2024年11月25日月曜日

短期決戦と一発勝負は別物

 シーズンを戦うペナントレースとポストシーズンのような短期決戦は別物という話はよく聞く。しかし、その短期決戦の中でも、一発勝負はまた更に別物だと今回のプレミア12を観て思った。

 プレミア12は決勝戦で敗退。準決勝で負ける姿はよく見た気がするものの決勝で負けるのは珍しいと思いながら見てたが、勝敗を決めたのは一発だった。

 古くは第1回のWBCでも福留が劇的なホームランを放ったり、前回のWBCも吉田正の一発が日本を救った。短期決戦では早め早めの継投だったり、周東や五十幡で見られたような一点をもぎ取る走力がキーとなると言われているが、一発勝負ではホームランを打てる長打力が重要なのではないだろうか。

 今大会では、その力がある岡本、村上、万波は出場辞退した。重要なWBCや五輪では、こういった選手は出てくるだろうから、また違った戦いを見せてくれるとは思うし、この選手たちはまだまだ若いのでしばらくは大丈夫だとは思うが、逆に言うと何らかの事情でこの選手たちが出場辞退するとかなり厳しい戦いを強いられるということが今回のプレミア12で浮き彫りになった。層を厚くしたい。

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