2006年2月28日火曜日

CDレビュー hiro「寛 シングル・コレクション」

 ひとことでベスト版と言ってもその収録曲と曲順により、様々なタイプに分けられる。シングル曲のみで構成するもの。さらにはそれをリリース順に並べるもの。ファンからのリクエスト投票により収録曲を決めるもの。ミュージシャンのこだわりで選曲するもの。そのタイプにより聞く側の楽しみ方も変わってくると思う。

 今回紹介するhiroの「寛 シングル・コレクション」は、これまでのソロシングルを全て網羅し、それらをリリース順に並べている。このような曲順のものは、ミュージシャンの成長度合いというか、変化を感じることができる点が嬉しい。

 で、肝心の中身だが、敢えてファンだから書かせてもらうが、ここのところのセールス不振の原因を突きつけられているような内容であるように感じてしまった。どうしても、初期の頃の楽曲に比べて、最近の楽曲はインパクトが無いというか、心に響くようなものが感じられない。SPEED時代の勢いは無く、悪い意味での落ち着きを感じてしまうのは、おそらく僕だけではないだろう。

 もう一度、SPEED時代・ソロデビュー当時時代のように、ダンサブルでパワーのある歌い方をして欲しいし、その方が彼女の魅力が引き出される。そのように感じさせられた一枚だった。

2006年2月26日日曜日

2006年2月MSVランキング

1位 : 衝動 (B'z)
2位 : I believe (絢香)
3位 : Venus (タッキー&翼)
4位 : 5センチ。 (WaT)
5位 : ソメイヨシノ (ENDLICHERI☆ENDLICHERI)
6位 : 粉雪 (レミオロメン)
7位 : Mr. Traveling Man (TOKIO)
8位 : No Regret (倖田來未)
9位 : 振り向けば… (Janne Da Arc)
10位 : Hot chocolate (RIP SLYME)

 過去、1位を僅か3回しか獲得していなく、MSVランキングとは相性の悪いB'zが、「熱き鼓動の果て」以来、約3年半ぶりの1位を獲得した。

 また、レミオロメンの「粉雪」が4ヶ月連続ランクインを達成。これは1990年の集計開始以来、KANの「愛は勝つ」、槙原敬之の「どんなときも。」、今井美樹の「PIECE OF MY WISH」、ZOOの「Choo Choo TRAIN」、大事MANブラザーズバンドの「それが大事」、平松愛理の「部屋とYシャツと私」、織田哲郎の「いつまでも変わらぬ愛を」、米米CLUBの「君がいるだけで」、中山美穂&WANDSの「世界中の誰よりきっと」、KinKi Kidsの「硝子の少年」、SPEEDの「White Love」、宇多田ヒカルの「Automatic」、CHEMISTRYの「PIECES OF A DREAM」、元ちとせの「ワダツミの木」、ロードオブメジャーの「大切なもの」、森山直太朗の「さくら」、平原綾香の「Jupiter」、河口恭吾の「桜」、ORANGE RANGEの「花」、ケツメイシの「さくら」らに並ぶ、23回目の快挙である。(もっと少ないと思って集計を開始したら、意外と多いことにちょっとピックリ(笑))来月は、過去にB.B.クィーンズの「おどるポンポコリン」とASKAの「はじまりはいつも雨」しか成し得ていない5ヶ月連続のランクインに挑む。

2006年2月25日土曜日

苗場へ!

 苗場スキー場といえば、日本を代表するスキー場の一つ。ユーミンのイメージがあったり、フジロックの会場として広く知られていたりするため、その名前を聞いたことの無い人を探す方が難しいと思われるぐらい有名なスキー場だ。

 その苗場スキー場についに行ってきた。

 さて、その感想だが、まずコンディションが悪かった。ふもとあたりは何と最高気温が5度というスキー場としては異常な暖かさ。それにより雪質は完全にシャーベット状。下手な春スキーよりも雪が重く、スキーをやるにはかなり最悪なコンディションだ。

 しかし、それを差し引いてもそんなに良いスキー場だとは思えなかった。確かにコースは豊富だが、どこも幅が狭く、それでいて人は多いため少しでも油断するとすぐに人にぶつかる状態。特に林間コースの狭さは尋常ではない。(もちろん、林間コースはそもそも狭いものではあるが。)

 もちろん、いいところもあった。

 まず、景色が素晴らしい。山頂からは空気が澄み渡っていれば日本海が見れるということで、今回はたまたま見られたので、その景色は壮観だった。それと、前述の通り人が多いのだが、不思議とリフトの待ち時間は少ない。おそらくリフト本数等の輸送力がかなりあるのだろう。このあたりは評価できる点である。

2006年2月24日金曜日

祝!荒川静香選手金メダル!に思う

 ここのところ「○○に思う」がシリーズ化しているなと思いつつ・・・。

 メダルゼロが騒がれていた今回のトリノ日本選手団だが、ついに、女子フィギュアで荒川静香選手がメダルを獲得した。しかも冬季五輪では史上9個目の金メダルだ。恒常化している早朝出勤のため、残念ながら安藤美姫選手の演技しか見れなかったが、通勤電車にてケータイニュースでこの喜ばしいニュースを見た。

 さて、今回の金メダル獲得で思ったのは、やはりスポーツは勝つことが最大の目的だなということだ。よく、参加することに意義があるとか言われるが、もちろん参加することにも意義があるのだろうけど、やはり特にスポーツは勝つことにこそ意義があるのではないか。

 いつかのジャンプの原田選手のときのように、勝てなかったことに対して非難するのは、おかしいと思うが、かと言って、勝てなかった選手に対して、その健闘を必要以上に讃える最近の報道のやり方もちょっと違うのではないかと思う。

 ともかく、荒川選手はすごい。あとメダルの期待が出来るのは男子スラロームの”型破りスキーヤー”佐々木明選手ぐらいだが、是非ともメダル獲得を目指して頑張ってもらいたいものだ。

 なお、過去のメダル獲得数は以下のサイトを参考にした。すごくきっちりと情報がまとまっているサイトだ。

・冬季オリンピックメモリーズ
 http://winter-olympic-memories.com/index.htm(後日追記:サイト閉鎖)

2006年2月22日水曜日

だんじり開催日変更に思う

 気になるニュースが飛び込んできた。

 岸和田だんじり130年ぶりに日程変更、土・日に(後日追記:過去ニュース記事のためリンク切れ)

 記事にもあるとおり、だんじりと言えば曜日に関係なく9月の14日・15日開催である。これは関西人なら(多分)常識だ。僕自身も、以前岸和田に住んでいたことがあり、部屋の窓からだんじりを見ることができたこともあって、それなりに思い入れのあるお祭りである。それがハッピーマンデーの煽りを受けて、日程変更を迫られているというのだから、ちょっぴり寂しい話だ。

 他にも、曜日ではなくて日付で開催日が決まっているものと言って、思い出すものに8月1日のPLの花火大会がある。ま、おそらく無いと思うが、もしPLの花火大会までがだんじりと同様の理由で日程変更を迫られるようなことがあれば、寂しさは増すだろう。

 曜日ではなく日付で決まっているイベントって、もっとあってもいいなと思うし、祝日だって何でもかんでもハッピーマンデーにするのはいいが、それによりその祝日の持つ意味が薄れるのではないかなぁと思ったりもする。

 ま、話がそれて結局何が言いたかったのかよく分からなくなったが、何よりもだんじりって130年以上もの歴史があるということに一番驚いた。(笑)

2006年2月19日日曜日

クロスカントリーを観ながら思う

 クロスカントリー。言ってみれば雪上のマラソンだ。

 しかし、このクロスカントリー。選手には悪いが、テレビ観戦しているとどうにも眠くなる。実際、すでに何回かクロスカントリーを観ながらテレビを付けっぱなしで寝てしまった。

 陸上のマラソンは観ていても眠くなることはあまり無いし、逆にむしろ興奮してくるのだが、一体この違いは何なのだろうか。

2006年2月18日土曜日

スノーボードクロス

 このオリンピックから正式種目に加わったスノーボードクロス。これは予選ではタイムを競うが、決勝ではタイムは関係なく順位で競う。4選手が同時に滑り出して、1番早かった選手の勝ちだ。

 そこで今回の女子スノーボードクロスの決勝。ドラマは起きた。

 中盤でのクラッシュにより首位の独走となったレース。誰もが首位の選手の金メダルを確信した。しかし最後の何でもないジャンプで着地時にバランスを崩し転倒。2位だった選手がタナボタの金メダルを獲得したのだ。

 これはやっている方が大変だろうが、見ている方はかなり面白い。今回のオリンピックをキッカケに人気が出てくるかも知れないと感じた。

 そういえば、ソルトレークでもショートトラックで同じようなことがあったような気もするが…。

2006年2月17日金曜日

CDレビュー HOME MADE 家族「musication」

 HOME MADE 家族の2ndアルバム「musication」がリリースされた。前作から1年も間が空いていないというハイペースぶりだ。

 さて、その内容だが、実質的にはM2の「music & communication」から始まり、M14「happy days」で終わるのだが、その中にうまくヒットシングル「少年ハート」「JOYRIDE」「サルビアのつぼみ」が散りばめられていて、その構成はとても流れがいい。特に最後の「happy days」はタイトルどおり幸せな気分になれるナンバーで、彼らのアルバムを締めくくるのにピッタリの楽曲に仕上がっている。

 その中で僕が気になったのはM8「FUNKY 20×8」。敢えて歌詞カードに歌詞が書かれていないのだが、よく聴いてみると彼らの生い立ちを歌っていて、思わず耳をそばだてて聴きたくなるナンバーだ。

 ところで、このアルバム、チャートアクションも好調だ。1stの記録である初登場5位を上回ることができるか?こちらも期待だ。

2006年2月16日木曜日

野球バトン

 プロ野球を愛する僕としては、このバトンだけはもらわないわけにはいかない!

■セリーグで好きな球団
読売ジャイアンツ!良くも悪くもやはりジャイアンツがしっかりしないとプロ野球は盛り上がらない!

■パリーグで好きな球団
昔はオリックスブルーウェイブ、最近は大阪近鉄バファローズだった。もう、両球団とも存在しないけど。

■現役で好きな選手
日本球界では高橋由伸(巨人)、北川博敏(オリックス)。日本以外では松井秀喜(ニューヨークヤンキース)。

■OBで好きな選手
いっぱい居ます。最初にファンになった篠塚利夫(G)と吉村禎章(G)。BWファンになったきっかけの高橋智(BW)。ミスターレッズことBarry Larkin(シンシナティレッズ)と新人王獲得Chris Sabo(シンシナティレッズ)。などなど。

■あなたはピッチャーです。対戦したいバッターは?
新庄剛志(F)。ストライク入らなくても打ってくれそう。(笑)

■あなたはバッターです。対戦したいピッチャーは?
星野伸之(元BW)。120km/hなら打てるかも。(笑)

■行ったことのある球場
西から順番に、福岡ドーム、GS神戸(Yahoo!BB時代もスカイマーク時代も)、甲子園、大阪ドーム、ナゴヤ球場、ナゴヤドーム、浜松市営、静岡草薙、横浜スタジアム、西武ドーム、神宮、東京ドーム、千葉マリン。(記憶の範囲内。他にもあるかも。)

■行ってみたい球場
本拠地でまだ行ったことのない広島市民、フルキャスト宮城、札幌ドームは是非とも行ってみたい。

■バトンをまわす人
もらっていただけるのならどなたでも。

2006年2月15日水曜日

トリノ五輪テレビ観戦時の違和感

 トリノ五輪中継。

 テレビ朝日のテーマソングは以前にも書いたとおり、SMAPの「Triangle」。

 そしてTBSのメインキャスターはSMAPの中居正弘。

 見てて、違和感感じませんか?(そんなことを考えるのは僕だけでしょうか。)

2006年2月14日火曜日

CDレビュー Aqua Timez「空いっぱいに奏でる祈り」

 本ブログでは注目のミュージシャンを「Coming Number」として取り上げている。今回、Aqua Timezを取り上げるにあたって、久しぶりにComing Numberとして書こうかと思ったのだが、かなり知られた存在になってきてしまったので、CDレビューとして書くことにした。

 で、その「等身大のラブソング」ですっかりおなじみのAqua Timezだが、聴いた第一印象は、

 「声質も曲調も初期のミスチルに似てるなぁ…」

 であった。特にM1「希望の咲く丘から」を聴くと、それを感じる方も多いのではないだろうか。

 それはともかく、彼らが心地よいサウンドを奏でていることは間違いない。今後の活躍を期待したいミクスチャーバンドだ。

2006年2月13日月曜日

聖火点灯へのツッコミ

 今回もトリノ五輪ネタ。

 フェラーリのマシンやオノ・ヨーコの登場もあり、話題性あり感動ありだったトリノ五輪の開会式。その中でも注目を集めたのはやはり聖火の点灯だろう。

 最終ランナーは本命視されていたアルベルト・トンバではなく、日本ではあまりなじみの無いステファーニア・ベルモンド。冬季五輪で合計10個もメダルを獲得しているクロスカントリーの選手だ。

 聖火点灯の演出は見事だった。ベルモンドが着火台に点火すると、導火線となっている花火を伝って、聖火台に炎がともる。圧倒的な迫力だ。

 でも、ちょっと待てよと。あれって、アテネで採取して聖火リレーで繋いできた聖なる炎が、どう見ても直接伝わってないような気がするが…。もっと言うと、ベルモンドが点火した着火台と聖火台ってどう見ても一つの炎で伝わっていってないような気がするが…。

 ま、せっかくの感動にこれ以上水を差すことはやめよう。見事な点火シーンであったことは間違いないのだから。

2006年2月12日日曜日

ガストの日替わりランチ

 ガストの日替わりランチ。僕の食生活の中では土曜日の昼飯の定番メニューだった。

 しかし、昨日、いつものように食べに行ったら、これまでは日祝を除く毎日提供していた同メニューだが、今は土曜日も提供しなくなったと言う。(ホームページを見る限りでは今も提供してそうではあるが。。。)

 これでまた土曜日の昼飯の選択肢が狭まってしまった。ていうか、別に日替わりにランチにこだわる必要性は無いんですけどね。(笑)

2006年2月11日土曜日

モーグルは人間業じゃないな

 オリンピック選手は、極限まで肉体を鍛え上げてて、普通の人間じゃ成し得ないようなことをやるからこそオリンピック選手たるものなのだが、それにしてもモーグルはもはや人間業ではないと思う。

 普通じゃ滑り降りることさえできないようなコブ斜面を猛スピードで滑り降りながら、エアリアル並のエアを決める。しかも、着地後すぐにまたコブ斜面を滑り降りなければならないのだ。この離れ業感は少しでもスキーをやったことがある人ならよくお分かりになるだろう。

 考えてみれば、冬季五輪の種目って人間業じゃないようなものが多いような気がする。スキージャンプは100キロに近い速度で空中に放り出されるわけだし、スケルトンなんて体感速度がどれくらいなのか想像しただけで、とてもやる気がしない。

 冬季五輪が夏季五輪に比べて盛り上がらないのにはそういうところにも要因があるのかも知れない。何しろ、競技を見て刺激を受けても簡単にやってみることができるような競技ではないからだ。

2006年2月10日金曜日

各局のトリノ五輪テーマソング

 さあ、いよいよトリノ五輪が始まる。個人的にはこの週末も持ち帰り仕事山積みで超ブルーだが、だからと言ってトリノ五輪観戦の時間を削るわけにはいかない。何しろ土曜日は早くもメダル候補の女子モーグルがあるからだ。

 ところで、競技はもちろんだが気になるのが各局のテーマソング。アテネ五輪では男子体操における実況効果もあって、ゆずの「栄光の架橋」が大ヒットしたが、今回はどうだろうか。以下がそのラインナップだ。

 ・NHK 平原綾香「誓い」
 ・フジ 倖田來未「WIND」
 ・日テレ 浜崎あゆみ「Born To Be…」
 ・テレ朝 SMAP「Triangle」
 ・TBS 小田和正「まっ白」
 ・テレ東 Crystal Kay「Together」

 各局ともこの時期にリリースするシングル曲を採用するかと思えば、テレ朝とTBSは新曲ではないし、日テレとテレ東はシングルのカップリングの曲である。過去の例を取ってみても、五輪のテーマソングは耳にする機会が多い割にはビッグセールスに繋がるケースは少ないため、各局・各レコード会社とも視聴率とCDセールスの相乗効果みたいなものは、あまり期待していないのかも知れない。そういう意味でもアテネのときのゆずは特異なケースだったと言えよう。

 ちなみにアテネ、そしてその前の冬季五輪であるソルトレークシティの時の各局のテーマソングはこちら。なるほど、意外とビッグヒットは少ない。

○アテネ
 ・NHK ゆず「栄光の架橋」
 ・フジ 森山直太朗「今が人生」
 ・日テレ 嵐「Hero」
 ・テレ朝 B'z「ARIGATO」
 ・TBS SMAP「ススメ!」(アルバム「MIJ」より)
 ・テレ東 島谷ひとみ「Z!Z!Z!」

○ソルトレークシティ
 ・NHK Misia「果てなく続くストーリー」
 ・フジ hitomi「Understanding」
 ・日テレ w-inds.「try your emotion」
 ・テレ朝 前田亘輝「Always」
 ・TBS モーニング娘。「そうだ!We're ALIVE」
 ・テレ東 勝又亜衣子 「KEEP ON YOUR SIDE」

2006年2月8日水曜日

トリノ五輪だ!

 まもなくトリノ五輪が開幕する。今回はフィギュアスケートをはじめ、スキージャンプ、ハーフパイプ、スピードスケート、モーグルなど日本勢にメダルの期待がかかる種目が目白押しでとにかく目が離せない。

 個人的には、こういう大事な時期に仕事の山場を迎えて、週末の休みさえも確保できるかどうか怪しい状況になりつつあるが、それでもできる限り時間を割いて、競技の模様を観戦したいと思っている今日この頃である。

2006年2月4日土曜日

シネマレビュー 「フライトプラン」

 「フライトプラン」はジョディ・フォスターの最新作。飛行機という密室の中で繰り広げられるアクションサスペンスだ。

 この映画、約90分という短い上映時間なのだが、緊張感溢れるシーンの連続で、短さをあまり感じさせなかった。むしろ、この短い時間の中でもこれだけの映画を表現できるということは、凄いと思う。

 緊張感が続きながら刻一刻と変わりいく展開に、自然と引き込まれていくのだが・・・ちょっとオチが弱い。というよりも分かりにくい。多分、この映画をご覧になられた方は、そういう印象を受けた方が多いのではないだろうか。

 名女優ジョディ・フォスターが出演し、しかも導入部分はかなり面白い入り方をしているので、オチをもうちょっとしっかりさせれば、もっと素晴らしい映画になったのではないかと思うし、その点がちょっと残念でならない。

2006年2月3日金曜日

CDレビュー 川嶋あい「Dear」

 川嶋あいのニューシングル「Dear」がリリースされた。今作もこれまで通り彼女の透き通ったボーカルが活かされたミディアムバラードとなっていて、とても聞き応えがある。

 それよりもカップリングに「旅立ちの日に…」が収録されているのが嬉しい。

 「旅立ちの日に…」は2002年にリリースされた彼女のインディーズ時代のファーストアルバム「この場所から…」に収録されているバラードで、ご存知I WiSH「明日への扉」の原曲となっている曲だ。すでに同アルバムは廃盤となっており、この曲を入手することは極めて困難になっていたため、今回の再リリースにより彼女のルーツになっていると言えるこの曲を入手できると言うことは、本当に嬉しいことだ。

 ちなみに、このCDの初回版は「Dear」または「旅立ちの日に…」のPVが収録されたDVDが特典として付いてくる。もちろん僕としては「旅立ちの日に…」の方を推薦したい。