2010年7月26日月曜日

シネマレビュー 「借りぐらしのアリエッティ」

 2年ぶりのスタジオジブリ作品は、久しぶりの王道直球作品になったという印象だ。

 好奇心、冒険、自然との共生といった、ジブリ不変のテーマが物語のベースになっているところは、ファンにとって嬉しいところ。今回は宮崎監督の作品ではないが、宮崎作品に匹敵する完成度と言えるだろう。

 物語は、人間の家の床下に「借りぐらし」している小人のアリエッティとその家族。ところが、その家に、一週間だけ12歳の子供がやってきた。その子にアリエッティが見付けられてしまったから、さあ大変。これまでも、小人達は人間に見付かると、捕まえられたりしていたこともあって、人間に見付かった場合は、引っ越さないといけない決まりあるのだ。一方で、小人達と友好的になりたいと思う人間の子供とこの家の主人。物珍しい小人を捕まえようとするこの家の住み込みのお手伝いさん。こんな登場人物に囲まれたアリエッティの運命はいかに。

 上映時間が94分ということもあって、コンパクトにまとまっているこの映画。ジブリ映画ファンはもちろんのこと、ジブリ入門編としてもオススメしたい映画である。

3 件のコメント:

  1. ほほう。

    ポニョはキャラと歌の売れ行きとは裏腹に、正直ストーリーがわけわからんかったが、今回はわかりやすいかね?

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  2. >RNさん

     ポニョはキャラと歌の売れ行きとは裏腹に、ストーリーはわけわからんかったですが、アリエッティは、分かりやすくて面白いです。残念ながらどうにも売れそうもない曲ですが。

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  3. ほほう。では観てみよう。3年後くらいの金○ロード...

    ほほう。では観てみよう。3年後くらいの金○ロードショーで。

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