2010年7月31日土曜日

光は開通したものの

 大阪に引っ越して、約1ヶ月。ようやく光回線が開通した。かなり時間がかかった感じだ。

 さっそくインターネットへの接続を試みるも、繋がらない。

 色々と調べてみたところ、どうやら、プロバイダの契約がフレッツ・光プレミアムのファミリータイプ用となっており、今回フレッツ・光プレミアムのマンションタイプ対応の集合住宅に入ったため、プロバイダ側のプラン変更も必要らしい。

 さっそく、プロバイダのウェブサイトにアクセスし、プラン変更を試みるも、該当のページがない。プレミアムからネクストへのプラン変更をする画面はあるのに。

 困り果ててコールセンタに電話したところ、プラン変更は受け付けてもらったが、新しいIDとパスワードを払い出すのに数日かかるということで、結局、今日は回線は開通したものの、インターネット接続環境の復活には、あと数日かかることに。

 う~む。インターネットの世界って難しいね。一応僕はこの業界に勤めているからある程度の理屈は分かるし、どこに連絡すれば状況を打開できるか見当はつくんだけど、こんな複雑なサービスで一般のお客さんは大丈夫なのだろうか。

2010年7月30日金曜日

残業ラプソディ

 大阪に転勤して、そろそろ1ヶ月が経とうとしている。まだ1ヶ月なので何とも言えないが、三重の職場と比べて残業は幾分か少なめだ。ありがたいことにサービス残業はほとんどないため、実労働時間も今のほうが短そう。

 ただ、印象は全く違う。

 三重の頃の残業は、その日のうちやらないといけない仕事を、自分自身が100%納得してやっていた残業。なので、さほど苦痛ではなかった。

 今は、翌日でも間に合うような仕事を、無理やりその日を期限だと決めて、残業している感じ。なので、納得の残業ではない。あと、情けないことに、いわゆる「付き合い残業」も存在する。ならば仕事を手伝えよっていう話もあるだろうが、それはそれとして。

 転勤して1ヶ月。今のところ、こんなところだ。

2010年7月28日水曜日

森ノ宮駅の構造上の問題

 JRの森ノ宮駅。いつものように改札口を通る。

 ガタン ガタン ガッタン。

 どうやら電車が到着したようだ。

 急いで階段を駆け上がる。そして駆け上がった勢いそのままに電車に乗り込もうとすると、そこにはこんな文字が。

 「女 性 専 用 車」

 慌てて隣の車輌の入り口へ走り、そこから電車に飛び乗る。

 車掌さんも鬼ではないので、この間に扉を閉めるようなことはしなかったが、この駅の構造は、ちょっと問題あるなぁ。

2010年7月26日月曜日

シネマレビュー 「借りぐらしのアリエッティ」

 2年ぶりのスタジオジブリ作品は、久しぶりの王道直球作品になったという印象だ。

 好奇心、冒険、自然との共生といった、ジブリ不変のテーマが物語のベースになっているところは、ファンにとって嬉しいところ。今回は宮崎監督の作品ではないが、宮崎作品に匹敵する完成度と言えるだろう。

 物語は、人間の家の床下に「借りぐらし」している小人のアリエッティとその家族。ところが、その家に、一週間だけ12歳の子供がやってきた。その子にアリエッティが見付けられてしまったから、さあ大変。これまでも、小人達は人間に見付かると、捕まえられたりしていたこともあって、人間に見付かった場合は、引っ越さないといけない決まりあるのだ。一方で、小人達と友好的になりたいと思う人間の子供とこの家の主人。物珍しい小人を捕まえようとするこの家の住み込みのお手伝いさん。こんな登場人物に囲まれたアリエッティの運命はいかに。

 上映時間が94分ということもあって、コンパクトにまとまっているこの映画。ジブリ映画ファンはもちろんのこと、ジブリ入門編としてもオススメしたい映画である。

2010年7月25日日曜日

CDレビュー YUI「HOLIDAYS IN THE SUN」

 コンスタントなリリースを続けるYUIの4thアルバム「HOLIDAYS IN THE SUN」がリリースされた。

 1曲目にピアノバラード「to Mother」を持ってくるところからも、これまでとは違った面を感じさせるYUI。それでも、M2「again」のようなロックナンバーあり、M3「Parade」のような軽快なミディアムテンポの曲あり、M8「Please Stay With Me」のようなミディアムバラードあり、M11「Driving Happy Life」のような疾走感溢れるドライブナンバーありと、これまで以上に幅が広がっていて、そのどれもがYUIの声にマッチしている。

 いろんなミュージシャンの音楽を聴いていると、どうしてもバラードには向いてないと感じてしまうミュージシャンや、逆にアップテンポな曲は向いてないと思ってしまうミュージシャンも居るなか、どんな曲でも、これだけマッチさせてしまうボーカル力を持ったミュージシャンは、そんなに多くないと思う。そんな特別な力を持っているからこそ、YUIは第一線で活動を続けることができているのだろう。

 紹介した以外の曲ももちろん素晴らしい曲ばかりで、何度でも聴いていたいと思わせるこのアルバム。YUIはシングル曲も印象的な曲が多く、ヒットチャートに賑わせつつも、いわゆる「アルバムミュージシャン」としても力も見せている。この二つをこれほどまでの高いレベルで両立させているミュージシャンも珍しい。

 今回は、2008年のシングルヒット曲で、この季節にピッタリのM9「Summer Song」をご紹介。

https://www.yui-net.com/discography/SRCL-7309
(後日追記:オトフレームがリンク切れのため、リンク先変更)

2010年7月23日金曜日

マグネットパワー

 八尾に来てから、リモコンの不具合が相次いでいる。

 まずはミニコンポのリモコンがおかしくなった。一部を除いて、ほとんどのボタンが効かない。電池を新品に替えたが症状は回復せず。原因不明だが、とりあえずリモコンを買い替えたら治ったので、リモコンの受信部ではなくて、やはりリモコン本体が壊れたのだろう。

 そしたら今度はテレビのリモコンがおかしくなった。どのボタンも効きが悪い。もちろん電池を新品にしても症状変わらず。

 ミニコンポは購入して5年ぐらい経っていたので分からんでもないが、テレビはまだ1年ぐらいしか経ってないので、故障するには早すぎる。

 この部屋は、電子機器を狂わせる、変な電磁波でも出てるのかな?そういえば、ケータイの電波も、あまり入りがよくないし。

2010年7月18日日曜日

野球観戦記 ~濱中のまずい守備~

 2010.07.18 オリックス×福岡ソフトバンク@京セラドーム大阪
H 100 002 100│4
Bs 010 100 000│2

 先発は近藤と陽耀勲。派手な打ち合いが想像できる両先発だったが、意外と締まった試合展開で、逆に言うと、イマイチ見所がなかった。

 この試合の大きなキーポイントは、6回に1アウト2塁から飛び出した本多の同点タイムリー。しかし、これは当たりとしてはランナーが返ってくるには難しい痛烈な当たり。しかし、ライト濱中がファンブルしたことにより、らくらくホームイン。大事なところでのミスが敗戦に直結するという、見本みたいな試合だった。なお、陽耀勲はこの日がプロ初の先発勝利(通算2勝目)。そんな貴重なヒーローインタビューだったが、試合終了直後に球場をあとにしたため、コメントは聞けず。

 ところで、この試合は「大阪夏の陣」と銘打ったシリーズ。このため、オリックスは限定ユニフォームでプレイしたのだが、これはちょっといかがなものかと。

 広島か?

 最近、イベントに結びつけた限定ユニフォームや、復刻版ユニフォームがやたら流行っているが、これってファンサービスになっているのかな?違和感ありまくりだし、個人的にはあまり好きではないのだが。

 ちなみに、この日のイベントは色々と徹底してて、まずはスコアボード。

 オリックスの4番から7番は、一体誰だ?

 ホークスまでは対応しきれてないが、ホームのバファローズの選手は、全員漢字(当て字)表記。しかし、T-岡田まで変な表記になっているのは何故だろう。

 さらに場内アナウンスも、全て和風使用。「1番 右翼手(ライトではなく) 濱中」という具合。ファールの時の注意喚起アナウンスでも「スタンド」と言わず「観覧席」と言ったり、「ラッキー7」のことは「幸運の7回」と言ったり、まるで往年の”英語禁止ホール”であった。

2010年7月17日土曜日

CDレビュー 西野カナ「to LOVE」

 ここ1年で日本を代表する女性ボーカリストに登りつめた西野カナ。その2ndアルバムがリリースされた。

 トップミュージシャンは、2ndアルバムの完成度が特に高いというのが、僕の持論。デビュー直後に大ブレイクしてしまうと力を蓄えることなく音楽マーケットの大きな流れに流されていってしまうが、ある程度力を付ける時間があることにより、自身の音楽性を確立できてくるのが2ndの時期だし、また、デビュー直後の勢いも持ったまま迎えることができるのが2nd。だからこそ、実力・勢いが高いレベルでバランスよく備わったミュージシャンの2ndアルバムは、パワーがある。浜崎あゆみの「LOVEppears」、宇多田ヒカルの「Distance」がそれぞれ2ndアルバムと言えば、納得してもらえるのではなかろうか。

 そして、西野カナの「to LOVE」も、その域に達している。シングルの「もっと…」「Dear…」「Best Friend」「会いたくて 会いたくて」はもちろん、その他のどの曲もキラキラと輝いている。どの曲もが彼女の代表曲として長い間残されていきそうなナンバーだ。

 でも、このアルバムは、僕の中では封印したいと思う。当時はまだ全国的には知られていなかった西野カナを、ご当地ということで偶然知り、そして「君に会いたくなるから」でブレイクし、その後1年で一気に日本を代表するミュージシャンになった西野カナ。ブレイク後のヒットシングルを収録するこのアルバムは、あまりにも僕の三重生活と重なりすぎる。楽しかった三重の生活を鮮明に思い起こさせるこのアルバムは、精神的につらすぎる。だから、もうこのアルバムは聴かない。

 紹介するナンバーも、あえて、シングルナンバー以外からセレクトする。

https://www.sonymusic.co.jp/artist/kananishino/discography/SECL-876
(後日追記:オトフレームがリンク切れのため、リンク先変更)

2010年7月16日金曜日

ストレス or スランプ

 ストレスとかスランプとか、それにまつわる解消法とか、まあ色々と言われることがあるが、結局のところ、それは仕事でしか解決できない。

 こんなことを聞いたことがあるが、まさにその通りだと思う。仕事の悩みは、休日の遊びで少々の気分転換にはなるが、根本的な解決にはならない。入社以来、身に沁みて感じてきたし、特に三重時代がそうだった。

 と言うことは、いま感じているストレスも、結局のところ、仕事がうまく回りださないと解消されないだろう。

 いつの日のことになるのか、分からないけど。

2010年7月14日水曜日

八尾ライフ

 大阪転勤に伴ない、八尾市に住むことになった。会社までドア・トゥ・ドアで60分弱。一般的な通勤時間と言えるだろうが、三重時代は徒歩5分だっただけに、このギャップはつらい。

 八尾市は全体的に狭い。道が狭いし、お店も狭いし、駐車スペースも狭い。そういう意味では、かつて住んでいた調布と似ているのだが、三重の感覚に慣れてしまったので、狭くてどうにも暮らしにくい。

 ちなみにまだネット環境は携帯電話接続により、ようやく応急的に復活。7月以降、ブログは何度か更新しているが、9日まではホテル暮らしだったので、そこから更新したりしていた。しかし固定回線は今月末まで開通しないので、しばらくは少々不自由な状態が続く。

 仕事はどうにも慣れない。業務の進め方という意味ではこれまでの経験を活かすこともできるのだろうが、業務上必要な知識という意味では全くの畑違いのため、経験を活かすことができず、今のところ職場の戦力になっていない。そして、焦りと緊張が重なって疲労がピーク。緊張感が解けないせいか、眠りも浅く、夜中に何度も目覚めてしまう。入社して、転勤はこれが4度目だが、転勤への対応はどんどん下手になっていっている気がする。この会社に勤めていれば、これからも転勤を何度か繰り返すことになるのだろうけど、転勤への適応力がこんなに低くて、大丈夫なのだろうか?

 と言いつつも、三重の時ほど気持ちが沈んでいないことも確か。あの時は1ヶ月以上、沈みきっていたが、今は一応カーオーディオから流れてくる音楽に口ずさめているので、自分で思っているほど深刻な事態ではないかも。

 先日、友人の何気ない一言がキッカケで珍しく晩酌したところ、意外と寝つきが良かった。うまく眠れないことに悩んでいたため、いいヒントをもらったが、晩酌が癖になるのも、それはそれで嫌だな。

2010年7月9日金曜日

TOKYO

 やはり、ナンダカンダ言っても、人ってTOKYOに集まるものなんですね。OSAKAではなくて。

2010年7月7日水曜日

野村の野球理論

 ※この記事は、大阪転勤前に書いたものである。よって、今はこういうことを書きたい心境ではないが、せっかく書いた記事なので、少し遅れたこのタイミングで投稿しておきます。

 野村について。

 野村は、かねてから「三流は無視、二流は賞賛、一流は非難」と繰り返している。

 この言葉、いかにもあまのじゃくだなと思っていたが、自分自身も同僚や後輩に対して、とても似た行動をとっている。ちなみに僕から見た「一流」とは、僕自身がこの人には敵わないなと思う人。

 野村に限らず、ヒトというのは、そういうものなのかも知れない。

2010年7月6日火曜日

落合の野球理論

 ※この記事は、大阪転勤前に書いたものである。よって、今はこういうことを書きたい心境ではないが、せっかく書いた記事なので、少し遅れたこのタイミングで投稿しておきます。

 落合について。

 選手時代は、間違いなく嫌いな部類だった。

 監督になって、幾分か好きになったが、でも全面的に受け入れることができるほど大好きではない。

 でも、落合がかねてから言っている「勝つ事が最大のファンサービス」。これには大賛成だ。

 巨人が松井放出後に大量補強で非難されたのも、最近若手育成が高く評価されて賞賛されているのも、間違いなく「勝つ事が最大のファンサービス」だからである。(松井放出直後も矢野に代表されるように若手は育成していたし、最近も小笠原やラミレスに代表されるように金に物を言わせて無理やりな補強をしている。)

 スリーアローズを見ていると、この思いは更に強くなる。

 勝て!スリーアローズ。

2010年7月4日日曜日

人事異動

 入社以来、色んな形の異動を経験してきた。業務で絡んだことのある担当で、異動先がどういう仕事をしているのか大まかに知っている担当へ異動したこともあれば、逆にどんな仕事をしているのか全く知らないような部署に異動したこともあった。今回の大阪転勤は後者。

 前者の異動は新しい業務に入っていきやすい。どんな仕事なのか大まかには分かっているし、その部署に行った時に自分ならどうしたいのかとか、何が出来るのか、とか、漠然としたイメージは持って行けるからだ。実際、三重時代は毎年このタイプの異動を経験したが、それまでに感じていたこととかを業務に活かすことが、ある程度はできたのではないかと思っている。

 一方で、後者の異動は大変。新しい職場が何をやっているのか分からないし、そこで自分が何をしたいのかも分からないし、何をすべきなのかも分からない。

 果たして、今の僕がこの様な状態。着任して2日経ったが、何をやっているのか、何をしたいのか、何をすべきなのか、手探り状態どころか、全く分からない。こりゃ大変な職場に来てしまったようですよ。

2010年7月3日土曜日

6月30日回想録

 三重での最後の1週間。とてもたくさんの人に、いろいろとよくしてもらった。ありがたい言葉をかけて下さる人も居れば、餞別のプレゼントをくれた人も居た。また、食事をご馳走してくれた人も居た。

 しかし、僕自身、久しぶりの本社ビル勤務ということで、精神的に余裕がなく、これほどまでのもてなしに対して、何か形として返すことができず、ただ”ありがとうございます”という簡単なお礼の言葉で返すことしか出来なかった。

 果たして、皆さんにきちんと感謝の気持ちが返せただろうか?そもそも、それだけの盛大な送り出し方をされるに値するだけの人間なのだろうか?もっと、三重の職場で、自分ができたはずのことがあったのではないだろうか?

 そんなことを考えながら、新しい職場となる大阪に向かっていると、不思議と涙が溢れて止まらなくなった。なお、マイカーで運転して大阪に向かったので、かなり危険な状態であったことは内緒である。