2013年2月26日火曜日

シネマレビュー 「ダイ・ハード ラスト・デイ」

 シリーズものの5作目だが、一言で表すと、良くも悪くも期待を裏切らないアクションもの。

 第一作は1988年公開。ちょうど僕が今までの人生で一番映画を観ていた頃ということもあってか、ブルース・ウィリスの、いや、ジョン・マクレーンのタフな姿に夢中になったことを覚えている。以来、このシリーズのファン。

 そんなダイ・ハードだが、この手の映画は、ここまでシリーズが進むと、もうストーリーは二の次。どんな映像が飛び出すか、どんな間一髪のシーンが繰り広げられるかが興味の的と言っても言い過ぎではないかと思うが、そういう意味でも期待を裏切っていない。

 一応ストーリーも凝っていて、裏を突いたと思いきや、そのまた裏があったりして、先の見えない展開はスリリングそのもの。また、シリーズ初の海外舞台ということもあって、ロシアで繰り広げられるド迫力のアクションの連続は、爽快感抜群である。

 理屈抜きで楽しめる、昔ながらの古き良き時代のアクションハリウッド映画と言えるだろう。

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