2017年2月5日日曜日

やりすぎ著作権料

 JASRACは音楽教室で演奏されている楽曲に対して、著作権料を徴収する方針を固めた。ニュース記事はこちら。

 「音楽教室から著作権料徴収へ JASRAC方針、反発も」(後日追記:過去ニュース記事のためリンク切れ)

 アホですか。いくら何でもこれは私的利用の範疇だし、公衆に対しての演奏にはならんでしょ。こんなくだらないことをして、音楽教室から流行歌を消し去ると、好きな曲を演奏できるようになりたいと思って音楽教室に入ってきてくれてた人が来なくなり、結果的に音楽をやる人が減少するし、こういう場で演奏されることにより楽曲が広まり、幅広い世代に対して名曲として親しまれていく楽曲もあるはずだが、そういった機会も無くなり、結果的に世代を超えた名曲が生まれにくくなる。

 2014年頃から、結婚式で流す音楽に関しても著作権料の徴収が厳しくなり、結果的に結婚式で流行歌が流れなくなり、著作権が切れたようなありふれたスタンダードナンバーしか流れなくなっている。これも、結婚式の定番ソングというヒット曲が生まれる機会を一つ潰している。

 最近、世代を超えた大ヒット曲が生まれなくなっているが、JASRACの迷走が、その一因であるような気がしてならない。

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