2011年10月27日木曜日

自転車はどこを走るべき?

 警視庁が「良好な自転車交通秩序の実現のための総合対策の推進について」なる文書を発表した。文書はこちら。(pdfファイルなのでご注意を)

 要するに、近年、叫ばれている自転車のマナーについての話。自転車は軽車輌なので、ちゃんと車道を走りなさいよということを、改めて示している格好だ。でも、確かにルールとしてはそうだが、果たして本当にそれが安全面の観点からしてベストなのだろうか?僕は決してそう思わない。

○歩行者として
 自転車が歩道を走っていることはよくあるが、接触したことはもちろん、身の危険を感じたことすら一度も無い。最低限の注意を払って歩いていれば、そんな目に遭うことは無いと思う。

○自転車利用者として
 歩道を走っていて歩行者と接触したことはもちろん、危険を感じたことは一度も無い。危なさそうな時は、ベルを鳴らすなどして、注意をはたらきかけるからだ。

○ドライバーとして
 歩道ではなく、車道の路肩を走行する自転車にヒヤッとしたこと、数知れず。交差点でもの凄い勢いで飛び込んできて、左折時に巻き込みそうになったり、追い越すときに急に車道側によろめいてきて、よけるあまり追い越し車線側の車に接触しそうになったり、とにかく危険だらけ。自転車が近くにいると、運転時に必要な集中力が倍増し、疲労度も倍増する。

 ということで、もちろん、自転車専用のレーンがあれば、それが一番良いのだろうけど、狭い日本でそんなものは求められないし、安全面で考えると、自転車は基本的には歩道を走るというルールにした方が、絶対に良いと思う。以前からこのように思っていたけど、今回、警視庁から文書が発表され、それが各種報道番組等で取り上げられたりしたので、特に強くそう思った。

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