2013年7月24日水曜日

オールスター考察

 プロ野球はオールスターが終わり、後半戦がスタート。ちょっと書きそびれてしまったが、オールスターを観て思ったことを残しておきたい。

 あれは確か2006年。藤川がカブレラと対戦した打席で、全球予告してのストレート勝負を行い、話題となった。あれが一つのターニングポイントとなり、オールスターでは、投手は基本的にストレート勝負をして、バッターはフルスイングで応えないと潔しとされない風潮となったように感じられる。

 その結果、どうなったか。今年のオールスターが顕著だったが、バッターは初球からフルスイング。投球もストレートばかりなので、そうそう空振りするものではなく、1球勝負でフライアウトになるという淡白な打席が繰り返された。ファンが観たいのはこのような対決だったのか。

 多くの投手は、ストレートだけではなく、決め球となる変化球を持っている。投手と打者の駆け引きの中で、その変化球をとらえる技術を見せ付けるのも、ファンの夢ではなかろうか。

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