男女ツインボーカル+ラップ。ポップでもありロックでもあり、更に曲によってはエッジの効いた鋭いサウンドを聴かせてくれる、似たスタイルのバンドを他に見ない存在。それがHYだと思っている。そんなHYが30代を前にしてニューアルバムを届けてくれた。8曲入りという短い構成にもかかわらず、ミニアルバムではなく、フルアルバムだと彼らは言い切る。
聴いてみて納得。いくつもの顔を持つ彼らの魅力を凝縮していて、バラエティに富んだ構成のアルバム。収録曲だけでライブ1本が成立すると言っても過言ではない。
世間一般的には「366日」や、今回紅白歌合戦で披露する「いちばん近くに」に代表されるように仲宗根泉ボーカルのバラードで知られている彼らだが、そろそろ彼らの真骨頂であるツインボーカル+ラップのナンバーでのヒット曲が生まれて欲しいと、古くからのファンとしては思う。
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