2026年3月15日日曜日

シネマレビュー 「センチメンタル・バリュー」

 さすが、アカデミー候補作。なかなか難しい映画だった。

 主人公は映画監督で、次作のテーマは自身の半生を描く作品。この映画の主人公として、長年疎遠になっていて、女優でもある自身の娘を起用しようとするがOKしない。代役によって撮影は進んでいくのだが、撮影場所として使われるのが実際に主人公が過ごした家ということで、映画の中の映画のシーンとそうではないシーンの交錯がダイナミック。その交錯と登場人物の繊細な心の動きの描写を感じながら鑑賞するのがこの映画の醍醐味といったところなんだと思うが、繊細過ぎるし、場面転換がダイナミック過ぎるし、ちょっと難しかった。

 部隊がノルウェーということで、作品中の言葉の半分ぐらいは英語だが半分ぐらいはノルウェー語が使われていたのも、理解が難しかった要因の一つかも。

(ストーリー:公式サイトより)
 オスロで俳優として活躍するノーラと、家庭を選び息子と夫と穏やかに暮らす妹アグネス。そこへ幼い頃に家族を捨てて以来、長らく音信不通だった映画監督の父・グスタヴが現れる。自身15年ぶりの復帰作となる新作映画の主演をノーラに依頼するためだった。怒りと失望をいまだ抱えるノーラは、その申し出をきっぱりと拒絶する。ほどなくして、代役にはアメリカの人気若手スター、レイチェルが抜擢。さらに撮影場所がかつて家族で暮らしていた思い出の実家であることを知り、ノーラの心に再び抑えきれない感情が芽生えていく──。 

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