前回の「MLBにおけるトレードに関する謎」に引き続き、MLBのトランザクションネタ。基本的に、40人枠への出入りを中心にチェックしている。
マイナー契約の選手を40人枠に登録するためには、メジャー契約(select the contract)する必要があると理解しているのだが、まれにこの記述が無いのにroster入りしている選手が居る。例えば、ブルージェイズのMike Bolsinger投手。Transactionsでの記載はこんな感じ。
4/6/2017 Toronto Blue Jays sent RHP Mike Bolsinger outright to Buffalo Bisons.
5/9/2017 Toronto Blue Jays recalled Mike Bolsinger from Buffalo Bisons.
4月6日に40人枠を外れる(outright)形で、傘下のBuffalo Bisonsへ降格しているが、5月9日にはブルージェイズにメジャー契約に関する記述は無いまま再昇格(recalled)している。
似たようなケースが、マーリンズのVance Worley投手にも。
4/4/2017 Miami Marlins signed free agent RHP Vance Worley to a minor league contract.
5/20/2017 Miami Marlins recalled Vance Worley from Batavia Muckdogs.
4月4日にマイナー契約で入団すると、5月20日にはマーリンズに再昇格。この間、メジャー契約に関する記述は無い。
recalledは、40人枠に登録されている選手が、25人枠に登録(再登録)される時に一般的に使われる表現だと理解していたので、40人枠への出入りを中心にチェックする際は、無視しても良い記述だと思っていたのだが、どうやらこういった例外もある模様。もっと研究する必要があるようだ。
Unknown
返信削除例えばボルシンガーだと戦力外後、多分ウェーバー公示されて居ると思うんだけど(Transactionに記述は無い場合もあり)、ウェーバー中に他チームから獲得の意思(claim)が無ければ、トレード、マイナー降格、自由契約のどれかになって、ボルシンガーは多分マイナー(3Aバッファロー)降格になった筈。
そのままTORのマイナーで契約が続いて居れば、callupも出来る訳で。
詳しくはwikiで
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC%E5%85%AC%E7%A4%BA
確認すると分かり易いかなぁ、と。
あ、後recalledはロースター以外からの昇格でも使いますよー。ただ、その場合、だれかが40人ロースターから外れてますけどね(汗
なるほど
返信削除>いかりやさん
なるほど。recalledはロースター以外からの昇格でも使うんですねー。MLBは奥深いなぁ。
情報、ありがとです。