2015年8月14日金曜日

シネマレビュー 「ターミネーター:ジェニシス」

 80年代後半、僕が一番映画にハマっていた頃、そのど真ん中にあった映画の一つが「ターミネーター」だった。その新作が発表されたので、これは観に行かないわけにはいかない。

 物語としては、これまでのシリーズものの流れを基本的には断ち切って、新たなターミネーターシリーズとしてストーリーが展開されている。ただ、もちろんそこはアメリカ映画。過去シリーズの要素もいたるところに散りばめられているので、できれば過去の作品(特に1と2)を見直してから、今作品を観たいところ。

 基本的にはスリル満点で、ちょっぴりストーリー展開が複雑なところもあるが、理屈抜きで楽しめるアクション・エンターテイメント・ムービーであることに間違いない。ただ、これまでの作品と似せた展開も多く、これを新鮮味が無いと感じるか、それとも過去の作品へのリスペクトだと感じるかは、微妙なところか。

 最後のエンドロールの途中で気になる映像の割り込みがあり、続編をにおわす形となっているが、調べてみると三部作として制作されることがほぼ決まっているようで、ファンとしては次作の発表が待ち遠しい。

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