2013年1月3日木曜日

CDレビュー 久松史奈「MAXⅢ」

 久松史奈のベスト盤と言えば、オールドファン的にはMAXシリーズ。第一弾は、「天使の休息」「微笑みながら」「MAYBE」といった、彼女の代表曲のリリースが続いた、いわば彼女の全盛期に発表されており、オリコン最高位5位を記録した。

 そのMAXシリーズの第三弾が、第二弾からも15年以上の時を経てリリースされた。内容は、かつてのヒット曲のリミックスと、近年の曲を織り交ぜたものだ。

 確かに、新旧の曲をごちゃ混ぜにして聴くことができるのは興味深いが、今年はゴールデン☆ベストもリリースしており、このタイミングでMAXシリーズの新作をリリースする意味合いがよく分からない。収録曲数も12曲と、ベスト盤にしては少ないし、意図の見えないアルバムという印象を拭えない一枚になってしまったのは残念である。

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