2017年5月30日火曜日

生え抜き2桁本塁打

 開幕から絶好調の楽天茂木選手が、28日の試合で今シーズン第10号のホームランを放った。これが、球団創設13シーズン目にして、実に生え抜き選手による初の2桁ホームランである。

 茂木選手は、お世辞にもスラッガータイプの選手とは言えないが、とは言え、ホームランを打てる選手を育てることは、これほどまでに難しいことなのかと思わされたのだが、それにしても楽天では育って無さ過ぎではとも思い、ちょっと調べてみた。

 楽天球団が創設された2005年シーズン以降、2桁ホームランを放ったことのある選手は、今シーズン既に打っている10選手(茂木選手含む)を含め、延べ585回。このうち外国人選手が189回で、楽天球団創設前にプロ野球に入団した日本人選手(外国国籍だが規定により日本人扱いになっている選手含む)が282回なので、差し引き、延べ114回は2004年以降のドラフトで指名された選手によるものということになる。単純に12で割ると各チーム9.5回は2004年ドラフト以降の生え抜き日本人選手による2桁ホームランがある計算になるため、今シーズンになってようやく球団史上初というのは、いかにも育成力が無いようにも見える。

 参考までに、楽天がドラフト会議に参加した2004年のドラフト以降に指名され、入団したチームで生え抜き選手として2桁ホームランを1度でも打ったことのある選手をリストアップしてみた。

日本ハム:中田、陽岱鋼、大谷
ソフトバンク:松田、江川、長谷川、柳田、今宮
ロッテ:大松、清田
西武:片岡、秋山、浅村、木村文、森、山川
楽天:茂木
オリックス:T-岡田、安達、吉田正
広島:梵、岩本、堂林、菊池、松山、丸、會澤、鈴木、田中
巨人:亀井、坂本、長野
DeNA:筒香、梶谷、桑原、宮崎
阪神:原口
ヤクルト:飯原、川端、山田
中日:藤井、平田、福田

 広島すごいな。あと、楽天もひどいけど、阪神も結構ひどい。

2017年5月29日月曜日

MLBのトランザクション読み取り日記2

 前回の「MLBにおけるトレードに関する謎」に引き続き、MLBのトランザクションネタ。基本的に、40人枠への出入りを中心にチェックしている。

 マイナー契約の選手を40人枠に登録するためには、メジャー契約(select the contract)する必要があると理解しているのだが、まれにこの記述が無いのにroster入りしている選手が居る。例えば、ブルージェイズのMike Bolsinger投手。Transactionsでの記載はこんな感じ。

4/6/2017 Toronto Blue Jays sent RHP Mike Bolsinger outright to Buffalo Bisons.
5/9/2017 Toronto Blue Jays recalled Mike Bolsinger from Buffalo Bisons.

 4月6日に40人枠を外れる(outright)形で、傘下のBuffalo Bisonsへ降格しているが、5月9日にはブルージェイズにメジャー契約に関する記述は無いまま再昇格(recalled)している。

 似たようなケースが、マーリンズのVance Worley投手にも。

4/4/2017 Miami Marlins signed free agent RHP Vance Worley to a minor league contract.
5/20/2017 Miami Marlins recalled Vance Worley from Batavia Muckdogs.

 4月4日にマイナー契約で入団すると、5月20日にはマーリンズに再昇格。この間、メジャー契約に関する記述は無い。

 recalledは、40人枠に登録されている選手が、25人枠に登録(再登録)される時に一般的に使われる表現だと理解していたので、40人枠への出入りを中心にチェックする際は、無視しても良い記述だと思っていたのだが、どうやらこういった例外もある模様。もっと研究する必要があるようだ。

2017年5月28日日曜日

2017年5月MSVランキング

1位 : 血、汗、涙 (防弾少年団)
2位 : 不協和音 (欅坂46)
3位 : 背中越しのチャンス (亀と山P)
4位 : COLORS (V6)
5位 : サイハテアイニ (RADWIMPS)
6位 : I'll be there (嵐)
7位 : パッ (西野カナ)
8位 : 超ネバギバDANCE (超特急)
9位 : CHARM (WANIMA)
10位 : 地団駄ダンス (Juice=Juice)

 前人未到の7ヶ月連続ランクインしていた星野源が、ついに圏外に。そんな5月のランキングを制したのは防弾少年団。K-POPの新星が、KARA、少女時代以来のK-POP勢としての1位を獲得した。

 ビッグネームのリリースが少なかったこともあり、下位にはニューフェイスが続々登場した今月のランキングだった。

2017年5月27日土曜日

頚動脈エコー検査

 年齢を重ねるとともに、初めて受検する検査が出てくるものだが、今回、初めて頚動脈エコー検査を受検した。

 似たような検査で、腹部のエコー検査を受検したことがあったが、あれと同様、ヌルヌルしたゼリー状のものを、検査後に拭き取る時にどうにも拭き取りきれない感じがあって、そこが若干気持ち悪かったが、それ以外に特に苦痛は無く、今後、再度受検することになったとしても、特に抵抗感無し。検査結果も問題無く、その意味でも良かった。

 これで、二度と受検したくない検査ランキングは、依然として胃カメラがブッチ切りで1位。頚動脈エコー検査は、このランキングには入らないかな。

2017年5月24日水曜日

インディアカ

 本日、会社レクの卓球大会。

 体育館のようなスペースを借りてやったのだが、隣のスペースで、謎のスポーツをやっているのがとても気になった。バレーボールのような高さのネットで向き合い、セパタクローのような謎の物体を、手で打ち合っている。

 聞くところによると、「インディアカ」という競技だという。年配の方がプレイされていたので、競技スポーツというよりは、健康促進の類のスポーツかなと思いつつも調べてみたら、どうやら、なかなかちゃんとした競技スポーツのようである。

 「日本インディアカ協会

 なるほど。驚きのポイントが満載だ。

・そもそも協会が設立されているほどのスポーツである。
・ワールドカップも開催されている。
・先月開催された第13回全国インディアカトーナメントでは、愛知県は5部門中4部門で優勝するほどの強豪。
・っていうか、全国大会が13回も開催されている。

 まだまだ知らないことは多い。

2017年5月21日日曜日

似てない似顔絵

 先日、Nintendo Switchを購入。ヒマを見つけては、マリオカートで遊んでいるのだが、オンラインで遊ぶ際にはキャラクターはMii(似顔絵のキャラクター)を使うことにしている。画面上、少しでも特徴を出したいというのがその理由。

 ところが、そのMiiが驚くほど自分に似ていない。色々とパーツを入れ替えているのだが、どれもこれも全く似てない。おそらく、自分自身が自分の顔の特徴を理解していないので、似せることができていないのだと思う。

 Miiを作成している皆さんは、自分に似たキャラクターになってますか?

2017年5月20日土曜日

ファン投票の中継ぎ投手枠

 今年のオールスターのファン投票が始まっている。見たい選手を想像しながら、毎日1票投票しているのだが、毎日悩むのが中継ぎ投手枠。というのも、オールスターという夢の舞台で見たい中継ぎ投手が居ないのが、正直なところだからだ。

 ファン投票における中継ぎ投手枠は2001年に始まった。それまでも、巨人の「鹿取・角・サンチェ」や、西武の「サンフレッチェ」のように、中継ぎ投手に一時的にスポットが当たったことはあったが、長嶋監督が「勝利の方程式」と名付け、中継ぎ投手に光を当てたのが、中継ぎ投手の地位向上に大きな影響を与えたように記憶している。

 確かに、当時の中継ぎ投手は、各球団ともスター選手が担っていた。なので、オールスターでも見たい存在だった。ところが、今は今年のWBCでも明らかになったように、抑え投手すらスター選手不在の時代。なので、中継ぎ投手枠で選出された投手が出てきても、オールスターの舞台では明らかに力不足に感じられる。

 時代に合わせて新たに創設した枠だが、逆に、時代に合わせて廃止することも考えてみるべきではなかろうか。

 参考までに、中継ぎ投手枠が始まった2001年と、今年の中継ぎ投手としてノミネートされた選手を並べてみる。

・日本ハム 2001:高橋憲→2017:宮西
・ソフトバンク 2001:吉田修→2017:森
・ロッテ 2001:藤田→2017:大谷
・西武 2001:潮崎→2017:牧田
・楽天 2001:(球団創立前)→2017:福山
・オリックス 2001:牧野→2017:黒木
・近鉄 2001:盛田→2017:(球団消滅)
・広島 2001:菊地原→2017:ジャクソン
・巨人 2001:條辺→2017:マシソン
・DeNA 2001:木塚→2017:三上
・阪神 2001:伊藤敦→2017:マテオ
・ヤクルト 2001:石井弘→2017:石山
・中日 2001:岩瀬→2017:岩瀬

 何気に、岩瀬って凄いな。

2017年5月15日月曜日

職場の自販機問題

 職場の休憩室に缶ジュースの自販機が2台設置されている。

 1台は、設定金額が110円。しかも当たり付きなので、基本的にはこちらの自販機を利用したいところだが、硬貨の挿入口の感度が微妙で、100円玉をなかなか受け入れてくれず、入れても釣銭の返却口から戻されることが多い。地味だが、これはかなりイライラする。

 もう1台は、設定金額が120円で、それでも一般の自販機よりは安いが、当たり付きではないので、あまりおトク感は無い。それでも、挿入した100円玉はしっかりと認識してくれるので、無駄にイライラ感を感じることは無い。

 ということで、結果、後者の自販機をメインで利用している。今日も2本缶コーヒーを買ったが、2本とも後者の自販機を利用した。そんな日常。

2017年5月11日木曜日

MLBにおけるトレードに関する謎

 今年のWBCがキッカケで少しMLBに興味を持ち始めてて、特に移籍市場が活発なMLBなので、その状況をチェックするのが最近の日課になっている。参照しているのは、MLB公式サイト内のTransactionのページ。

 「Major League Baseball Transactions
 ※Transactionは直訳すると「処理」とか「処置」のような意味。野球用語だと「公示」に近いイメージ。

 いろいろ勉強して、一通り理解できるようになったが、どうしても分からないのがトレード関連。基本的にはメジャー契約の選手がトレードされたらトレード先でもメジャー契約で、マイナー契約の選手の場合はマイナー契約のままということだと思うのだが、詳しく見ていくとそのケースに当てはまらず、マイナー契約だった選手がトレード先では、何のアナウンスも無くRoster入りしていることもある。これはどういうことなのだろう。

 もうちょっと研究して、頑張って理解できるようになりたいと思う。

2017年5月6日土曜日

プロ野球観戦記 ~長野復調~

 2017.5.6 中日×巨人@ナゴヤドーム
G 100 110 003│6
D 000 100 000│1

 ゴールデンウィークの締めくくりは、やはり巨人戦だろうと思っていたところ、連盟時代の後輩から声を掛けてもらったので、一緒に行くことに。結果は、大満足の試合展開となった。

 先発は大野と田口。オープン戦観戦を含めると、早くも今シーズン3度目の大野。でも、この日が一番悪かった。初回に坂本が完璧なバックスクリーンへの先制アーチ。その後、田口は大島にだけは投げにくそうで2打席連続で四球だったが、その他は、ほぼ完璧なピッチング。一方で、大野は毎回のようにランナーを出す不安定なピッチング。

 それでも、4回に京田のセフティースクイズで1点差に追いつき、試合はこれからといった雰囲気になった直後、ヒットと四球でランナーをためると、マギーがセンター前にきれいに弾き返し、再び2点差に。まだ2点差ではあったが、これで勝負が決まったムードになった。

 以降、8回に小笠原が復帰登板を果たし、流れをドラゴンズに戻したかのように思えたが、直後の8回ウラはマシソン相手に何もできず、あっさり三者凡退。小笠原続投でも良かった気がするが、9回は阿知羅に交代し、滅多打ちを食らった。

 巨人としては快勝。特に良かったのが、長野が3安打放ったこと。どれもが会心の当たりで、完全復調が見えた感じがした。坂本と長野の活躍なしで、巨人の優勝は有り得ないと思っているので、長野の復調が伺えたのが、この日の何よりの収穫だった。

2017年5月3日水曜日

J2リーグ観戦記 ~何とか引き分け~

 2017.5.3 名古屋グランパスエイト×京都パープルサンガ@豊田スタジアム
名古屋 0 1│1
京都 1 0│1

 たまにはサッカー観戦もいいかなと思ったのと、一度は豊田スタジアムに行ってみたいと思ったのが重なり、グランパス戦を観戦してきた。グランパス戦の観戦は、記憶が確かならば、学生時代ぶりなので、かれこれ約20年ぶり。

 J2に落ちたので、ガラガラだろうと思っていたら、35,000人超の大入り。人気だけは、まだまだJ1レベルと言ったところか。ただ、試合内容はお粗末。サッカーは素人の僕だが、そんな僕でも分かるようなパスミスが連発。それでも最小失点で食い止められるのは、京都の攻撃力不足なのか。

 前半はフリーキックで何とか京都が先制したが、それ以降は、京都はほとんどシュートを撃てない状態。一方、グランパスも前述のパスミス連発のため、チャンスすら作れず、時間だけが過ぎてゆく。

 そして、後半のロスタイム。最後の最後でチャンスを作ると、それをモノにして何とか引き分けに持ち込んだ。負けが見え始めたところでの、値千金の同点ゴールということもあり、スタジアムはかなり盛り上がったが、もう少しパスの精度を上げないと、J1昇格は厳しいかも。

 スタンドで気になったのは、グランパスファンのエリアとパープルサンガファンのエリアの間に、空席の座席が一区画あったこと。野球でも、簡易的な柵で仕切っていることはあるが、この場合、両者間の距離は通路分ぐらいで、ほぼ隣り合わせ状態。一方で、今日の豊田スタジアムは縦に1ブロック分なので、幅8席分ぐらいの距離があり、野球よりも接触を避けられるようになっていた。

2017年5月2日火曜日

根尾の滝に行けない

 最近、日本の滝100選巡りをしてなかったので、まだ行ったことのない「根尾の滝」に行くことにした。駐車場から徒歩で片道1時間の、本格的トレッキングコースということもあり、それなりに気合を入れて出発したのだが。

 そんなバカな。事前にウェブサイトで調べた時には、こんな情報は無かったはずだが。

 手前のがんだて公園の駐車場からの徒歩ルートもあるとのことだが、そこからだと往復5時間コースということで、さすがに断念。

 日本の滝100選は、百名山のような知名度は無いため、ウェブで収集できる情報には限界がある。今後の情報収集に課題を残した今回のドライブだった。