2016年10月22日土曜日

CDレビュー 宇多田ヒカル「Fantome」

 宇多田ヒカルが完全復活。オリジナルアルバムとしては8年ぶりとなる6thアルバム「Fantome」に注目が集まっている。

 早速聴いてみたのだが、トップミュージシャンの貫禄は、全く衰えていない。デビュー当時のR&B色が強い楽曲もあれば、活動休止前に多かった独特の味わいのあるバラードもあり、以前のファンはもちろん、宇多田ヒカルのことを知らない若い音楽ファンに対しても、本物の歌手とはどんなものなのかを突き付けるような一枚になっている。強いて言えば、「花束を君に」に代表されるように、以前より少し明るい印象になったかな。

 こうなると待たれるのはライブ。先日、テレビ番組でのインタビューで、ライブをやることを匂わせるような発言をしてたので、是非とも期待したい。

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