現地12日、FAとなっていた最後の大物ブレグマンがレッドソックスと契約したと報じられた。キャンプインギリギリでの決着。今年のブレグマンに限らず、毎年大物のうち何人かはキャンプギリギリまで翌シーズンの所属球団が決まらない印象。これは日本のプロ野球では考えられなくて、MLB特有の動き。どうしてこんなことが起こるのか。
そもそも登録できる選手数が全然違ったり、マイナーオプションのルールだったり、贅沢税だったり、代理人だったりといろんな要素があってのこの状況だと思うのだが、一番の要因は基準を満たした選手は全員FAになる制度なんじゃないかと思う。
プロ野球の場合は宣言制なので、所属球団としては慰留に努めるし、選手だってある程度は行く当てが無いと宣言しないだろう。
一方でMLBは自動FAなので、球団としても基本的には残らない前提で翌シーズンの編成を考えるし、選手は行く当てがあろうが無かろうがFAになる。このため需給バランスとは関係なく選手が市場に出て、結果、一定の選手が売れ残るということなんじゃないかと思う。
日米でどちらの制度が良いのかは分からないが、少なくとも日本の制度の方が日本人にはあっていると思う。
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