2025年9月8日月曜日

阪神が史上最速でのリーグ優勝

 リーグを独走していた阪神がマジック点灯後も危なげなく勝ち進み、7日優勝した。9月7日の優勝決定は1990年の巨人が優勝した9月8日を抜いて、史上最速での優勝決定となる。

 野球はデータにあふれたスポーツであり、ありとあらゆるシーンが記録によって彩られ、ファンごとに思い入れのある記録も様々なことが魅力の一つだと思うのだが、自分にとって巨人ファンである誇りの一つがこの史上最速の優勝決定だった。

 この日、優勝を決めたのは大けがから復活した吉村のサヨナラホームラン。衝撃的な一打で、今でも記憶にはっきりと残っている。だからこそ、この記録は永遠であって欲しいと思っていたし、抜かれてしまったことは本当に悔しい。

 でも、7日の甲子園でも伝説は生まれた。9回に抑えの岩崎がコールされると、流れた登場曲は岩崎のものではなくLINDBERGのevery little thing every precious thing。この演出はズルい。スタンドには涙を流しているファンが居たし、敵チームでありながら自分自身も思わず感動して涙が出てきてしまった。こんな演出されたら、カープ打線は打つ力が沸き上がってこないですよね。まさにホームだからこそできるワザ。あの瞬間、阪神の優勝は決まっていたと思う。 

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