「ネビュラロマンス」という架空の映画のサウンドトラックというコンセプトで制作された最新アルバムの「ネビュラロマンス 前篇」を引っ提げた今回のツアーは、その世界観をそのまま表現したステージだった。
ライブと言うより、それはもうネビュラロマンスという作品の舞台。開始当初は世界観についていけず、ステージに気持ちがうまく入り込めなかったのだが、徐々にストーリーを楽しめるようになってきて、途中からは完全に舞台を見に来たという気になっていた。
このまま、ずっとネビュラロマンスのストーリーが展開していくのかと思ったら、それは50分ぐらいで終了。ここまでがライブの前半で、後半はヒット曲が続く普通のライブ構成。1回で舞台とライブが楽しめる、とても贅沢な構成だった。
しかも、その後半部分のセットリストがたまらない。Perfumeはテレビにもよく出るので代表曲はもう何度も聴いているし、かと言って自分はそんなにコアなファンでもないので、あまりレアな曲は知らない。そんな特別熱心でもなければ初心者でもない自分ぐらいのファンにとっては、たまらない選曲で、特に後半はあっという間に感じられた。後半の冒頭、のっちのマイクがおかしかったのは、ちょっと気になったけど。
ネビュラロマンスの後篇となるアルバムのレコーディングは順調に進んでいて、残すところあと1曲とのこと。年内にリリースすると言っていた後篇のアルバムはもちろん、それを引っ提げて行われるであろう次のツアーにも是非とも行きたい。
MCで名古屋の食べ物の話があったが、その中でコンパルの名前が出てきたのにはビックリした。確かに、あそこのモーニングは名古屋名物と言ってもいいかも。
SIDE A
M01.The Light
M02.ラヴ・クラウド
M03.Cosmic Treat
M04.Starlight Dreams
M05.IMA IMA IMA
M06.すみっこディスコ
M07.Morning Cruising
M08.タイムカプセル
M09.時空花
M10.メビウス
SIDE B
M11.Cling Cling
M12.Baby cruising Love
M13.コンピュータードライビング
P.T.A.のコーナー~GO FOR IT!! (西野カナcov.)
M14.Party Maker
M15.NIGHT FLIGHT
M16.チョコレイト・ディスコ
M17.微かなカオリ
M18.無限未来