2018年1月18日木曜日

ゲームのセーブデータがキッカケでアプリケーション起動が異常に遅くなった話

 パソコンゲームの「ベストプレープロ野球」をやっているのだが、ある日、セーブデータが見付からなくなった。

 セーブデータは、「C:\Program Files (x86)」以下のフォルダに保存されているはずなので、マイコンピュータから遷移してみたところ、セーブデータが無い。ファミコンじゃあるまいし、セーブデータが突然消えるはずは無いと思って、ファイル検索をかけてたところ、思いもよらないフォルダにセーブデータがあった。それが「C:\Users\(ユーザ名)\AppData\Local\VirtualStore\Program Files (x86)」なる謎のフォルダ。

 え?何?このバーチャルストアって?

 色々調べてみたところ、どうやらWindows Vista以降は、Program Filesへの書き込みは原則できなくなっていて、その代わりに勝手に上記ディレクトリにVirtualStoreなるフォルダを作って、そこに保存する仕組みになっているとのこと。全然知らんかった。

 めちゃめちゃ気持ち悪いし、いつの日かパソコンを買い替える時にファイルの移行漏れが絶対に発生すると思ったので、何とかProgram Files内にセーブデータを保存しなければと思い調べていたら、アプリケーションを起動する際、「管理者として実行」すればできることが分かった。やり方としては、アプリケーション起動時に、exeファイルを右クリック⇒「管理者として実行」するか、若しくはexeファイルを右クリック⇒プロパティ⇒互換性タブの「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れるとのこと。

 これで全て解決だと思い、早速、「管理者として実行」してみたら、アプリケーションの起動に異常なほどに時間がかかる。これまでは、ほぼ瞬間的に起動されていたのが、管理者として起動したら起動に実に数分もかかるのである。

 え?こういう仕様なの?

 ネットで調べたが、類似の申告は見付からなかったため、おそらく固有の事象だと思うが、だからこそ解決方法が全く分からず、結局、管理者として実行することを断念。よって一周まわって、セーブデータは今後も謎のVirtualStoreフォルダに保存していくことにならざるを得ないのだが、やっぱり気持ち悪い。何か解決方法は無いものだろうか。

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