2018年6月30日土曜日

仕事と報連相

 Twitterでフォローしている人で、定期的に経営者の訓示みたいなものを投稿している人がいる。普段は、タイムラインで流れても読み飛ばしているのだが、本日流れたこの投稿が妙に気になった。

 「仕事が出来る人より、報告・連絡・相談が出来る人が望ましい。いまだに出来ない大人がいるから。」

 なるほど。

 僕自身振り返ってみて、20代の頃は怪しいけど、少なくとも30代以降は自分なりに報連相はしっかりやってきたつもりだし、チーム内に若手が配属された時は、その重要性を伝えてきたつもりである。あくまでも、つもり、だけど。

 ただ、40代になって、もちろん報連相をすることもあるが、報連相を受けることも多くなってきたいま思うのは、例え報連相ができなくても、仕事が出来る人を認める度量も持ちたいということ。組織に業績をもたらすのは「仕事が出来る人」の働きだったりもするから。

 もちろん理想論を語るのは簡単だし、ただ、いざ実践するとなると難しけどね。でも、何とかそういう心持ちで居たいと思う。

2018年6月29日金曜日

転出者からのメッセージ

 昨年度までは6月末が人事異動期だったうちの会社だが、今年から3月末と6月末の2回に分散。ということで、本日をもって転出者が旅立った。

 ところで、うちの会社は会社全体の社風と言うものもあると思うが、それと同時に職場独自の文化のようなものもある。今回、転出者一同から、これまでのお礼と言う形でお菓子を頂いたのだが、この文化は少なくとも僕の20年の会社人生において、この職場が初めて。

 この職場に来て2年が経つので、去年も同様のことがあったし、これだけなら特に驚きは無いのだが、今年は、さらに転出者全員からの寄せ書きが配られたお菓子のパッケージに貼り付けられていた。なかなかの趣向だし、書いてある内容がその人それぞれの個性まる出しで、かなり嬉しい贈り物だと感じた。

 感じたのだが。

 うん。でも、こういうのって、捨てられないよね。そういう捨てられない贈り物って、それはそれである意味困るかも。

2018年6月27日水曜日

CDレビュー Suchmos「THE ASHTRAY」

 最近気になっているSuchmos。彼らのニューミニアルバムがリリースされたので早速購入。

 Suchmosと言えば「STAY TUNE」で大ブレイクを果たしたミュージシャンだが、それ以降、ファンに支持される曲はリリースし続けるも、次なる代表曲が生まれていなかった印象。そんなSuchmosから生まれた久しぶりのキラーチューンがこのミニアルバムに収録されている「808」だろう。1曲目に収録されていて、アルバムの顔となっている。

 しかし、2曲目以降は、どこかアングラ感が漂う曲が続き、おそらくこのテイストの曲がSuchmosがやりたい音楽なんだと思う。

 個人的には好きなサウンドなので、今後も応援していきたいと思うし、今後も、数年に1曲ぐらいのペースでいいからキラーチューンをリリースする。そんな絶妙なバランスを保ち続けてもらいたい。そんなことを感じた、今回のミニアルバムだった。

2018年6月26日火曜日

コンディション不良

 ジャイアンツの坂本勇が、24日の試合をコンディション不良により欠場した。今シーズンは前日まで全試合でスタメン出場を続けており、今シーズン初の試合欠場となった。

 コンディション不良と言えば、ゲレーロが登録抹消された理由も同じ理由だったが、これって何?

 実はその正体は、何らかのケガなんだけど、球団が詳細を公表しないものであり、他球団に対して弱点を悟られないための戦略的な対応。落合政権時のドラゴンズも基本的にケガの詳細は公表しない方針だったが、高橋監督も同様の方針のため、最近はコンディション不良による欠場が多くなっている。

 ただ、勝負に徹するという意味では、必要な対応かも知れないが、一方でファンあってのプロ野球でもあり、ファンサービスという観点からすると、この対応はどうなんだろう。ファンからすると、応援している選手がどんな症状のケガで、いつ頃復帰予定なのか気になると思うし、求めている情報だと思う。

 ちなみにメジャーではMLBの公式サイトにて各選手のケガの状況や復帰予定時期を公開している。なんでもメジャーの真似をすれば良いってものでもないが、ファンサービスの観点から、参考にすべきことはあるのではなかろうか。

2018年6月25日月曜日

シンシナティ・レッズ2018 ~投手の打撃が大爆発中~

 今年のシンシナティ・レッズ。スタートダッシュに大失敗し、いきなり3勝15敗の借金12となるとプライス監督を解任。その後も借金を増やしたが、24日現在は32勝45敗の借金13で、監督交代後はほぼ5割の戦いを見せている。しかも直近で7連勝中であり、同地区のライバルであるカブス相手に4タテを食らわすなど、最下位脱出も見えてきた。

 そんな直近の試合で、驚いたのがピッチャーのバッティング。現地23日の試合ではエースのアンソニー・デスクラファニ投手が満塁ホームランを放つと、翌24日の試合ではセットアッパーのマイケル・ロレンゼン投手が代打ホームラン。日本の投手も、ここまで打てとは言わないけど、あまり打つ気のない打席を見せられることが多いので、もう少し打撃にも興味を持って欲しいと思う。

 調べてみたら、プロ野球では投手による満塁ホームランは、通算で17本。最後に打ったのが1999年のガルベスなので、今世紀に入ってからは、まだ誰も打ってない。

 一方で代打ホームランは大谷を除けば、記録にも記憶にもほとんど残っていなくて、ようやく見つけたのが400勝投手金田が放った2本。それほど、昔から日本の投手は打ってない。

 せっかくバットを持っているのだし、プロ野球選手になるような人なら、子供の頃は誰もがエースで4番だったと思うので、日本の投手ももうちょっと打撃でも魅せて欲しいと思った、そんなメジャーでの出来事だった。

2018年6月24日日曜日

大嶺翔が引退

 ロッテの大嶺翔選手が現役引退することが球団公式サイトで発表された。

 「大嶺翔選手引退のお知らせ

 極めて異例なタイミングでの引退。報道によると、金銭トラブルによるものらしい。金銭トラブルにより退団するという話も、過去に聞いたことが無い。

 そもそもメジャーと違って、日本のプロ野球ではシーズン途中での退団自体が例が少ない。あるとしたら、外国人選手であり、今年もヤクルトのアルメンゴ投手が契約解除になるなど、毎シーズン数名の外国人選手がシーズン途中にチームを去る。

 他に、最近多いのがシーズン途中にそのシーズン限りでの現役引退を表明するケースで、大きな話題になったのが4月に引退を表明した新庄選手。他にも最近では井口選手が6月に引退を表明した。ただ、この2選手含め、基本的には、そのシーズンが終わるまで現役生活を全うしている。

 稀にあるのが、そのシーズン限りでの戦力外が想定されるケースで、セカンドキャリアを見越して、早めにチームを去るケース。最近だと、オリックス長田選手や、オリックス奥浪選手がそれにあたるだろう。いずれも8月末に退団ということで、これも先が見えているからこその、少し早めの決断ということになる。奥浪選手の場合は、無免許運転と言う不祥事も重なっていたが。

 いずれにせよ、とにかく異例中の異例とも言える大嶺翔選手の現役引退。ただただ驚くばかりである。

(追記)その他、直近では2015年にオリックスの丸毛選手が、ケガの影響でシーズン途中に現役を引退。

2018年6月23日土曜日

2026年に会いましょう

 「鼻から胃カメラ」でも報告したが、その後のピロリ菌の検査でも陰性が認められ、胃に特段の異常が無いことが、本日の定期通院で告げられた。これにより、今後の健康診断ではバリウム検査があっても、被ばくを避けるために明確に検査を拒否するように主治医に言われたし、次の胃カメラの検査は8年後でいいという。

 8年後…。

 2026年4月か、次に胃カメラに会うのは。

 50代突入を目前に控えるタイミング。自分自身がどうなっているのか全然想像もつかない。

 ということで、8年前の4月を振り返ってみた。

 「2010年4月のMSV-Blog

 この時期は三重勤務の最終盤。6月末の転勤も見えてたタイミングであり、ちょうど三重で発足した三重スリーアローズにハマった頃である。それがキッカケで、野球観戦に行くときにはスコアブックを付けるようになったのもこの頃で、野球界では金本の連続フルイニング出場が止まったのもこの月。

 うむ。三重勤務時代と聞くと、8年前って随分と昔のことだなと思う一方で、スコアブックを付けるようになった頃と聞くと、随分最近のようにも感じられる。8年とはそういった、長くもあり短くもある月日なんだろう。何にしても、そんなに成長してない気がするし、8年後の胃カメラのタイミングなんで、あっという間に来そうだな。

2018年6月18日月曜日

MSX版のグーニーズが無料でダウンロードできる

 先日、ひょんなことから、MSX版のグーニーズが無料でダウンロードできることを発見した。ちなみに、オリジナル版ではなく、グラフィックは大幅にリメイクされ、原形をとどめていないが。

 「The Goonies - 20th anniversary edition

 小学生の頃、ファミコンはしばらく買ってもらえなかったが、替わりに来るべくパソコンの時代に向けてだったのかどうか分からないが、プログラミングの勉強もできるといことで買ってもらえたMSX。そのMSXで、多分、一番やり込んだゲームがMSX版のグーニーズであり、これは本当に懐かしい。

 ただ、グラフィックが変わり過ぎでしょ。しかも、主人公のスロースがグロテスク過ぎる。まあ、映画のオリジナルに似せてきていると言えばそうなんだが。

 無料でダウンロードでき、Windowsパソコンでプレイ可能。特段の記載はなかったが、とりあえずWindows10では普通に動いた。当分の間、ハマりそう。隠れアイテムの出現方法とか、さすがに全く覚えてないけどね。

2018年6月14日木曜日

サンライズTV

 活動休止中のHOME MADE 家族。KUROとU-ICHIは、音楽活動を続けているようだが、一方で目立った音楽活動が無かったのがMICRO。そんなMICROがYouTubeで自身の公式チャンネルである「サンライズTV」を立ち上げた。

 内容は洋楽の和訳カバー。一曲目が8日に公開され、Bruno Marsのカバーと言うことだが、まるで本人の楽曲ではないかと思わされるぐらい、自分の曲にしている。

 ただ、活動休止中とはいえ、こういった形でしか作品の発表の場が無いのは、一時はレインボーホールを埋めるほどまで登りつめたミュージシャンのファンの一人としては少し寂しい。

 そろそろ活動再開してくれないかなと、このチャンネルを観て、強く思わされた。

2018年6月8日金曜日

プロ野球観戦記 ~初の変則親子ゲーム観戦に大満足~

 2018.6.8 中日×ソフトバンク@ナゴヤ球場(ファーム)
H 010 020 010│4
D 000 000 000│0

 2018.6.8 中日×ソフトバンク@ナゴヤドーム
H 010 000 300│4
D 010 400 00X│5

 一度でいいから親子ゲームの観戦をしてみたいと思いつつ、そもそも滅多にそんなカードは組まれないので、さすがに実現は難しい。けれども、同じ日に二軍と一軍の試合を連続で観戦するのは可能ではなかろうか。しかもそれが同一カードということで、これは楽しそう。そう思い立って、たまたま休みを取った日にそんな日程が組まれていたので、行ってきた。

 まずは二軍戦。先発は中日が佐藤で、ソフトバンクが田中。そう、鳴り物入りで入団するも一向に芽が出ず、苦しんでいる昨年の大型ルーキーである。この試合で抜群に光っていたのはソフトバンクの長谷川勇。2013年のタイトルホルダーも、近年はケガの影響もあり出場機会が激減し、今シーズンはまだ一軍の出場が無い。ただこの日は、いきなり左方向へ豪快なホームランを叩き込むと、その後の打席も全打席で芯でとらえた鋭い打球を放っていた。文字通り、モノが違うという印象。ファームに置いておくのがもったいないし、どこかトレードで獲得しないかな。外野手が貧打で苦しんでいる阪神とか。あと、ソフトバンクの真砂が二度も自打球を当てたが、その度に「イテッ!」とスタンドにもよく響く声をあげ、スタンドからの笑いを誘っていた。こういうのがファーム観戦の醍醐味。

 ナイターの一軍の試合は、松坂と千賀が先発。2回に中日高橋のあまりにもヒドいフィルダースチョイスでソフトバンクが先制したが、この日は千賀がどうにもピリッとしない。毎回のようにランナーを出し、4回は1死後、2者連続で四球。直後、治療と言うことで一旦ベンチに下がったので、このまま交代かと思ったらマウンドに戻ってきて、直後の初球を狙いすましたかのように高橋が捉え、これが自らのミスを取り返す、勝ち越しの3ラン。

 7回には岩瀬が中村晃、柳田、上林に僅か5球で3連打を食らい、1点差に追い付かれるも、最後は鈴木博、田島が危なげなく抑え、何とか1点差で逃げ切った。

 これで松坂は3勝目。すっかりローテーション投手として計算ができる存在になってきたが、となると、もはや投げることだけの価値ではなく、問われるのは内容。この日も2回までで63球を投じ、その後はペースを取り戻したものの結局100球をこえた5回で降板してしまった。もう、「復帰」は完全に果たした。「復活」に近づくために、バタバタしない投球を期待したい。

 そのほかでは甲斐が3イニング連続で盗塁阻止と、抜群の強肩を披露。モイネロに対しては、好調の平田と福田がいとも簡単に高めのボール球を振らされていたので、どんな特徴のボールなのか、じっくりと映像で確認したいと思わされた。

2018年6月5日火曜日

世界少年野球大会@松江

 密かな目標として、47都道府県完全踏破がある。残るは山形県・島根県・宮崎県の3県。

 ただ、踏破することだけが目的で行くのもちょっと違う気がするので、何らかの目的を探そうとするのだが、これが中々見つからない。そんな日々を過ごしていたら、「世界少年野球大会」なるものが今夏島根で開催されるというニュース記事を目にした。

 少年野球とは言え、世界の冠が付いているし、観戦に行くのは十分に目的に値する。そう思って、今年の夏休みの計画に盛り込もうと思ったのだが、よくよく大会の公式サイトを見てみると、大会と言う名称にはなっているものの、別に世界中の少年野球の強豪が集まるわけではなく、どちらかと言うと、世界中から野球少年を集めて野球教室を行ったり、交流イベントを行うのがメインの模様。さすがにそんなのを見に行くのは面白くないなぁ。

 ということで、計画初期段階で、このプランは中止。やはり未踏3県に、行く目的を見出すのは難しいものである。

2018年6月4日月曜日

MLBのオールスターファン投票の内容紹介

 今年、初めてMLBのオールスターファン投票に参加しているので、せっかくなので、投票内容を紹介。35票まで投票できるので、今後、投票内容を変更するかも知れないが、今のところはこのメンバーがオールスターで見たい究極のラインナップかな。ちなみに、シンシナティ・レッズファンなので、若干の偏りがあるのは仕方ない。

Catcher
 AL Russell Martin (TOR)
 NL Tucker Barnhart (CIN)

 ヤディアー・モリナ(STL)、バスター・ポージー(SF)、J.T.リアルミュート(MIA)と、何故かビッグネームがナショナル・リーグに集中するこのポジション。それでも、バーンハートには2017年のゴールドグラブの力をオールスターでも見せつけて欲しい。アメリカン・リーグからは「ビッグデータ・ベースボール」でも取り上げられていたマーティンに一票。

1B
 AL Matt Olson (OAK)
 NL Joey Votto (CIN)

 ナショナル・リーグは、普通に考えるとコーディ・ベリンジャー(LAD)一択だと思うが、レッズファンとしてはチームナンバーワンプレイヤーのヴォトは外せない。アメリカン・リーグは意外とスーパースターが見当たらず、OAKの新鋭に一票。

2B
 AL Jose Altube (HOU)
 NL Scooter Gennett (CIN)

 それぞれ、今年大旋風を巻き起こしている、グレイバー・トーレス(NYY)、オジー・アルビース(ATL)と迷ったが、トップ・オブ・トップのアルトゥーヴェはやっぱり外せないし、今年絶好調のジェネットをオールスターの舞台で見てみたい。

3B
 AL Jose Ramirez (CLE)
 NL Eugenio Suarez (CIN)

 アメリカン・リーグは一択。ナショナル・リーグはノーラン・アレナード(COL)やクリス・ブライアント(CHC)など、スター揃いだがオールスターの舞台に出ても恥じないような選手に成長したスアレスを是非とも推したい。

SS
 AL Carlos Correa (HOU)
 NL Brandon Crawford (SF)

 このポジションは、とにかくアメリカン・リーグにスーパースターが集中。フランシスコ・リンドーア(CLE)、ディディ・グレゴリアス(NYY)、マニー・マチャード(BAL)、アンデルトン・シモンズ(LAA)と、見たい選手だらけだが、華があってオールスター映えしそうなコレイアに一票。逆にナショナル・リーグはスター不在の感。

OF
 AL Mookie Betts (BOS),Aaron Judge (NYY),Mike Trout (LAA)
 NL Rhys Hoskins (PHI),Bryce Harper (WSH),Charlie Blackmon(COL)

 アメリカン・リーグは、もうこの3人しか居ないって感じの超スーパースター。逆にナショナル・リーグはホスキンス以外は、どうにも決め手がなく、消去法で残る2選手を決定。ビリー・ハミルトン(CIN)がせめて打率.250ぐらい打っていれば、その走力見たさから票を投じたと思うが、今シーズンは打てなさすぎ。

DH
 AL J.D.Martinez (BOS)

 大谷がノミネートされて話題になっているが、普通に考えればマルティネスとジャンカルロ・スタントン(NYY)の一騎打ち。スタントンも見たいが、今シーズンは調子が上がってきていないので、絶好調のマルティネスに一票。

2018年6月3日日曜日

MLB関連の書籍

 プロ野球ファンのバイブル的な野球年鑑は「ベースボール・レコード・ブック」だと思っているのだが、同様にMLBの書籍も手元に置いておきたい。そんなことを思い立ち、色々と調べてみた。

 実は、今ほどMLBに興味を持っていなかった頃も、選手の年度別個人成績に特化した「Baseball Resister」や「Who's Who in Baseball」を、輸入本を取り扱っている書店で探しては購入していたのだが、世界的にも紙媒体市場の衰退は顕著であり、それぞれ2007年版、2016年版をもって発行中止。もう、年度別個人成績を紙媒体で発行している出版社は無さそうだ。もちろん「MLB.com」や「Baseball Reference」では、詳細な年度別個人成績が閲覧できるが、紙媒体のひと目で見られるというメリットは享受できない。やはり寂しいものである。

 ただ、紙媒体による野球年鑑が完全に廃れているのではなく、ネットで以下の3冊を発見。輸入本を取り扱っている書店で探したものの、取り扱い範囲が狭まっていて、スポーツ関連の書籍はほとんど無かったので、仕方なくAmazonで購入。せっかくなので、内容を紹介する。

〇Baseball America ALMANAC
 文字通りの年鑑。チームごとに選手の個人成績(打撃・投手・守備)が掲載されているのだが、全てのマイナー組織のそれが掲載されているのが秀逸。但し、MLBが好きそうなセイバーメトリクス指標は掲載なし。凄いのはありとあらゆるプロリーグをカバーしていることで、さすがに詳細な個人成績までは掲載されていないが、打撃トップ10・投手トップ10レベルなら独立リーグから海外リーグ(もちろん日本のプロ野球も)、そして学生野球まで掲載されている。マイナー含め、個人記録を詳細まで見たい人にはおススメ。

〇Baseball America DIRECTORY
 簡単に言うと、選手名鑑のうち、選手の情報以外を掲載したもの。各チームの監督・コーチの一覧だったり、今シーズンの試合日程、本拠地球場の情報等を詳細に記載。こちらもマイナーから独立、海外、学生まで幅広くカバーしているし、興味深いのは各リーグのシステム(日本の場合、143試合制だとか、外国人枠のこととか、ポストシーズンの説明とか)が書かれていること。ただ、記録についての記載が無ければ、選手に関する記載も無いので、マニアの好奇心をくすぐるような一冊にはなってないかも。

〇Baseball America PROSPECT HANDBOOK
 タイトル通り各球団の有望株を紹介した本。球団別にトップ30を紹介していて、ヤンキースのグレイバー・トーレス、ブレーブスのロナルド・アクーニャなど、既に大ブレイクしている選手をそれぞれのチームのNo.1プロスペクトとして紹介している。もちろん、エンゼルスのNo.1は大谷。かなり読み応えあるが、かなり奥深く、かなりマニアック。それでも数年後に振り返って読むという楽しみもありそうだし、少なくともこれは今後毎年購入しようかなと思った。

 それ以外にも色々とネットを探していたら、年度別個人成績に特化してそうな雰囲気のあるものも見つけた。それが「Baseball America SUPER RESISTER」というもの。サイトに掲載されている説明文(The 2018 Super Register features complete career statistics for every active player in the majors and minors in 2017...:メジャー・マイナーの全ての登録選手の通算成績を掲載)を読む限り、間違いないだろう。ただ、残念ながらAmazonなど、日本での取り扱いは無さそうなので、入手することは事実上無理そう。

2018年6月2日土曜日

MLBのオールスターファン投票

 大谷がDH部門でノミネートされたことが話題になっている、MLBのオールスターファン投票。自分自身の中でも益々MLB熱が盛り上がっていることもあり、今年、初めて投票してみた。投票内容についてはまたの機会に紹介するとして、今回はそのシステムを紹介したい。

 まず、投票サイトはこちら。

 「All-Star Ballot 2018

 MLB公式サイトのバナー「VOTE」からリンクが張られている。

 ノミネート選手から選択できるようになっているのは、日本のオールスターと同じだが、一番違うのはピッチャーが投票対象外ということ。これは、MLBは1試合開催ということもあり、ローテーションの都合を鑑み、監督推薦のみになっているらしい。

 ネット投票の制限事項としては、日本は1日1票に対して、MLBは1日5票投票可能。但し期間合計で35票までの制限付き。日本は今年は投票期間が27日間のため、事実上期間合計で上限値が27票。このため、今年の規定ではMLBの方が多くの票を投じることができる。

 ということで、一人のMLBファンとして、せっかくなので35票を投じてみたい。