2017年9月16日土曜日

優勝決定翌日の特例措置はあってもいいのでは?

 ソフトバンクが優勝し、広島もマジック1ということで、いよいよ今年のプロ野球も最終章。巨人ファンとしては、残念な1年になったが、13連敗がありながら最終的には貯金を持ってシーズンを終われそうで、だからこそあれさえ無ければと悔やまれるシーズンになった。

 ところで、以前に「引退試合のための特例措置」で、この特例措置は不要だと切り捨てたが、同じ特例措置でも優勝決定試合翌日の特例措置はあってもいいのではないかと思う。それは、優勝決定チームは決定日翌日の予告先発を変更してもいい特例措置。

 翌日の予告先発を発表するのは、その日の試合中なので、当然、その日の試合の結果は出ていない。ちなみに、今回のソフトバンク優勝のケースだと、明日の予告先発は先発の柱の一人である千賀。発表時点ではその日に優勝が決まるかどうか分からないため、決定しなかったことを想定した先発投手を発表することになる。

 ところが、優勝が決まれば、その日は祝賀会が開かれる。1年間頑張ったのだから、ファンではなくても、選手にはその日ぐらいは思う存分はしゃいでもらいたいと思うものだが、近年の報道を見ていると、翌日の予告先発の投手は、早々に祝賀会から引き上げて、翌日に備えることが多い。これは、ちょっとかわいそう。予告先発が採用される前までは、優勝決定翌日の試合は、バリバリのローテーション投手ではなく、おそらく祝賀会に大きな顔をして参加できる立場では無さそうな、チャンスを掴みたい若手投手が投げることが一般的で、それもまた風物詩だった。

 この特例措置は頑張った選手の労をねぎらうものだし、採用を検討してもらえないものかなぁ。もっとも、予告先発自体を不要と思っている僕としては、これを廃止してくれれば、こんなことも起きないのだけれども。

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