高校生の頃、当時の名古屋の学生の多くがハマりにハマっていたラジオの深夜番組。それが冨田和音株式会社。通称冨カン。その冨カンで火曜日のアシスタントを務めていたのが名古屋出身で、当時デビュー間もないミュージシャン久松史奈だった。
必然的にファンになったし、アルバムはそれこそ擦り切れるほど何度も聴いた。そんな久松史奈が昨年に久しぶりにリリースしたベスト盤を引っ提げ、東名阪のツアーをやるという。これは行かないわけにはいかない。
会場時間にちょっと出遅れてしまったが、そこはこじんまりとしたライブハウス。なんと4列目を確保。通常のライブではあり得ない。
記憶が確かならば、彼女のライブを観るのは冨カンのイベント以来。いよいよ開演時間を迎え、胸が高まる。
ついに開演。イギリスから帰国後の近年の曲をやるのかと思ったら、さすがはベスト盤を引っ提げたツアー。まさにキャリアを総括するようなベスト・オブ・ベストなセットリスト。まさかこんな内容でやってくれるとは思ってなかったので、興奮は最高潮に。
セットリストはこちら。
M01.Rockin' Drive
M02.MAYBE
M03.FOR MY FRIENDS
M04.SUCCESS
M05.PRECIOUS DREAMIN'
M06.YES MY FRIEND
M07.TIME TOGETHER
M08.さよならを教えて
M09.OH MY GOD!
M10.PRICE OF MY HEART
M11.LOVE & PEACE
M12.大っきらいだけど愛してる
M13.GROWING UP
M14.WONDERLAND
M15.LADY BLUE
M16.天使の休息
M17.SAY
M18.微笑みながら
~アンコール~
EN1.Narrow Sky
EN2.ALIVE
シングル曲以外は、それこそ20年ぶりに聴いた曲もあるが、そこは、学生時代に何度も何度も聴いた曲。イントロと共に当時の記憶が甦るし、当時の曲はほとんど口ずさむことができる。特に「SUCCESS」「PRECIOUS DREAMIN'」あたりは涙モノですよ。
MCでは、3月にライブ音源によるベスト盤をリリースことが発表され、これもまた楽しみ。小さいライブハウスが故の、客席との会話のキャッチボールも楽しかった。
なお、「WONDERLAND」からが最後のMC終わりからのクライマックスだったのだが、デビュー曲「LADY BLUE」、そして大ヒットを飛ばした代表曲「天使の休息」で終わるのかと思わせながら、その後、名曲「SAY」そして「微笑みながら」と畳み掛けるところは、圧巻だった。
終演後、あまりの興奮にツアーグッズのタオルとTシャツを購入。色あせない音楽を堪能した夜でもあり、高校生の頃の自分に戻ることができた夜でもあった。
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