2016年9月10日土曜日

広島優勝

 広島東洋カープが25年ぶりの優勝を果たした。優勝決定日時点で2位巨人との差は15.0差。マジック点灯後、足踏みすること無く、一気に決めた優勝だった。

 巨人ファンとしては、来季の建て直しを期待したいところだが、どこに着手すべきなのか。

 今年の広島との決定的な差は、打力、走力、リリーフ陣だと思う。ただ、打線は水物。巨人にもそれなりの名前が揃っているし、阿部と村田は今シーズン、復活。無理にメスを入れる必要は無い気がする。

 走力は、今シーズンだと、まともに走れるのは、センターに入っていた立岡と橋本到。もう1人か、2人はスタメンで走れる選手が欲しい気もするが、それも難しい。やっぱり、坂本と長野にもう少し走る意識を持ってもらいたいところ。

 リリーフは、山口に衰えが見え、今は、晩年の岩瀬のように、名前だけで抑えている状態。マシソンと澤村の酷使が目立ち、テコ入れが必要だと思う。ただ、リリーフで勝つチームは長続きしない。去年、ロマン・オンドルセク・バーネットで勝ったヤクルトは、今シーズンはAクラス争いをするのがやっと。となると、やっぱりナンダカンダ言って、先発投手陣の再整備が、一番重要だと思う。

 現状、まともに信用できるのは菅野と田口だけ。マイコラスは少しムラッ気が目立ち、高木は一発病。今村も伸び悩み、内海と大竹寛に頼るようでは、1年間は戦えない。でも、2軍でくすぶっている選手がいきなりブレイクするとは考えにくいので、昨年少し経験を積んで今年一気にブレイクした田口の道を、今村が歩むことを期待したい。あとは桜井がドラ1の力を来シーズンこそ見せてくれないかな。ポレダの復帰にも期待したいが。

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