9thアルバムは、見事なまでのロックサウンドに仕上がっていた。
気付いたら彼らもデビューして15年ほどの月日が経っていて、これほどのキャリアを積み重ねると、とかく音が複雑になったり難しくなったりすることが多いが、このアルバムは全く逆で、よりシンプルで純度の高いロックンロールの方向に向かっているように感じた。
シンプルだから聴きやすいし、それゆえにポップなサウンドにも聴こえるけど、でも彼らがやりたいことはカッコいいロック。その共存度合いが益々研ぎ澄まされていっているのが、彼らの魅力なんだと思うし、そのことを感じされるのが今作だと思う。
「starrrrrrr」や「ワタリドリ」のようなキラーチューンは無いかも知れないけど、全体的に聴き応えがあるアルバムだと思う。
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