2012年12月31日月曜日

CDレビュー YUI「GREEN GARDEN POP」「ORANGE GARDEN POP」

 年内で活動を休止するYUIが、そのキャリアを総括するベストアルバムを2枚同時にリリースした。これまでにリリースしたシングルは全曲収録され、それ以外にもライブでの人気曲を漏れなく収めた、まさにオールタイムヒストリーアルバムだ。

 2枚をまとめて連続して聴いてみたが、シングル曲とアルバム曲、ロックナンバーとバラード、そういったコントラストが見事に散りばめられていて、それぞれが一枚のアルバムとして成立していると感じる一方、オールタイム盤として聴こうとすると、当然のことながらそれぞれ単品では物足りない。

 思うに、このアルバムは2枚同時リリースではなくて、2枚組としてリリースした方が、より訴求力が高まったのではないか。シングル曲以外の曲も同じぐらいのパワーを持ち、全ての曲がベスト盤ならではの輝きを放っているアルバムだからこそ、そこだけがちょっと残念に思えた。

 ただ、古い曲も最新曲も変わらぬ魅力を持っているからこそ、今回の活動休止は惜しいと思うし、どんな形であれ、そんなに遠くない将来にまた活動を再開してもらいたいと思う。

2012年12月30日日曜日

2012年12月MSVランキング

1位 : 永遠プレッシャー (AKB48)
2位 : MONSTERS (The MONSTERS)
3位 : MELROSE (EXILE ATSUSHI)
4位 : サラバ、愛しき悲しみたちよ (ももいろクローバーZ)
5位 : 紙飛行機 (コブクロ)
6位 : WORLD QUEST (NEWS)
7位 : 制服のマネキン (乃木坂46)
8位 : ヒカルものたち (渡辺麻友)
9位 : 雪の音 (GReeeeN)
10位 : Always (西野カナ)

 1位は今月もAKB48。これで実に12作連続で1位獲得。

 4位に遂に飛び込んできたのは、ももいろクローバーZ。活動休止から復帰したコブクロは5位にランクインとなった。

2012年12月29日土曜日

松井引退

 松井秀喜選手が現役引退を表明した。

 大の巨人ファンである僕だが、選手として好きになったのは、ファン歴25年超にも関わらず四人だけ。そのうちの一人が松井選手だったので、とても残念である。

 ヤンキース移籍以降はあまり動向をチェックしてなかったが、それでも高津投手から放ったプロ第一号はナマでテレビ観戦していたし、10.8決戦で山田喜投手から放った一発も印象的だった。

 以降、東京ドームの天井に吸い込まれる特大のアーチがあったり、個人的にもナゴヤドームで強烈な弾道を見させてもらったりした。

 いずれ近いうちに指導者として巨人のユニフォームを着る姿を見たいとは思うが、まずはお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

2012年12月27日木曜日

アクティブサスペンション

 先日、F1ファンを公言するM氏(かなり目上の人)と話す機会があった。

 曰く、F1の歴史の中で、技術的に画期的な三大出来事は「ウィング装着によるダウンフォース」「タイヤ交換」「アクティブサスペンション」とのこと。ん?

 僕も、隔年ぐらいで鈴鹿に通っているし、そこそこのF1ファンだと思っていたが、恥ずかしながら「アクティブサスペンション」は知らない。他の二つは画期的な出来事として認識してたけど。

 もちろん、M氏個人の見解なので、本当にF1界に大きなインパクトを与えた出来事だったのかは定かではないが、少なくとも僕よりもF1についてきちんと語ることができるM氏が知っているような出来事を、全く知らないというのは、あまりにも情けないし恥ずかしい。仮にも僕自身がF1ファンだと言い切るからには、少なくとももうちょっとF1の歴史について勉強しなければいけないなと思わされたM氏との会話だった。

 ちなみに、アクティブサスペンションとは、コンピュータ制御により車体を安定させ操縦安定性を保つ機能。F1では、サーキットの情報が予めコンピュータにインプットされていて、常にマシンを車軸を一定に保っているらしいです。知らなかったー。

2012年12月25日火曜日

誰もたずねず一万キロ

 今年の走行距離が10,000Kmを突破した。

 運転免許を取得して17年。最初の頃は学生だったこともあって、ほとんど長距離ドライブはしなかったが、社会人になってからは地元を離れたこともあって、帰省時は常に長距離ドライブ。それでも年間の走行距離は概ね8,000Km程度で、多い年でも9,500Kmだったが、ついに大台の10,000Kmを突破した。これも偏に愛車ラクティスの努力の賜物である。

 今年一年、頑張って走ってくれたり、楽しい音楽を聴かせてくれてありがとう。来年からもよろしくです。

2012年12月24日月曜日

CDレビュー HY「Route29」

 男女ツインボーカル+ラップ。ポップでもありロックでもあり、更に曲によってはエッジの効いた鋭いサウンドを聴かせてくれる、似たスタイルのバンドを他に見ない存在。それがHYだと思っている。そんなHYが30代を前にしてニューアルバムを届けてくれた。8曲入りという短い構成にもかかわらず、ミニアルバムではなく、フルアルバムだと彼らは言い切る。

 聴いてみて納得。いくつもの顔を持つ彼らの魅力を凝縮していて、バラエティに富んだ構成のアルバム。収録曲だけでライブ1本が成立すると言っても過言ではない。

 世間一般的には「366日」や、今回紅白歌合戦で披露する「いちばん近くに」に代表されるように仲宗根泉ボーカルのバラードで知られている彼らだが、そろそろ彼らの真骨頂であるツインボーカル+ラップのナンバーでのヒット曲が生まれて欲しいと、古くからのファンとしては思う。

2012年12月20日木曜日

そうだ TOICA、買おう。

 鉄道各社が発行するIC乗車券。今でも、かなりの会社間で相互利用が可能ではあるが、来年3月より、全国ほとんどのJR及び私鉄間にて相互利用が可能になることが発表された。代表してJR東海のニュースリリースはこちら。

 「交通系ICカードの全国相互利用サービスがいよいよ始まります!

 これは便利だ。関西在住ということもあって、現在、僕はIC乗車券としては不本意ながらICOCAを所有しているが、これを機会に東海人のアイデンティティとしてもTOICAに持ち替えたいところ。

 ただ、気になるのが2点。それは、TOICAへのチャージが関西圏で可能かということと、TOICAに関西圏の定期券を組み込むことができるかということ。

 調べたところ前者は可能。後者は不明だがおそらく無理だろう。ただ、定期券については、ICカードタイプではなく、昔ながらの磁気タイプに戻せばいいだけの話なので、よく考えてみれば大きな問題ではない。

 ということで、TOICAへの持ち替え決定。相互利用は来年3月からだが、先行して年末に帰省したときにTOICAを入手しておきたいと思う。

2012年12月16日日曜日

CDレビュー Mr.Children「(an imitation) blood orange」

 Mr.Childrenは、ある意味、安定感の無いバンドだと思っている。それはポップで楽しくて聴きやすいアルバムが出た次の作品は、決まって内面にこもった重々しいアルバムになりがちだからだ。

 その意味で、今作にはあまり期待していなかった。と言うのも、前作「SENSE」があまりにもポップで聴きやすかったから。それに今回のアルバムジャケットも彼らの重々しいアルバムにありがちな、メッセージ性を含ませたものであることも、その要因になっていた。

 ところが、そうではなかった。M1「hypnosis」こそ重厚なサウンドが印象的だが、M2「Marshmallow day」ではポップさ全開。個人的にも彼らの歴代のナンバーの中で、トップクラスに好きな曲かも。

 M4「常套句」はどこまでもストレートなラブバラード。M8「インマイタウン」は、シングル曲ではあまりリリースされないタイプの曲だが、アルバムにはしばしば収録されている少し落ち着いた感じのミディアムドライブミュージック。オールドファンとしては、このタイプのサウンドを奏で続けてくれていることが嬉しい。

 M10「Happy Song」は、フジテレビ「めざましテレビ」のテーマ曲。毎朝聴いている曲なので、改めてフルサイズで聴けることで新たな発見もある。

 全11曲と少なめだが、どの曲も特徴があって、何度聴いても飽きさせない。当分の間は、車の中でのヘビーローテーションになりそうだ。

2012年12月15日土曜日

ちょー助

 先日参加した忘年会において、幹事がこんな便利なサイトで出欠確認を行っていた。

 「ちょー助

 特別なユーザ登録は不要。日程とメンバーの名前を入力し、パスワードを決めたら、専用のページが出来上がるので、あとはそのURLとパスワードを参加予定者に通知すれば、それぞれが○×を投入するだけ。幹事役の人は予め設定した締切日に再度専用ページにアクセスして○×の投入状況を確認すれば、簡単に出席者数が確認できるという仕組みだ。

 従来なら、メール等で出欠状況を確認するため、幹事役はメール受信後に何らかの形で管理しておかないといけなかったが、ちょー助ならその手間が省け、かなり楽。

 自分が幹事をやる忘年会でも活用したところ、自分でも楽なことを実感していて、これは絶対にオススメです。

2012年12月14日金曜日

大谷投手説得資料

 日本ハムが大谷選手を入団に説得した資料を公開した。公開先はこちら。

 「大谷選手との入団交渉時に提示した球団資料について

 この資料のうち、どのポイントが大谷投手の心に響いたのか分からないし、そもそもこういう資料を公開して話題を呼ぶことの是非論もあろうかと思うが、それはさておき、この資料は凄い。

 野球マニアの興味心を刺激するデータ満載で、おそらく、この資料を肴にして最低でも3時間は酒が飲めそう。

2012年12月11日火曜日

言の葉

 本日飲み会。

 楽しかったかどうかは別として、かなりの量を飲んだことは事実。最近は、年のせいなのか分からないが、そこそこへべれけで帰宅した時は、何もできずそのままベッドに倒れ込み、シャワーはもちろん歯磨きですらできずに、翌朝に行うことが多い。

 ところが、今日は、かなりのへべれけ状態で帰宅したにも関わらず、帰宅途中に頂いた、とある言葉が原動力となって、普通にシャワーを浴び、アイロンがけも行い、ちゃんと歯磨きもして、普通に寝る準備を整えている。言葉の力って凄いのかも。

 でも、今日のケースだと良い方向に作用しているけど、もしかして逆のこともあるのかな。酔った勢いで変なことをそそのかされて、普通の判断力では絶対にしないようなことも、やっちゃったりするのかな。極端な話、飲酒運転とかもそんな感じなんだろうか。

 そんなことを考えると、ちょっと、いや、かなり恐くなった月曜日の夜。もっとも、今晩の行動に限れば、良い方向の作用でしたが。

2012年12月9日日曜日

余った年賀状の使い方

 年賀状シーズンである。

 例年、70~80枚ほど購入するのだが、アラフォーともなると喪中の方も多く、概ね1割ぐらいはそれ。しかしながら、喪中ハガキが届くのは11月末から12月頭ぐらいなので、既に年賀状は購入済の時期。従って、毎年、平均して7~8枚ぐらいは年賀状が余るのである。

 かつては、懸賞の応募などで余ったハガキを活用していたのだが、今時、懸賞はほとんどネット対応で、ハガキで応募することなど、ほぼ皆無。こうなると余った年賀状の活用方法が見当たらない。

 しかして、年々余った年賀状が蓄積されていき、今では数十枚単位で戸棚に保管されている。果てさて、どのようにするべきか。

2012年12月3日月曜日

冠婚葬祭ノート

 従兄弟(T君)が来春、某地元系銀行に就職する。年末年始を迎えるということもあり、たまたま先日実家に電話した時に、その従兄弟の就職祝いの話になった。

 母「T君の就職祝い、何か考えてる?」
 僕「特に考えてなかったけど、何かプレゼントしてあげないといけないね。」
 母「K君(T君の兄)の時と同じぐらいのものがいいと思うわよ。」

 そんなこと言われても、K君の就職祝いに何をプレゼントしたのかなんて覚えているわけがない。7年も前のことだし。

 それを告げると、母曰く、冠婚葬祭ノート的なものを付けておくべきだと。友人・知人の名前は忘れるはずもないが、その家族の名前、子供の名前と生まれた年、それからその人に贈ったプレゼントと、頂いたプレゼントなどは、到底記憶しきれるものではないが、友達付き合いをしていく上で結構重要な情報。だからノートに残しておくべきだと。

 うん。仰るとおり。今からでは遅いかもしれないけど、これからはちゃんと書いておこうと思った先週末の午後。

2012年12月1日土曜日

CDレビュー SPEED「4 COLORS」

 実に「BRIDGE」以来9年ぶりとなるSPEEDの5thアルバムがリリースされた。2008年の本格復帰以降の全シングルが収録されている豪華盤だ。

 ダンスチューンのM1「WORLD DANCE」から始まると、シングル曲としてお馴染みのM2「リトルダンサー」、M3「ヒマワリ」と続き、アルバムはスタートからトップギア。中盤のM8「Unlucky X'mas」はSPEEDにとって初めてのクリスマスソング。M9からM11までは再びシングル曲の連発で、最後はM12「4 Colors」、M13「FAMILY」というアルバム用の書き下ろしとなっているバラード2曲で締めくくり。実に贅沢な内容だ。

 1+1が3にも4にも10にもなり得ることが実感できるSPEEDのツインボーカル。そのボーカル力は今も健在で、二人の声がぶつかり合うことにより、曲がどこまでもパワーアップしていくのが感じられるし、その突き抜けていく感じが爽快。せっかくアルバムを出したのだから、アルバムツアーを是非やって欲しいところだ。