2016年8月10日水曜日

シネマレビュー 「インディペンデンス・デイ:リサージェンス」

 「インディペンデンス・デイ」の20年後を描いた続編が発表された。

 前作は、数多くある映画作品の中でも、かなり好きな部類の映画なので、高い期待を持って観に行ってきたのだが、正直、期待はずれ。

 前作でエイリアンに勝利した人類だが、地球上に残っていた宇宙船からSOS信号が発信されていることが分かり、それを受信したエイリアンが再び地球に侵略してくるというストーリー。しかも、今回の目的は地球の核を手に入れ、それをエイリアンのエネルギー源にすることであり、それは即ち地球の滅亡を意味する。果たして残された人類は、この危機から地球を守ることができるのか。

 ありがちだし、個人的には好きなタイプの映画のはずだが、ストーリーは一本調子だし、笑えるところも少ないし、何より、この手の映画に絶対に必要な圧倒的など迫力アクションも少なめ。クライマックスシーンも迫力不足で、見所が少なかった。最後に更なるエイリアンの襲撃を予感させるセリフがあり、続編への布石ににも見えたが、今作でかなりスケールダウンした印象だし、これなら続編は制作しない方がいいだろう。

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