2011年2月28日月曜日

MSV Oldies 1988

 80年代邦楽サウンドを振り返るMSV Oldiesシリーズ。2回目の今回は1988年をご紹介。

・浅香唯 「C-Girl」
・男闘呼組 「DAYBREAK」
・尾崎豊 「太陽の破片」
・工藤静香 「MUGO・ん…色っぽい」
・久保田利伸 「You were mine」
・桑田佳祐 「いつか何処かで」
・サザンオールスターズ 「みんなのうた」
・少年隊 「ふたり」
・杉山清貴 「僕の腕の中で」
・田原俊彦 「抱きしめてTONIGHT」
・TM NETWORK 「BEYOND THE TIME」
・長渕剛 「乾杯」
・中森明菜 「TATTOO」
・中山美穂 「人魚姫」
・光GENJI 「パラダイス銀河」
・氷室京介 「ANGEL」
・松田聖子 「旅立ちはフリージア」
・南野陽子 「吐息でネット」
・森川由加里 「SHOW ME」
・渡辺美里 「恋したっていいじゃない」

 この年の年間セールスは光GENJIが1位~3位までを独占。他を寄せ付けない圧倒的な強さである。

 一方、女性アイドル黄金期といわれた80年代の最後の輝きがうかがえるのもこの年。そのためか、全体的に華やかなラインナップに感じられる。

 また、原由子の出産に伴ない活動休止していたサザンオールターズが、3年ぶりに活動再開させたのもこの年だった。

2011年2月27日日曜日

2011年2月MSVランキング

1位 : 桜の木になろう (AKB48)
2位 : Why? (東方神起)
3位 : Dear J (板野友美)
4位 : ULTIMATE WHEELS (KAT-TUN)
5位 : Each Other's Way (EXILE)
6位 : Distance (西野カナ)
7位 : Blue Bird (コブクロ)
8位 : 青いベンチ (テゴマス)
9位 : 銀河の星屑 (桑田佳祐)
10位 : Watching you (LIL)

 本格的に動き出した2011年のJ-POPシーン。1位に輝いたのは、既に定位置の感すらあるAKB48。これで3作連続4回目の1位獲得。

 2位の東方神起は、これが自己最高位。8位の「青いベンチ」は、オリジナルで果たせなかったTOP10入りを記録した。

2011年2月26日土曜日

1980sレアコレクション Vol.1 少年隊「LADY」

 今年に入ってから1980年代の邦楽サウンドを集めまくっているのだが、80年代というのは、ちょうどレコードからCDへと移行した変革期。近年、各ミュージシャンのベスト盤や、様々なオムニバス盤がリリースされているので、当時はレコードのみでのリリース曲であったとしても、今ではCDで入手可能な曲も多いのだが、それでも当時のヒット曲全てをCDとして容易に入手できるわけではない。

 そんな入手困難な曲を1980sレアコレクションと題して、今後不定期に紹介していきたい。ここで紹介したことが、CD化される後押しになれば、こんなに嬉しいことはない。

 1回目は少年隊の8thシングル「LADY」。1987年のこのシングルは、当時はレコードのみでのリリース。後にCDとしても再リリースされたのだが、生産数が少なかったのか中古屋にはほとんど出回ってないばかりか、たまにネットオークションで見かけても1万円を越える価格で取引されるほどのレア音源。

 彼らはこの曲リリース直後にCDとしてベスト盤をリリースしているのだが、何故かこの曲は未収録で、それ以降もアルバムに収録されていない。

 オリコン最高位5位、年間ランキング99位のスマッシュヒットを記録したこの曲。何らかの形での再リリースを望みたい。

2011年2月21日月曜日

Dream After Dream

 「急な話だけど、来週から東京に赴任してもらえないか?君も、この部署には合ってないのか、どうも力を発揮しきれてないように見えるし、環境が変われば、もっと頑張れるんじゃないかな。」

 顔では、今の職場から離れる寂しさを表現しようとするも、内心、嬉しくて仕方ない。早速、引越しの準備をしつつ、用事を済ますため、実家に一時帰省。もちろん、足取りは超軽い。2011年、ついに運気が上がってきたようだ。

 ・・・

 ここで目が覚めた。

 そう、今朝の夢の話。

 目が覚めると、そこは一週間でも最も気が重い月曜日の朝。もちろん、転勤の話などあるはずがない。夢の世界と現実のギャップは、とてつもなく大きい。

 文字通り、夢のような夢だった。

2011年2月20日日曜日

いつ、お持ちしましょうか?

 今日のランチは近くのファミレスで。甘いものを食べたい気分だったので、デザートがセットになったランチメニューを注文する。すると、店員がこう訊いてきた。

 「デザートは、いつ、お持ちしましょうか?」

 うん。あのね。そりゃ、食後でしょ。それ以外の選択肢、あるか?

 ドリンクがセットになったメニューでこの質問されるのは普通だし、場合によっては先がいいこともあれば、一緒がいいこともあれば、食後がいいこともあると思うが、デザートの場合、選択肢は一つですよね。

 「食後にお願いします。」

 と、変なツッコミを入れることなく、淡々と答えましたけど。

2011年2月19日土曜日

十年一昔

 今日(19日)は、もともと予定はなかったのだが、急遽、友人と飲むことになった。そこそこ重い話題から、軽い話まで、色々飛び出して、まあ重い話はここで書くようなことでないので、書かないが、途中でどんな話の流れだったのかは忘れたが、「10年」がキーワードとなって会話が進んでいった。

 十年一昔と言うが、10年前、すなわち、2000年から現在までの10年間は、あっという間に感じられる。しかし、その10年前、つまりは1990年から2000年の10年間は、もの凄く長い時間に感じられるというのが、会話の大まかな内容。飲みながら話していた時も強く感じたことだが、こうして文字にして起こしてみると、改めてそのように痛感させられる。

 1990年からの10年間。そもそも1990年のスタートは、僕は日本に居なかったし、そこから帰国して、高校・大学と進学。そして入社。激動の10年間だったし、いま、お付き合いをさせて頂いている友人は、ほぼこの10年間に出会った人がほとんど。濃密な10年間だ。今日、一緒に飲んだ友人も、この期間に知り合った友人だし。

 一方で2000年からの10年間。もちろん貴重な出会いもあったし、その前の10年間と違って、浜松・大阪・東京・三重・そして二度目の大阪と、引越しを繰り返し、環境は激変しているはずだが、日々の生活、一週間の流れ、一年間のルーチンなど、大きな変化はなく、淡々と時が流れている。だから、10年前が「一昔」とは思えず、ついこの前のことのように思えてしまう。

 そんなことを感じた、今日の飲み会だった。

2011年2月18日金曜日

MSV Oldies 1989

 個人的に80年代サウンドに注目している昨今だが、今後、不定期に「MSV Oldies 198X」と題して、その年にシングル部門で目立った活躍をした20組を、独自方式で認定・発表していこうと思う。言わば、毎年年末に発表している「MSV Award」のさかのぼり版。

 既に10年分の集計を終了しているが、一気に発表しても面白くないので、10回に分けて発表する。タイミングとしては、僕自身が20曲全てを入手したタイミングで発表することを基本としたい。

 今回は1回目と言うことで、「MSV Oldies 1989」を発表。

・WINK 「愛が止まらない」
・男闘呼組 「秋」
・工藤静香 「恋一夜」
・斉藤由貴 「夢の中へ」
・ZIGGY 「GLORIA」
・竹内まりや 「シングル・アゲイン」
・田原俊彦 「ごめんよ 涙」
・TM NETWORK 「DIVE INTO YOUR BODY」
・長渕剛 「とんぼ」
・中村あゆみ 「ともだち」
・中森明菜 「LIAR」
・中山美穂 「ROSE COLOR」
・爆風スランプ 「Runner」
・浜田麻里 「Return to Myself」
・光GENJI 「太陽がいっぱい」
・氷室京介 「SUMMER GAME」
・PRINCESS PRINCESS 「Diamonds」
・THE BLUE HEARTS 「TRAIN-TRAIN」
・松任谷由実 「ANNIVERSARY」
・宮沢りえ 「DREAM RUSH」

 さすがビッグネームが並ぶが、この年のヒット曲はどこか小粒な印象。奇しくもこの年は、日本を代表する歌番組「ザ・ベストテン」の放送が終了した年。どこか関連性があるように感じられてならない。

2011年2月17日木曜日

TRICERATOPS

 今日の帰宅時のこと。まだ小学校に入っていないだろうと思われる小さな子を二人連れた親子連れが電車に乗り込んできた。

 その子達は、しりとりに夢中。少々声が大きくてうるさかったが、微笑ましい光景だったので、むしろそのやり取りに耳を傾けた。

 そしたら、小さな子供とは思えないようなワードが時折飛び出す。

 「トリビア」は、まだ驚くワードではなかったが、その後に飛び出したのが「キーマカレー」。なかなかグルメな言葉を知っているなぁと感心していたところ、極めつけに飛び出したのが表題の「TRICERATOPS」。

 けっこうコアな音楽ファンじゃないと知らないですよ、TRICERATOPSなんて。それを、おそらく5歳ぐらいだろうと思われる子供が発するとは。思わず吹き出しそうになりました。いや、むしろ吹き出したかも。

 せっかくなので、代表曲の「GOING TO THE MOON」を貼り付けてみます。

(後日追記:YouTubeでの映像公開停止)

2011年2月16日水曜日

高速道路の料金割引

 国土交通省より、4月以降に適用される新たな高速道路の料金割引の内容が発表された。今回の目玉は平日の上限2,000円。詳細はこちらから。

 「高速道路の当面の新たな料金割引について

 料金割引はありがたいのだが、色々と割引があり過ぎて、結局目的地まで行くのにいくらかかるのかよく分からない。

 休日の上限1,000円に始まり、深夜割引、通勤割引などなど。もうちょっと分かりやすくならないものか。

2011年2月14日月曜日

きそふくしまスキー場 2011

 ここ数年、毎年欠かさず行っているきそふくしまスキー場。スキーヤーズパラダイスということもあり、すっかりお気に入りのゲレンデで、ホームグラウンドと言っても過言ではないほどである。

 連休の中日の12日に行ったのだが、直前の寒波のおかげで、雪質は最高。もう一つのホームゲレンデである白馬でも、これほどの雪はなかなかお目にかかれないのではないかというほどであった。

 この日は、まずは昨シーズンから挑戦し始めている片足滑りからスタート。逆エッジ状態で片足立ちになり、そこからターンをする動きは、徐々にコツをつかみつつあるのだが、その逆の動きはまったく手掛かりなし。悔しいが、何度も挑戦してキッカケをつかむしかない。

 続いて「コブ専」コースで、コブ斜面の練習。降りる分には普通に滑れるのだが、どうにもこうにも華麗さのカケラもない。我流&見よう見まねでは、これ以上の上達は限界があるような気がする。

 少しキッカーもやったが、相変わらずのへっぴり腰。数をこなしてフォームを固めたいところだが。

 そんな感じで、初級者含め総勢4名で行った割には、かなり好きなように滑らさせてもらった感じになった今回のスキー。最後は恒例となっている「二本木の湯」で温まって、帰宅した。

 さて、お気づきの通り、今回のスキーレポートに写真が無い。カメラは持って行ったのだが、充電池が切れていた。しかも、そんなこともあろうかと思って予備の電池を持って行ったのだが、それも切れているというお粗末な状態。充電池は自然放電されるものなので、持ち出す前日ぐらいには、一度電源を入れる習慣をつけないといけないなと思ったのだが、その反省が今後に活かされるかどうかは、僕の記憶力次第である。

2011年2月13日日曜日

CDレビュー HOME MADE 家族「seven emotions」

 HOME MADE 家族の新譜はミニアルバム。彼らはメジャーデビュー作品がミニアルバムだったので、どこか原点回帰なところも感じられる。

 CDの内容よりも、どうしてもここで触れておきたいのが、最近の彼らのCDの品揃えについて。というのも、スマッシュヒットを飛ばしていた数年前と違って、最近では普通のCDショップでは彼らのCDを見付けることは難しくなってきている。今回の「seven emotions」も全然見付からなくて、4軒目に立ち寄ったミナミでの最大のCDショップであるタワーレコードでようやく購入できた。この状況は、何とか打破できないものか。

 もちろん、彼らの音楽のクオリティが落ちているわけではない。今回のミニアルバムでも、彼ら独特の心に響くリリックと、メロディアスな曲が健在で、収録曲のどれもがシングルカットされてもおかしくない仕上がりである。

 売れる前から応援しているミュージシャンがブレイクすると、嬉しさと同時に寂しさを感じることも少なくないが、HOME MADE 家族に関しては、そろそろ大ブレイクしてもらいたいと、そんなことを特に感じた、今回の作品だった。

 そんな「seven emotions」から、リードトラックの「もっと君を...」を紹介する。

https://www.sonymusic.co.jp/artist/HomeMadeKazoku/discography/KSCL-1722
(後日追記:オトフレームがリンク切れのため、リンク先変更)

2011年2月11日金曜日

CDレビュー CHARICE「CHARICE」

 フィリピン出身で、アジア人として初めてアメリカビルボードのアルバムチャートTOP10入りを果たした、天才ボーカリストのシャリース。そんな彼女の日本でも昨年スマッシュヒットを記録したアルバム「CHARICE」だが、そのボーカル力はすごい。

 若くて幼ささえ感じさせながらも、しっかりとした力強さも共存している。確かな歌唱力がありながらも、若くて未完成な部分も感じられる。

 その相反する側面が見事なまでにシンクロする独特なボーカルは、デビュー当時の宇多田ヒカルに重なる。これはなかなかの才能だ。

 世界は広い。彼女のような素晴らしい才能の持ち主が、これまで音楽シーンでは語られることがなかったような国から出現してきてもおかしくないし、どんどん出てきてもらいたいものだ。そもそも彼女が最初に注目されるようになったのはYouTube。インターネット社会だからこそ、その可能性は広がっているように思える。

2011年2月8日火曜日

トラベリックス

 BS日テレの「トラベリックス」(後日追記:2015年9月27日で放送終了したためサイト閉鎖。リンク先を制作会社のサイトへ変更)が面白い。

 タイトルで想像つくとおり、これは旅番組。そしてこの番組のいいところは、出演者は旅先の現地の人だけであり、あとは最低限のナレーションが付くだけという構成であるところ。地上波の旅番組のように、旅先の案内よりも出演しているタレントの個性を前面に押し出すような、クオリティの低い番組ではない。

 紹介されるのは、世界の大自然や歴史的な場所。観ているだけで、その場所に居るような錯覚を覚えるほどの自然体な心地よさで、それでいて、その場所に行ってみたくなるような気持ちにもなる。まさに極上の旅番組だ。

 ただ、残念なのは、この番組がやっているのが日曜日の夜ということ。番組の心地よさとは裏腹に、目前に迫ってくる月曜日という暗黒。この相反するコントラストにどのように対峙していいのか分からない。

2011年2月4日金曜日

スキーブーツはどこ行った?

 少し前の話。今シーズンはスキーに行くつもりはなかったのだが、結局行くことになったので、実家に置いてあったスキー用具を取り出し、準備をしていた。ワックスがけもしておきたいしね。

 あまり考えずに機械的に作業していたところ、途中で、準備しているスキー板が、昔使っていた板であることに気付いた。慌てて新しい板を準備するとともに、ブーツも間違えてそうな気がしたので、再度チェック。こちらは、間違えずに新しいブーツを用意していた。

 あれ?間違えていないというよりも、昔のブーツが見当たらない。どうせもう使うことは無いものだから、見付からなくても全然問題ないんだが、捨てた覚えがないし、けっこう大きなものだから、捨てれば記憶に残ってそうなものなのだが。

 何だか最近、こんなことが多くなってきている気がする。多くなってきている気がするものの、では、いつ、何の関係で似たようなことが起こったのかと問われると、具体的には思い出せないのが、「こんなことが多くなってきている」事象に拍車をかけるわけだが。

 果たして加齢のせいなのか。それとも、大阪に来てからの極度のストレスにより、脳に異常が出てきているのか。