2017.7.14 オールセントラル×オールパシフィック@ナゴヤドーム
パ 100 000 131│6
セ 000 101 000│2
1994年にナゴヤ球場で観て以来、約20年ぶりのオールスター観戦は、正に真夏の祭典だった。
試合開始前から、とにかくイベント盛りだくさん。まずは、アオダモ植樹セレモニー。
殿堂入りの表彰セレモニーでは、伊東、星野、平松が登場。
そしてホームラン競争。大谷、柳田、筒香、ゲレーロが登場し、投手として阿部やマギーが出るなど、一風変わった見所もあったが、柳田がケタ違いのスイングスピードを見せつけ優勝。
更には、12球団のチアとマスコットが勢ぞろいしてのダンスパフォーマンス。とても豪華で、ワクワク感がたまらない。
そして、試合開始。スタメンはこちら。
近年、取り沙汰されている、捕手の人材不足感は否めないか。
そして、ここからが真夏の祭典と言われる真骨頂。真剣勝負ではありながらも、勝敗はそんなに気にならないので、とにかく球場全体で応援が行われる。
カープの選手が出てくると球場全体でスクワット応援。大谷への歓声は、やはり一番大きかったし、「ゴー!ゴー!筒香!」のコールも、負けてはいなかった。
試合は地元中日の不運の投手バルデスが、いきなり西武秋山に先頭打者ホームランを食らう展開。セ・リーグも負けじと二番手菊池から筒香が同点ホームランをレフトへ叩き込む。
6回にゲレーロが渋いレフト線へのタイムリーツーベースで勝ち越すが、パ・リーグも、こちらもデスパイネの渋いライト前タイムリーで追いつく。
そして8回。この回からマウンドに上がったマテオから2死2塁のチャンスを作ると、途中出場の内川が、らしいセンター前タイムリーで勝ち越し。続けざまに西川が、昨シーズンの日本シリーズで豪快な一発を髣髴させる特大のツーランを放ち、試合を決めた。
ただ、試合の行方が決まっても、試合そっちのけで盛り上がれるのがオールスター。9回の表に入る時に、球場に流れるZombie Nation。これには大盛り上がりで、球場全体からヤスアキコールが沸き上がった。
MVPは、決勝タイムリーの内川。他の各賞も、全て野手が獲得し、近年のオールスターでの投手の難しさも感じた結果ではあったが、これぞお祭り騒ぎと言えるような、夢のような野球観戦だった。