2020年8月4日火曜日

これが大谷投手最後の登板となってしまうのか

 頑張って早起きして、朝からMLB観戦。大谷が投げるのは、何故か決まって現地時間日曜日のデーゲームということで、月曜日に早起きして観戦するのは2年前からの恒例行事。もちろん、今朝もそうした。

 初回は完璧な立ち上がり。ついに完全復活を予感させた。

 ところが2回に状況は一変。カウントは作れるが、勝負球が決まらず、四球を連発。際どいコースをボールと判定される不運もあったが、決め球で決められずカットされていたので、ボールの精度がイマイチだったのだろう。

 このイニングの途中から、投球と同時に唸り声とも悲鳴とも聞こえる声を発するようになる大谷。普段から声を出しているものの観客が入っているから気付かないだけで、この日は無観客試合だから、たまたま声を収音マイクが拾っているのか。いや、多分そんなことはなくて、明らかな異変だったのだと思う。異常な声を発しながら投げる大谷の姿を、見ていられない。

 そして、打者は1番に戻ってスプリンガー。報道されているように、突然球速が10Km/h以上も落ち、素人目に見ても、明らかに球威が無い。もう限界だった。

 試合後にMRI検査を受けることをチームが発表。どう考えても状況はよろしくなく、今シーズン、投手としてはこれでシーズン終了となる可能性は高いだろう。これほどまでに投手として投げられないことが続くと、二刀流について限界を唱える人も出てきてもおかしくない。

 ただ、プロ入り当初の頃ならともかく、これまでに二刀流と言う夢を見させてもらった野球ファンや関係者には、もはや投手として諦めさせて打者に専念させることを決める権利は無いと思う。もう、それは大谷本人にしか決められないことだろう。

 このあと、大谷がどのような決断をするのかは分からない。ただ、今日見たピッチングが、投手大谷としての最後の姿になる可能性がある気がしてならないし、その意味では球史に残る瞬間を見てしまったということかも知れない。そうならないことを祈るけど。

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