昨年初参加して、バテバテになったTOKAI SUMMIT。今回はその反省を活かし、食料と飲み物をたっぷり持参。そのおかげで最後までフルパワーで完走でき、満足度が高い一日となった。
先行予約でチケットを取っていたため、何とステージ正面のA2ブロックをゲット。ブロックの中でも前の方のポジションを確保したので、ミュージシャンの表情がよく分かる最高の場所からの参加となった。
14時にはフロントアクトがスタート。炎天下での真夏のフェスが幕を開ける。
○あぬえぬえ∞ぶれいん
○BRIDGET
○カルテット.
○Da-iCE
○SHUN
○CREAM
ここまでがフロントアクト。BRIDGETのダンサーと一体となったパフォーマンスは印象的だった。CREAMは男女ツインボーカルだが、特に女性ボーカルの方が声量が凄くてこちらも印象に残った。
ここからが本編。
○nobodyknows+
○サイプレス上野とロベルト吉野
○Ms.OOJA
○清水翔太
ここで休憩タイム。やはり盛り上がったのはnobodyknows+。フェスなのでお目当てのミュージシャン以外では最前列であっても場所を離れたり、座り込んでしまったりする人も居るが、nobodyknows+と後半のHOME MADE 家族、SEAMOは会場総立ち。やはりこの3組は名古屋では特別な存在。というか、TOKAI SUMMITは、この3組のためのフェスなのだと、再認識できた。
もちろんこの日も「HOLD MY HAND」を披露。昨年もそうだったが、過去の曲を全然やらないのは、レーベルの移籍が関係しているのかな。
若い層が中心の客席だったので反応が薄かったが、Ms.OOJAの「遠く遠く」(槙原敬之のカバー)はとても良かった。会場をちょうど見渡すことができるナガシマスパーランドのアトラクションがあるのだが、それに乗っている人との掛け合いがあったのも面白かった。
休憩タイムが終わり、後半へ。
○Aqua Timez
○KEITA
○ソナーポケット
○九州男
Aqua Timezは大ヒット曲「等身大のラブソング」「決意の朝に」「虹」を惜しげもなく披露。圧巻のステージである。
ソナーポケットは地元出身の出世株。かつて無名時代にパークステージに出たことがあるらしく、その頃を知っているファンからすると涙モノだろう。「365日のラブストーリー。」などの大ヒット曲もあるが、ライブで盛り上がるのは「ソナポケ☆DISCO」。新曲「線香花火」で締めくくった。
そして、いよいよHOME MADE 家族の登場!
○HOME MADE 家族
・SUMMER BORN!!!!!!!!!!
・FREEDOM
・N.A.M.A.
・Sun Shade Love
・キミガイタカラ
この大胆なセットリスト。5曲中4曲が31日発売のシングル収録曲なので、この時点では未発表曲。こんなことができるのは地元だからこそ。
「SUMMER BORN!!!!!!!!!!」では、U-ICHIが10周年の記念の大旗を振り回しながら登場。この旗の出番は、今年あとどれぐらいあるのだろうか。少なくとも家族フェスではもちろん出てくるだろう。
FREEDOMはショートバージョンだったのがちょっと物足りなかったが、最後は「キミガイタカラ」で今のHOME MADE 家族のメッセージをしっかりと受け止めることができた。
余韻に浸る間もなく、フェスは大トリへ。
○SEAMO
何故かバンドスタイルで登場。ミュージシャンはバンドをやりたいと思っている人が多いらしく、有名どころでは、西川貴教、椎名林檎、そして最近ではYUIが、ソロデビュー後にバンドを結成しているが、果たしてJ-HipHopの代表格であるSEAMOもそんな気持ちがあるのだろうか。それとも、本人の意とするところとは別のところでこのスタイルを演じさせられているのか。真相は謎だが、ともかく違和感ありまくりのバンドスタイル。「マタアイマショウ」が大胆にロックアレンジされ、ほぼ別の曲として生まれ変わっていて、それはそれでカッコ良かったが、果たしてこれでいいのかな。
アンコールのラストナンバー「Continue」のみ通常のDJスタイルで披露。この曲を聴くと、また来年もこの場所に戻ってきたくなる。