2017年8月8日火曜日

引退試合のための特例措置

 引退試合に向けた出場登録選手に関する特例措置が承認されたことが報じられた。引退試合を行う際、1日限定で出場選手登録が28人枠とは別枠で認められ、但し当該選手は、その日以降は出場登録が認められない。ニュース記事はこちら。

 「今年から引退試合用、1日選手登録を導入」(後日追記:過去ニュース記事のためリンク切れ)

 何これ?こんなの誰が求めたの?少なくとも、ファンが求めたという話は聞いたことないけど。

 そもそも公式戦において、真剣勝負ではない打席が存在することはおかしいと思っている。別に引退試合と銘打った試合があっても良いと思うが、あくまでも真剣勝負であるべきだし、引退する投手に対して儀式的に三振してあげたり、引退する打者に対してど真ん中のストレートを投げたりするのは、公式戦に対する冒涜だ。その1三振、その1被安打だって、公式記録としてカウントされるし、三振すれば公式記録としての打率が下がる。この手の儀式的なものは、試合前の始球式のようなセレモニーか、オープン戦でやるべきだ。

 こんな馬鹿げた特例措置は、適用する選手・チームが出てこないことを祈る。

0 件のコメント:

コメントを投稿