2017年4月21日金曜日

MLB THE SHOW 17

 数年ごとにMLBに対して妙に興味を持つ時期がある。概ね、WBCがキッカケなのだが、今年もそれ。NPBと同様、全30球団の主力選手について知りたいと思うのだが、どうにも入手できる情報量に限りがある。そこでゲームを通じて情報を仕入れようという発想になるのだが、MLBを題材にしたゲームは意外に少ない。数年前までは、MLBを題材にしたソーシャルゲームが幾つかあったが、あまり流行らなかったのか今は全滅状態って感じである。

 その中で見付けたのがPS4の「MLB THE SHOW 17」と、PCゲームの「Out of the Park Baseball 17」の二つ。後者も面白そうだったが、ダウンロードのみの販売で、購入方法が複雑そうだったので断念。とりあえずMLB THE SHOW 17を遊んでみることにした。

 ゲームモードは「Road to the Show」「Diamond Dynasty」「Franchise」「Play Now」の4つ。ただ、このどれもが、一長一短という印象。

 「Road to the Show」は、一人の選手を作成して成長させ、メジャーを目指すというもの。要するに、パワプロで言うところのサクセスモード。やってみれば楽しいとは思うけど、ゲームを通してMLBの選手を覚えたいという僕の目的とは全く合致しない。

 「Diamond Dynasty」は、選手カードを集めて、そこからチームを編成して試合を進めていくモード。ファミスタのドリームペナントのイメージなので、色んな選手を覚えることはできると思うが、NPBほどの知識がまだ無いため、まずはチームと選手をセットで覚えたいと思っているので、全30球団の選手がごちゃ混ぜで出てくるゲームモードだと混乱する。

 「Franchise」は、GMとなって球団を運営するモードで、試合をプレイすることもできるが、基本的にはトレードしたり、スカウトしたり、昇格・降格をマネジメントするゲームモード。スタート時点では一つのチームをベースとするので、チームと選手をセットで覚えられるが、どんどんごちゃ混ぜになっていくので、Diamond Dynastyと同様、混乱しそう。

 「Play Now」は、1試合だけ対戦するモードなので、僕の目的と合致するし、しかもオンラインゲームの特性を最大限活かし、移籍の多いMLBにおいて、ほぼリアルタイムで選手の移籍を反映してくれるというスグレモノ。いい感じなのだが、試合のテンポが悪く、1試合に1時間程度かかってしまう。こんなにかかると、気軽にプレイできるゲームではなくなってしまう。ファミスタのように1試合30分ぐらいで終わると気軽にプレイできるのだが。

 ちなみに「Play Now」にはウォッチモードもあって、これだと40分ぐらいで試合が終わるので、これでも充分楽しめるかなと思ったのだが、本当に観るだけで、一切の操作ができない。ベストプレープロ野球のように、簡単なサインと選手交代の采配ができるゲームモードがあれば最高なんだけどな。

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