2005年12月28日水曜日

レコード大賞展望

 近年、NHKの紅白歌合戦以上に視聴率の低迷が叫ばれ、以前のような権威が全く無くなってしまった日本レコード大賞。それでも大晦日という一年を締めくくる一日に表彰されることもあり、日本音楽界の中にあっては、まだまだ代表する賞の一つであることには変わりないだろう。今年の候補曲は以下の通りだ。

・あたらしい季節へ (Lead)
・十六夜の月 (w-inds.)
・Eventful (鈴木亜美)
・ココロツタエ (夏川りみ)
・五能線 (水森かおり)
・桜 (コブクロ)
・沙の川 (原田悠里)
・Butterfly (倖田來未)
・初恋列車 (氷川きよし)
・プラネタリウム (大塚愛)

 むむむ。受賞者には大変申し訳ないが、確かに視聴率が低迷しているのも頷ける顔ぶれだと言わざるを得ない。昨年はMr.Childrenの出演もあってその年にヒットした楽曲が選ばれている感がまだあったのだが、今年は正直厳しい。

 賞の行方を予想すると、今年は大塚愛と倖田來未の一騎打ちといったところか。話題性としては、倖田來未が飛びぬけているが、彼女のCDは意外と売れていない。このメンバーではセールス面は大塚愛がぶっち切りだろう。穴としては、ここのところの演歌界への貢献が目覚ましく、有線系の賞レースを独占している氷川きよしか。

 しかし、今年の音楽界を賑わせた、修二と彰もケツメイシもORANGE RANGEもBENNIE Kも出ない賞レースじゃ、やっぱり迫力が無いと言わざるを得ない。。。

2005年12月27日火曜日

雪の影響

 今日は、久しぶり(3週間ぶりぐらい)の大阪出張だった。普段よりも重要度の高い会議の開催であるのに加え、開始時刻も早く、説明案件もあるため、僕は会議準備のため前日に移動して、他のメンバーは当日移動するという段取りだったのだが・・・。

 そう。ここのところの大雪のため、新幹線が遅れていたのである。資料の最終版を持っている人の到着は遅れるし、会議の場を仕切るはずの上司も大幅に到着が遅れるという連絡が入るし、このままだと単独で会議に乗り込まなきゃいけないかも知れないという雰囲気になり、案件的に上司がガツンとやってくれないと収まらなさそうな内容なだけに、ちょっと冷や汗モード。

 結局、ギリギリ間に合って事なきを得たのだが、久しぶりにドキドキしたそんな年末の一日だった。

2005年12月24日土曜日

MSV Award 予告編

 MSV-Radio時代から、年末にはその年に活躍したミュージシャンを月間MSVオリジナルランキング(CD売り上げデータに独自ポイントを加えたオリジナルランキング)の結果をもとに、20組選び、発表してきた。

 最初に発表したのは1995年。Radioが終了してからも集計は継続しているのに加え、現在では1990年まで遡って集計しているため、実に、過去15年に渡って、「その年を代表するミュージシャン20組」を選んでいることになる。

 そんな企画を今年からは「MSV Award」と称して、このサイトで紹介しようと思う。

 ちなみに、過去15年で最多受賞はB'zで、何と受賞回数は14回。継続している連続受賞は宇多田ヒカルと浜崎あゆみの6年連続。

 今年はどんな結果となるのか?発表は、新年明け一発目の更新で!

2005年12月23日金曜日

シネマレビュー 「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」

 僕自身、ハリー・ポッターシリーズの中で、小説を読まずに映画を観るのは初めてとなるこの作品。シリーズ全体は大好きなので、かなり期待して観たのだが…。

 いや、まあ、決してダメな映画ではない。むしろエンタテインメント性に優れていて、面白い映画と言えると思う。でも、これまでのシリーズと何かが違う気がする。

 これまでの3作もエンタテインメント性に優れているのと同時に、ストーリーにも深みがあった。しかし、今作は深みが感じられず、見終わった後の後味が異常にスッキリした感じで、「もう終わったの?」という印象を受けた。それでも、映画自体は2時間半もの大作で、それほどの長さがありながら、長さを感じさせないということは、やはり優れた作品と言うことなのか。

 このように、この映画の良さは認めつつも、敢えて繰り返す。これまでの3作が好きだった僕としては、今回の炎のゴブレットではストーリーとして何かが足りていないという印象をどうしても受けてしまった。もしかしたら小説版を読んでないからそう感じるのかも知れないが、炎のゴブレットって確か上下巻になっている長編ですよね。さすがに読むパワーは無いなぁ。(笑)

2005年12月21日水曜日

不可解なトレード M小坂→G

 今年、優勝に大きく貢献したマリーンズの小坂がジャイアンツへ金銭トレードされた。小坂ほどの選手が金銭トレード??かなり不可解だ。

 小坂ほどの実力があれば、たとえ放出するにしても、それ相当の選手とのトレードが可能なはず。ということは、これは戦力面を考えての放出ではないということだ。つまり、考えられるのは財政面ということだろう。マリーンズは今年若手選手が大活躍したため、一気に年俸が上昇することとなり、もともと年俸が高かった小坂への年俸が払えなくなってしまったということは容易に想像できる。

 要するに、小坂はある意味優勝の犠牲者ということか。。。

 しかし、ジャイアンツファンの視点から見ると、これはかなり大きい。これで来シーズンのショートは安泰だし、それにより二岡をサードに、小久保をファーストにコンバートさせて、これまで以上に打撃に専念させることができる。投手に関しては、野口、豊田、パウエルと、か~~なりやりすぎの感があるが、野手に関しては的確な補強をしたと言えよう。

2005年12月20日火曜日

耐震強度の偽装問題について考える

 珍しく時事ネタで。

 何かと世間を騒がせている耐震強度の偽装問題。最近、激務と体調不良が重なって、このニュースについては僕は断片的にしか知らないが、それにしても、どうも腑に落ちない点がある。

その1 両者の言い分の不一致についてマスコミが追求すること
 繰り返すが、僕はこのニュースについて断片的にしか知らないが、焦点の一つとして、木村建設の篠塚元東京支店長から姉歯元建築士に対し、鉄筋量を減らす旨の圧力があったかどうかというのが上げられている。

 これって、僕に言わせれば議論する意味が感じられない。っていうか「圧力」って人の捉えかた次第でどうにでも感じられるものであり、客観的に示すことはできないと思う。

 そりゃあ、発注側は多少の無茶は言うに決まっているし、受注側はそれを圧力と感じるに決まっている。今回、たまたま触れた法の内容が人命に関わるものだったからここまで取り沙汰されているのであって、こういった圧力まみれのやり取りの中で違法スレスレの(若しくは一線を越える)行為がなされるなんてサラリーマン社会では日常茶飯事ではないだろうか。

その2 篠塚元東京支店長からの圧力の内容が、法に触れることを意識していたかどうかについて
 篠塚元東京支店長から姉歯元建築士に対して、違法性を知りつつ圧力がかかっていたかということも論点になっているようだが、僕に言わせれば、そんなの知っているはずがない。っていうか、企業の経営幹部が、必要な鉄筋量の具体的な数字といったような細かいことを知っているはずがない。

 以上2点がサラリーマン生活をそれなりに経験している僕の素直な感想だ。ゆえに、被害にあわれている住民の方々は大変気の毒だとは思いつつも、僕はこのニュースを真剣に見れないし、むしろ滑稽にさえ映ってしまうのだ。

2005年12月19日月曜日

入社以来初めての・・・

 入社して、それなりの年月が経っているが、本日、初めて体調不良により会社を休んでしまった。これまでも体調不良を理由にしてズル休みをしたことはあったが、本当に出社できないほど体調を崩したのは初めてだ。

 と、同時に久しぶりに歯医者以外の医者に行った。多分、内科の医者に行ったのは、15年ぶりぐらいだと思う。あまりにも久しぶりだったので、ちょっと緊張した。(笑)

 高校も3ヵ年皆勤だったこともあり、自分の中の唯一自信を持っているものが、体の丈夫さだっただけに、ちょっとショックだが、これを機会にもうちょっと体調管理を行い、あまり無理をしない生活を心掛けようかなと感じた一日だった。

2005年12月15日木曜日

我が目を疑うニュース

 最近、世の中は何でもアリな状態になっていて、ニュースを見ても特に驚くことは無くなっていたのだが、このニュースはそんな僕ですら我が目を疑った。

 「前オリックス監督の仰木彬氏が死去」(後日追記:過去ニュース記事のためリンク切れ)

 仰木さんってついこの前まで合併バファローズの監督だったじゃん。。。あの年齢でプロ野球の監督をつとめるのは、やはり過酷過ぎるということなのだろうか。

2005年12月14日水曜日

CDレビュー 久松史奈「EGG ON TOAST」

 以前にも紹介した久松史奈の6年半ぶりのニューアルバム「EGG ON TOAST」が先日リリースされた。期待に胸を膨らませ、いざ聴いてみたのだが、期待が大きすぎたせいなのか、正直言って、あれれといった印象を受けた。

 久松史奈の魅力は、力強く、伸びのあるボーカルだ。しかし、このアルバムでは何だか声をつぶしたような歌い方になっていて、魅力が半減しているように感じる。特に、昔を知るファンから言わせると、ちょっとガッカリといったところではないのだろうか。

 そうは言っても、彼女の復活は嬉しいニュース。今後もコンスタントなリリースを期待したい。

2005年12月13日火曜日

CDレビュー RAG FAIR「RAGッ STORY」

 ベスト版のレビューが連続してしまった。まあ、そんなことはおいといて。。。

 僕はRAG FAIRのファンだ。しかしながら、2002年に「ラブラブなカップル フリフリせチュー」をリリースし、その後、立て続けに「恋のマイレージ」、「She サイドストーリー」と言った名曲をリリースしながら、最近の彼らは、妙にテクニックに走ったり、バラードを歌い上げようとしたりして、どこか魅力が薄れてきているなと感じていた。

 ところがこのベスト版を聴いて、それは誤った認識であったことに気付かされた。曲順がちょうどリリース順になっているのだが、最初から最後まで、彼ら独特の軽快さと美しいハーモニーは全く失われることなく、一枚を通して満足することができるアルバムになっている。

 このアルバムを通して聴くと、何故、自分自身が前述のような感想を彼らに対して抱いてたのか不思議でたまらない。もし、皆様の中でも「最近のRAG FAIRはちょっと・・・」という風に思っている方がいらっしゃったら、是非ともこのアルバムを聴いて、彼らの魅力を再確認してもらいたいと思う。

2005年12月11日日曜日

CDレビュー 平井堅「歌バカ」

 「歌バカ」は平井堅がデビューからこれまでにリリースしたシングルをリリース順に並べた2枚組のベストアルバムだ。彼がブレイクしたのは2000年の「楽園」。しかし、意外とデビューは古く、何と1995年だ。そのため、2枚組のうちDisc1はそのほとんどがブレイク前の楽曲になっている。

 今回、このアルバムを聴いて、初めてブレイク前の彼の曲を聴いたのだが、「楽園」より前は今の彼からは想像できないほどのアップテンポな曲が多い。よってDisc1は平井堅らしからぬポップな一枚になっており、軽快でドライブに最適な一枚になっている。

 一方で、Disc2はブレイク後にリリースした名バラードがこれでもかと言わんばかり収録されている。「Miracles」に始まって、「Missin' you」、「Ring」、「思いがかさなるその前に・・・」と、じっくり聴かせる名曲ぞろいではあるが、今回ドライブ中に聴いたため、か~なり眠くなってしまった。これは全くもってドライブには向いていない一枚だ。(笑)

 つまりは、「歌バカ」は一つのアルバムでありながら、全く性格の異なる2枚で構成されている面白いアルバムと言えよう。ドライブ中などに軽快な音楽を楽しみたいときはDisc1を聴き、部屋でじっくりと音楽を楽しみたいときはDisc2を聴く。そんな風に聴くシーンによって2枚のアルバムを使い分ける。そんな聴き方ができるのがこの「歌バカ」の良さ、延いては平井堅の魅力なんだと感じた。

2005年12月10日土曜日

CDレビュー「B'z The Best "PleasureⅡ"」

 B'zが500万枚を売り上げたベストアルバム「B'z The Best "Pleasure"」以来7年ぶりにPleasureシリーズ2作目である本アルバムをリリースした。1998年の「HOME」以降の全シングルを収録した豪華版だ。

 実は正直なところ、僕はこの作品はあまり期待していなかった。というのも、確かに収録されている曲は全作ともチャート1位を獲得した曲ではあるが、近年のB'zは90年代中頃と比較するとパワーが落ちてきているように感じていて、楽曲の良さよりもむしろネームバリューだけで1位を獲得しているように感じていたからだ。

 ところが、アルバムを聴いて、その認識は誤っていたことに気付かされた。激しいビートの「ultra soul」、「IT'S SHOWTIME!!」、「juice」、「ギリギリchop」などはものすごくパワーを感じるし、「OCEAN」、「今夜月の見える丘に」、「GOLD」といったバラードはじっくりと聴かせてくれる。このボリューム感は「Pleasure」と比較しても何ら劣るものではない。

 今回、このアルバムを聴いて思ったことがある。それは、様々なミュージシャンが「進化」という言葉を使って音楽の方向性を変えていくことがあるが、それは往々にして一般の支持を受けられずにファンが離れていってしまう結果になりがちだ。しかし、「PleasureⅡ」から感じられるのは「Pleasure」の頃と比べて何ら変わらないB'zのサウンドであり、彼らがこの7年間いい意味で変化しなかったということだ。

 そう。この7年間、B'zはB'zであり続けた。これがPleasureⅡを聴いた、僕の感想だ。

2005年12月4日日曜日

こんな週末はあってはならない

 この週末は、2日間とも自宅で缶詰状態で仕事だった。いくら何でもちょっと業務が詰め込まれ過ぎのような気がする。

 タダでさえこの時期は年賀状の準備などもあって忙しく、加えて今年は運転免許の書き換えもあって、近々帰省しなければならないということもあって、もう体がいくつあっても足りない。(まあ、住民票をいまだに移していない僕も悪いのだが・・・。)

 加えて、僕が所属している担当は、異常なほどに飲み好きの上司が居るため、この時期から毎週金曜日は忘年会チックな行事がセッティングされ、しかも、来週末はご丁寧にも1泊2日の忘年会旅行まで企画されている。やりすぎだ。

 そうは言っても、僕はサラリーマン。やり遂げるか、やるだけやってギブアップするか、倒れるしか選択肢は無いのだ。(笑) いや、笑っている場合ではないかも。。。

2005年12月2日金曜日

紅白歌合戦出場歌手発表

 NHK紅白歌合戦。近年、視聴率低下が叫ばれているが、そうは言ってもやっぱり日本の大晦日は紅白だ。今年も出場歌手が発表される季節となった。そこで、今年の見所を探ってみたい。

・ベテラン
 何と言っても注目は松任谷由実だ。おそらく愛・地球博のイメージソング「Smile again」を歌うのだろうが、テレビで滅多に見られないユーミンなので、とにかく注目だ。

 また、渡辺美里の出場も注目の一つ。デビュー20周年の今年は、恒例の西武ドームでのライブに区切りをつけた年でもあり、まさに節目の年。彼女もテレビではなかなか見られないだけに、目が離せない。

・ニューフェイス
 今年、最もブレイクしたと言ってもいいDef Techは、文句なしで大注目。もちろん「My Way」の軽快なリズムを響かせてくれることだろう。

 超ロングヒットを記録し、今もなお売れ続けているAIの出場も楽しみだ。当然「Story」を演奏するのだろうが、紅白出場をきっかけにさらにロングヒットを記録する予感がする。

 また、ライブパフォーマンスに定評のあるグループ魂も見逃せない。ミュージシャンの多くが彼らのライブに魅了されるということから、いわば「アーティスト・オブ・アーティスト」的な存在でもあり、どのようなパフォーマンスを見せてくれるか、楽しみだ。

・突っ込みどころ
 紅組:ゴリエ
 オイオイ。紅組かよ。。。

 白組:m-flo loves Akiko Wada
 これは違和感ないなぁ。(笑)

2005年12月1日木曜日

二千円札だ!

 今日は大阪出張だった。帰りの新幹線でのお供にと思い、新大阪駅の本屋で本を買ったら、何とびっくり、おつりが二千円札で返ってくるではないか!久しぶりに見たぞ、二千円札!

 ていうか、まだ流通していたんですね。二千円札って。(笑)