不倫を報じられた小室哲哉氏が19日に記者会見を行い、音楽活動から引退することを発表した。学生時代、TKサウンドと共に過ごしてきた僕としては、何とも言えない虚しさを感じざるを得ない。
2年前の川谷絵音とベッキーの件あたりから、やたらと加熱してきている不倫報道。しかし、一人のミュージシャンを引退に追い込む必要があるほどの重大なことなのだろうか?
不倫は、民法上で規程されている「不貞行為」にあたるので、もちろん違法。しかし、いわゆる「犯罪」ではないので、そこまで重大な事案では無いと個人的には思う。まあ、車を運転しててスピード違反で捕まったのと同じぐらいの重大さか。この場合、当面の間は運転を自粛するも、芸能活動は継続するのが一般的なパターンだろう。
また、不倫報道の多くは不倫の「疑い」レベル。であれば、不倫よりもはるかに重い、覚せい剤所持の「疑い」を報じられた芸能人で、何事もなかったように芸能活動を続けている人は少なくない。この違いは何?
いずれにせよ、後味の悪さだけが残った今回の小室哲哉の引退会見だった。
0 件のコメント:
コメントを投稿