2025年7月4日金曜日

何とも人を見る目が無い

 この時期は定期人事。ということは昇進昇格の時期でもある。

 自分が当事者ではなくなって以降、同期・後輩・お世話になった諸先輩の動向がどうしても気になるもの。その中で、面倒を見た後輩が自分よりも高い役職に就くことも珍しく無くなって来た。

 ただ、伸びると思っていた後輩が自分より偉くなっても何とも思わないし、むしろ頼もしく思えたりする。ただ、伸びると思っていた若手が全然伸びずに燻っていたり、逆に箸にも棒にもかからないと思っていた人が思いのほか早く出世しているのを見ると、自分には人を見る目が無いのかと思ったりもする。

 今年の定期人事では、まさにそういった例があって、本当にどうしようもないと思っていた若手社員がかなりのスピード出世していた。それほど人を見る目に自信があるわけでもないのだが、改めて痛感させられた。 

2025年7月2日水曜日

ヒットチャートを楽しみたい

 音楽の楽しみ方の一つにヒットチャートがあると思う。80年代から90年代にかけては、テレビでもラジオでもチャート番組がたくさんあって、ヒットチャートに触れる機会が多かった。

 しかし、いつの頃からか徐々にそういった番組は減っていき、今ではかなり積極的に情報を取りにいかないとヒットチャートに触れることは難しい。どうしてこうなってしまったのだろうか。

 ただ、YouTubeを探すと、アメリカのビルボードチャートはTOP50のサビの部分をつないで10分ぐらいの動画にしているチャンネルがあったりして、チャートが楽しめる。日本でも、こういったチャンネルをビルボードジャパンなり、オリコンなりが開設すればいいのにと思う。それこそ、チャート番組に老舗で、今でも形を変えて放送を継続しているCDTVがYouTubeでこういったコンテンツを作るのも面白いと思う。

 CDTVと言えば、先日放送された上半期のランキングは面白かった。サブスク全盛でとにかくヒット曲はロングヒットする傾向にある昨今の音楽シーンで、通常通り上半期ランキングを作成すると、おそらく半分以上が昨年以前にリリースされた楽曲で構成されることになると思うのだが、敢えて今年リリースとなった楽曲に限定したTOP30でまとめていたのは、なかなか興味深かった。こういった攻めの切り口を持っているCDTVならもっとヒットチャート文化を復権させるような動きを取ることができると思う。 

2025年7月1日火曜日

3×9+1

 会社の定期人事は7月なのだが、この7月をもって課長10年目を迎えることになった。

 思い返すと、担当者で9年、係長クラスで9年を過ごして、課長もこれで9年。明日から10年目を迎えるということは、会社人生で課長をやっているのが一番長くなるということで、入社した時はまさかこんなサラリーマン人生が待っているとは思っていなかったので、こうなったかと思うと感慨深いものがある。

 今の自分の立ち位置を考えると、更なる昇進は考えにくいし、会社の人事制度を鑑みるとよほどの不祥事を起こさない限りは降格も無いだろう。ということは、一番長いポジションが課長という今の状況では収まらず、下手したら会社人生の半分を課長で過ごすということにもなるのかも。その日を迎えるのは9年後。まだまだ先の話のようにも思えるが、きっとあっという間にその日は訪れるでしょうね。

2025年6月29日日曜日

シネマレビュー 「F1」

 F1の中継でもしばしば話題になっていた映画「F1」がついに公開。

 前評判が高かったので、けっこう期待して行ったのだが、その期待を遥かに超える面白さだった。こんな面白い映画は久しぶりかも。

 面白い要因の一つは、主人公と主人公が属するチーム以外は、全て実在のドライバーとチームが出てくること。そのため、まるで本当にこのチームが新チームとして新規参入していて、そのドキュメントを見せられているのではないかと言う錯覚に陥ることができる。実際、来シーズン、1チーム新規参入することも、よりその感覚に覆われる要素かも。

 そして、出てくる場面場面が凄くリアルだし、F1のレースの面白さはもちろん、チーム戦略の面白さも、ちょっと大げさなくらいダイナミックに描かれていて、実際のレースを観ているのと同じくらいかそれ以上に興奮した。

 低迷するチームを立て直すために主人公が新たにチームに加わってからの後半9戦が映画のストーリーなのだが、これをF1をあまり観たことが無い人が観てF1ファンになったとしても、実際のF1は退屈に思えてしまうかな。というのも、ここで描かれた9レースは、実際にはどれもが年に1度あるか無いかぐらいのレベルの面白いレースなので。

 メキシコの次がスパだったのがちょっと頂けなかったけど、それ以外は完璧と言ってもいいほど面白い映画だった。これはブルーレイ出たら買うしかないな。

(ストーリー:公式サイトより)
 かつて“天才”と呼ばれた伝説のF1レーサー、ソニー(ブラッド・ピット)が、再びサーキットに戻ってきた。誰よりもレースの過酷さを知る男が現役復帰を果たした先は、どん底の最弱チーム。しかし、常識破りなソニーの振る舞いに、自信家のルーキードライバー・ジョシュア(ダムソン・イドリス)やチームメイトたちは困惑し、度々衝突を繰り返す。バラバラなチーム、そして、最強のライバルたち。敗北が濃厚となる中、ソニーの“常識破りの作戦”が最弱チームを導いていく――!果たして彼らは、その無謀とも言える賭けで逆転できるのか?それぞれの情熱と誇りを胸に、命がけで夢<スピードの頂点>へ挑む!

2025年6月28日土曜日

CDレビュー [Alexandros]「PROVOKE」

 9thアルバムは、見事なまでのロックサウンドに仕上がっていた。

 気付いたら彼らもデビューして15年ほどの月日が経っていて、これほどのキャリアを積み重ねると、とかく音が複雑になったり難しくなったりすることが多いが、このアルバムは全く逆で、よりシンプルで純度の高いロックンロールの方向に向かっているように感じた。

 シンプルだから聴きやすいし、それゆえにポップなサウンドにも聴こえるけど、でも彼らがやりたいことはカッコいいロック。その共存度合いが益々研ぎ澄まされていっているのが、彼らの魅力なんだと思うし、そのことを感じされるのが今作だと思う。

 「starrrrrrr」や「ワタリドリ」のようなキラーチューンは無いかも知れないけど、全体的に聴き応えがあるアルバムだと思う。

2025年6月27日金曜日

2025年上半期MSVランキング

1位 : ライラック (Mrs.GREEN APPLE)
2位 : 青と夏 (Mrs.GREEN APPLE)
3位 : ROSE (HANA)
4位 : ダーリン (Mrs.GREEN APPLE)
5位 : クスシキ (Mrs.GREEN APPLE)
6位 : 怪獣 (サカナクション)
7位 : Soranji (Mrs.GREEN APPLE)
8位 : APT. (ROSE & Bruno Mars)
9位 : かわいいだけじゃだめですか? (CUTIE STREET)
10位 : Plazma (米津玄師)
11位 : GRIT (BE:FIRST)
12位 : Spacecraft (BE:FIRST)
13位 : ビターバカンス (Mrs.GREEN APPLE)
14位 : TWILIGHT!!! (King Gnu)
15位 : 消費期限 (SEVENTEEN)
16位 : GOD_i (Number_i)
17位 : 天国 (Mrs.GREEN APPLE)
18位 : breakfast (Mrs.GREEN APPLE)
19位 : ケセラセラ (Mrs.GREEN APPLE)
20位 : BOW AND ARROW (米津玄師)
21位 : HEART (King & Prince)
22位 : バリア (SixTONES)
23位 : UDAGAWA GENERATION (櫻坂46)
24位 : オトノケ (Creepy Nuts)
25位 : Love yourself! (日向坂46)

 Mrs.GREEN APPLE独り勝ちの様相を呈してきているチャートシーン。出す曲出す曲がヒットするのはもちろん、出した曲出した曲もが再ヒットし、実にトップ25に9曲も送り込んだ。

 全体的にロングヒットの傾向がどんどん強まり、上半期のランキングの多くが昨年リリースされた曲が占められる中、注目は今年デビューのHANA。デビュー曲での大ヒットとなった。

 サカナクションは見事に復活。元ジャニーズ勢や坂道グループは、かつてほどヒットしている印象は無いものの、しっかりとランキングに食い込んだ。

2025年6月26日木曜日

2025年6月MSVランキング

1位 : GRIT (BE:FIRST)
2位 : ROSE (HANA)
3位 : クスシキ (Mrs.GREEN APPLE)
4位 : breakfast (Mrs.GREEN APPLE)
5位 : ライラック (Mrs.GREEN APPLE)
6位 : Plazma (米津玄師)
7位 : Burning Flower (HANA)
8位 : BOYZ (SixTONES)
9位 : encore (Hey! Say! JUMP)
10位 : Chameleon (Aぇ!group)

 1位は、BE:FIRST。デビュー5年目での7thシングルで初の1位獲得となった。

 Mrs.GREEN APPLEは今月も3曲をランクインさせたが、その中で「ライラック」はこれで14ヶ月連続のランクイン。これは史上最長タイの記録で、来月もランクインすると前人未到の15ヶ月連続ランクインとなる。