2024年11月23日土曜日

CDレビュー あいみょん「猫にジェラシー」

 絶好調のあいみょん。5thアルバム「猫にジェラシー」も、これまで同様に素晴らしい楽曲揃いである。

 ただ、不思議と最近はヒット曲に恵まれていない。最後のヒット曲は裸の心だと思っていて、もう4年以上前のこと。ただ、このアルバム収録の「会いに行くのに」や「リズム64」は、J-POP王道のような楽曲で、音楽好きの日本人なら絶対に好きになる曲だと思う。

 J-POPど真ん中を歩き続け、年々J-POP純度が高まってきているように感じられるあいみょん。その決定版のようなこのアルバムは、もっと注目されるべきアルバムだと思う。

2024年11月22日金曜日

ついにプロ野球でもタイブレーク導入へ

 ついにプロ野球でもタイブレークが導入されることになった。導入されるのはファーム公式戦のみで、まだ一軍の公式戦では導入予定はないが、着実にその足音が聞こえてきている。

 方式は、無死二塁から始める方式と無死一、二塁で始める方式を両リーグで分けて導入するとのことだが、全くもって理解不能。そもそもタイブレークとはその文字通り、引き分けが許されない試合において、勝敗を決するために行われるものであり、引き分けというものが存在するプロ野球公式戦において導入するということは、たとえファームの試合であっても絶対におかしいと思う。百歩譲ってどうしても導入したいのなら、試合が決着するまでは延長は無制限で続けて欲しい。

 繰り返すが、タイブレークというのは引き分けが許されない、例えばトーナメント形式の試合にのみ適用するべきものであり、今のプロ野球は引き分けが存在するのだから、タイブレークを導入する意味は無い。まだクライマックスシリーズや日本シリーズ(第8戦以降)のように、どうしても決着を着けたい試合に限定して導入するのなら分からなくもないが、通常のレギュラーシーズンの試合に導入するのは、全くもって理解できない。

2024年11月21日木曜日

レコード大賞展望2024

 加速する年末モードということで、レコード大賞候補曲も発表された。

・I wonder (Da-iCE)
・幾億光年 (Omoinotake)
・紅の蝶 (山内惠介)
・Supernatural (NewJeans)
・NEW KAWAII (FRUITS ZIPPER)
・Bling-Bang-Bang-Born (Creepy Nuts)
・Masterplan (BE:FIRST)
・夢みた果実 (純烈)
・ライラック (Mrs.GREEN APPLE)
・Love seeker (JO1)

 紅白歌合戦出場歌手の紹介でも書いたが、今年は兎にも角にも「Bling-Bang-Bang-Born」「ライラック」「幾億光年」の年。この3組とも番組に呼べたので、今年のレコ大は完璧な選出。この3組の中でも特にCreepy NutsとMrs.GREEN APPLEが飛び抜けているので、どう考えてもこのどちらかが大賞を受賞すると思うし、そうじゃないとおかしいと思うが、ではそのどちらが栄冠に輝くかと言うとそれを予想するのはとっても難しい。個人的にはレコ大の歴史に多くのミュージシャンの名を刻んだ方が良いような気がするので、昨年受賞したMrs.GREEN APPLEには一歩引いてもらって、今年はCreepy Nutsで良いような気がする。

 新人賞は、ILLIT、梅谷心愛、こっちのけんと、小山雄大、ME:Iの5組。この中では、こっちのけんとが頭一つも二つも抜けた存在だが、この人は確かにブレイクしたのは今年だがデビューは2022年なので、そもそも新人賞受賞の資格があるのだろうか。Omoinotakeだって、デビューはほぼ同時期でブレイクしたのは今年ということで、ほぼ同条件だが。ということで、こっちのけんとは新人賞の資格無しと判断して、予想はME:Iとしたい。

2024年11月20日水曜日

TeamsのURLが短縮化!

 とにかく長いTeamsの会議接続先URLが短縮化される予定とのこと。

 「Microsoft Teams: Short meeting URL

 これは素晴らしい。これで、各種資料やメールを埋め尽くしていた文字列が一気に短くなるということで、見やすくなる。

 実装は2025年1月を予定しているとのこと。楽しみですね。

2024年11月19日火曜日

第75回紅白歌合戦の出場歌手発表!

 今年も残すところ1ヶ月余り。まだまだ年末モードではないが、今年も大みそかに放送される紅白歌合戦の出場歌手が発表となった。

 「第75回紅白歌合戦

【紅組】
aiko(15)
あいみょん(6)
ILLIT(初)
石川さゆり(47)
イルカ(2)
HY(3)
坂本冬美(36)
櫻坂46(4)
椎名林檎(9)
Superfly(8)
高橋真梨子(6)
tuki.(初)
天童よしみ(29)
TWICE(5)
乃木坂46(10)
ME:I(初)
MISIA(9)
水森かおり(22)
緑黄色社会(3)
LE SSERAFIM(3)

【白組】
Omoinotake(初)
Creepy Nuts(初)
GLAY(4)
郷ひろみ(37)
こっちのけんと(初)
THE ALFEE(2)
JO1(3)
純烈(7)
Da-iCE(初)
TOMORROW X TOGETHER(初)
Number_i(初)
新浜レオン(初)
Vaundy(2)
BE:FIRST(3)
福山雅治(17)
藤井 風(3)
星野 源(10)
Mrs. GREEN APPLE(2)
南こうせつ(6)
三山ひろし(10)
山内惠介(10)


 今年の音楽シーンは、とにもかくにも「Bling-Bang-Bang-Born」「ライラック」「幾億光年」抜きでは語れない年というのは多くの音楽ファンの共通認識だと思うので、その3組をしっかり抑えているあたり、さすがは国民的音楽番組だと思う。この3曲の大ヒットには及ばないものの、同じぐらいの話題性があるこっちのけんとも出場ということで、早くもニュースを賑わせている。

 他には、THE ALFEEやGLAYの復帰が話題になっているが、それよりも何よりも最大の目玉はtuki.だと思う。かつての岡本真夜のように紅白歌合戦でついにそのベールを脱ぐのか。それとも近年の多くのヒット歌手のように顔出し無しを貫くのか。とにかく大注目である。

 イルカって2回目なんですね。全盛期の頃、もっと出場してそうなのに。

2024年11月16日土曜日

史上最多ではなかった今オフの動き

 今オフ、例年になく動きが激しい。既に公示されたFA宣言に加え、ポスティングが報じられている選手はこんなにも居る。

MLB移籍前提:菅野、小笠原、青柳、佐々木
国内MLB両面:九里
国内:原口、大山、木下拓、福谷、石川、甲斐、茂木

 実に12選手。こんなに多いのはさすがに史上最多だろうと思って調べてみたところ、過去に今年と同じく12人が移籍したオフがあった。それが2011年のオフ。

〇FA(国内移籍)
杉内 H→G
許銘傑 L→Bs
帆足 L→H
小池 D→DB
鶴岡 G→DB
サブロー G→M
村田 DB→G

〇FA(海外移籍)&ポスティング
和田、川崎、岩隈、青木、ダルビッシュ

 こんなに動いたオフがあったとは、改めて驚き。ちなみにこの12選手以外にも、FA宣言残留とポスティング不成立が4人居たので、オフシーズンが始まった時点では16選手に移籍の可能性があったことになり、今オフよりも多い。

 果たして、今オフはこの12選手全員が移籍して、過去最多タイとなるのか。注目していきたい。

2024年11月14日木曜日

野球観戦記 ~スモールベースボールとブルペンゲーム~

 2024.11.13 日本代表×オーストラリア代表@バンテリンドームナゴヤ(プレミア12)
豪 000 003 000│3
日 111 200 13X│9

 代表戦は何度か観戦したことがあるが、ほとんどが強化試合の類の試合であり、本戦を観戦するのは、記憶が確かなら第1回WBC以来。あれはもう約20年も前のことなのか。

 先発は巨人井上。開幕第一戦を任せられるほどの投手に成長したのかと思うと、ファンとしては誇らしい。この試合に投げた投手は、中4日でオープニングラウンドの最終戦に投げ、その後は中5日で決勝に投げられるので、唯一大会期間中に3試合先発できる可能性がある。井上はそんな大車輪の活躍を見せることができるのか。

 スコアを見ると日本の大勝だし、実際、13安打を放ったので打線活発のようにも見えるが、自分としては今大会の優勝は厳しいと感じた。というのも、スモールベースボールと言えば聞こえはいいが、とにかく打線に迫力が無い。この日の13安打のうち、長打は二塁打3本あっただけ。しかも3本とも、たまたま飛んだコースが良かっただけで、外野の頭を越してないので、いかにもパワー不足。本来、世代を代表すべく若き大砲たちが軒並み出場辞退したので仕方ない面はあるが、この打線では強豪相手に点を取ることは難しそう。

 一方で、オーストラリアの得点は全てホームランによるもので、ここ一番での怖さがあるチームだと感じた。そんな魅力ある打者がいるオーストラリアチームだが、気になったのは投手起用で、この日は完全にブルペンゲーム仕様。とにかくちょっと打たれたらすぐ交代で、登板した投手はなんと12人。別にルール違反ではないので問題は無いのだが、これだけ投手交代が多いと、見ている方としては間延びするし、世界大会という冠がついた大会での投手起用では無いように感じられた。