2024年11月1日金曜日

ホトトギスは鳴かなくてもいいのか

 なかなかホトトギスが鳴いてくれない。

 殺すわけにもいかないし、鳴くまで待っていては手遅れになる。かといって鳴かせてみせようとあの手この手尽くしても、自分の引き出しには限界があるので、どうにも鳴いてくれないこともある。

 これまでは、そういった場面に出くわした時には自分が鳴くことにより、何とか事態を打開してきた。打開できていたかどうかは自分では分からないが、少なくとも自分なりにできていたつもり。ただ、今の職場ではそれが良しとされず、自分自身が鳴くわけにはいかない。

 どうしたものか悩んでいたら、上司からはそもそもホトトギスを鳴かそうと思うからダメで、鳴かなくても最低限の業務運営ができているのであれば、無理して鳴かす必要はないという趣旨の指導が入った。

 一理あるような気もするが、それでは職場の課題は解決されないし、人も成長しない。やっぱり何とか鳴いてもらうしかないのだ。

 これまでの自分のやり方は、三英傑の言葉風に言うと「鳴かぬなら 代わりに鳴きます ホトトギス」といったところか。そして今回頂いた指導は「鳴かぬなら 鳴かなくてもいいよ ホトトギス」かな。

 そのどちらでもない、第6のやり方を見つけないといけないのだが、そんなやり方あるのだろうか。難しすぎる。

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