッツは、無名と言ってもいい選手だと思うが、年齢的には中堅どころのリリーバー。メジャー定着3年目の今シーズンにクローザーに定着した選手ということで、注目していきたい。

 リリーバーが上位に並ぶことが多いこのランキングにおいて、ミザロウスキーが全体2位なのは驚異的すぎる。そのミザロウスキーのせいで目立たないが、山本も凄い。

 他にもブリュワーズの選手が多く名を連ねているのが目立つのと、安定感が無いイメージのスコットが好成績なのは意外。

 そして、OPSランキングでも上位にランクされていた大谷がWHIPでもTOP30内に入っていて、凄すぎ。投手としてフルシーズンは投げられなかったし、打者としても尻すぼみだったこともあって、今年はMVPは厳しいと言われているが、それは大谷基準だからそう思われてしまっているのであって、今年初めてこの成績を残していたら、MVP獲れていたと思う。