2014年10月6日月曜日

F1日本グランプリ2014 決勝

 既に報道されている通り、大変な決勝になってしまった。

 ともかく、この日は台風接近のため雨模様。どしゃ降りの時間帯は短く、どちらかと言えば小雨の時間帯の方が長かったが、雨が完全に止むことは無かった。

 特にドライバーズパレードの時は一番酷かったかな。なので、写真も全然撮れず。

 誰なのか分からないけど、可夢偉でないことは確かです。ちなみに可夢偉は2コーナーあたりで一旦車を止めて、ファンに向けてのメッセージを話してくれた。

 で、レーススタート。昨日の反省を活かして、ラジオを持参したので、レースの様子はよく分かる。

 スタート直前に雨が強まった影響もあり、セーフティーカー先導でのスタート。面白くないけど仕方ないね。雨は降り続き、2周目にして赤旗中断。

 10分後にレース再開。どうでもいいけど、雨の影響からなのか、スタンドは空席が目立つ。特に最終コーナーあたりは半分も埋まっていなかったような。

 10周目にしてセーフティーカーがアウトし、ようやく本当のレースがスタート。バトン、マルドナードは直後にインターにタイヤを交換。その後も続々とインターに交換し、順位が動く。

 この後、しばらくはメルセデス2台が3位以下をどんどん引き離す展開。ラップを重ねるごとに差が広がっていくのは、ストップウォッチで計測していなくても、体感で分かるほど。3位以下ではベッテルとリカルドがオーバーテイクを連発したが、目の前に広がるダンロップでの動きではないため、興奮はイマイチ伝わらない。

 25周目。雨足は弱まり、コース上の水たまりも無くなってきたということで、DRSが解禁に。ここで、2位のハミルトンが1位のロズベルグに迫る。

 29周目。ついに1コーナーでハミルトンがロズベルグをとらえる。もちろん、ダンロップのE席から直接見ることはできなかったけど。

 42周目。再び雨が降り始め、コース上の水しぶきが激しさを増す。マグヌッセンが誰よりも先にウェットタイヤに切り替える。

 44周目。後に報道で明らかになるが、ビアンキがコースアウトしたスーティルのマシンを撤去していた撤去車輌にクラッシュ。これでセーフティーカー導入。

 46周目。ビアンキの状態が深刻なものであることが分かり、レースは赤旗中断。そのままレースは終了となった。

 少し遠いが、レース終了直後のデグナー。この時点で、現地では詳しい情報が無かったし、後にBSフジを観たけど、そこでも情報は流れなかったが、それでもただのクラッシュでは無く、重大な事故が起こったような雰囲気は漂っていた。

 ちなみに、可夢偉は19位完走。見せ場はあまり無かったが、完走することが大事である。

 あと、ダンロップで気付いたのは、ちょうど加速する場所に位置するのだが、ドライバーによってシフトアップするタイミングが全然違う。ドライバーのクセなのか、戦略なのか、それともマシンの特性によるものなのか。詳しいことは分からないが、そんなことが少し気になったF1観戦でもあった。

 それよりも何よりも、今はビアンキの回復を祈りたい。

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