2007年12月31日月曜日

柴田はもったいないでしょ!

 この時期恒例のテレビ番組「プロ野球戦力外通告 クビを宣告された男達」が今年も放送された。今年取り上げられたのは、YFKの一角藤田、球界トップクラスの俊足の持ち主柴田、高い身体能力を誇る三浦貴の3選手。いずれもまだまだ活躍の期待ができる好選手だ。

 このうち、藤田はトライアウトを受けることなく巨人と契約。三浦貴はトライアウトでは結果を出すことができなかったものの石井一の人的補償で福地を失った西武が獲得を表明した。しかし、トライアウトで結果を出した柴田には最後まで声がかかることはなかった。

 しかし、柴田と言えば、肩の弱さは気になるものの、そのシュアなバッティングと球界トップクラスの俊足は全く衰えておらず、このまま引退させてしまうにはあまりにも惜しすぎる存在。外野の層が薄く、機動力アップが課題と言える横浜や広島あたりが獲得したら面白い存在になる気がするが、どうだろうか。

2007年12月30日日曜日

T.M.Revolutionプレミアライブ

 T.M.RevolutionのT.M.R.LIVE REVOLUTION '07 -Strikes Back Ⅴ-に友人に連れられて参加してきた。凄すぎ。とりあえずセットリストを。

M01.ULTIMATE
M02.魔弾 ~Der Freischutz~
M03.TO・RI・KO
M04.Web of Night(English Version)
M05.crosswise
M06.夢幻の弧光
M07.Albireo
M08.INVOKE
M09.Zips
M10.LOVE SAVER
M11.ignited
EN1-1.Master Feel Sad
EN1-2.WHITE BREATH
EN1-3.HIGH PRESSURE
EN2-1.VITAL BURNER
EN2-2.SHAKIN' LOVE
EN2-3.CHASE/THE THRILL

 とにかく凄すぎ。何といいますか、分かる曲がM04,08,09,11,EN1-2,EN1-3ぐらいで、口ずさめるのはかろうじてEN1-2,EN1-3のサビぐらいといったぐらいの軽いファンである僕なんか、とても行ってはいけないというか、本当のコアなファンの方に申し訳ない気すらする空間であった。

 いや、もちろん、かなり心の底から楽しみましたよ。念のため。

2007年12月29日土曜日

来シーズンの日程について思う

 来シーズンの日程は既に両リーグとも発表され、北京オリンピック期間中も壮行試合と準決勝・決勝の日以外は普通に試合が行われることが決定している。しかし、今回のオリンピックでは前回のアテネと違い、各チームから平等に選手が選ばれるような方式になる可能性は低く、先のアジア予選の時と同様、現有戦力でのベストメンバーで臨むことになるだろう。また、仮に世界最終予選で韓国・台湾・オーストラリアが勝ち残った場合、これらの国出身の有力選手を抱える巨人・中日・阪神・楽天は更に戦力ダウンを強いられる。8月というペナントの行方を大きく左右する時期にこんな不平等な状態で試合をやってファンは納得するのだろうか?それ以前の問題として、主力がごっそり抜けたプロ野球の試合をファンは楽しく観戦できるのだろうか?

 とはいえ、既に日程は発表済。もう如何ともし難いのだろうが、例えばオリンピック期間中は思い切ってペナントレースを中断して、ペナントとは違った試合を組み込むというのはどうなんだろう。ちょうど都市対抗野球の時期でもあるし、例えば都市対抗に参戦するというのはあり得ないんだろうか。毎年社会人の有力選手が即戦力として活躍しているところを見る限り、主力抜きのプロ野球チームだったら案外いい試合になるかも知れないし、アマチュアの選手としては、プロの選手と交流する絶好の機会になる。さらには、活躍させすれば、普段はあまり名前が知れ渡ることのない社会人選手に注目が集まることになるだろうし、そうすればオフのドラフトも盛り上がる。

 削減するのは交流戦で、24試合総当りの120試合制だったら、試合数的にも大きく減った感じはしないし、プロ・アマ・ファンみんなにメリットがあると思うんだが、NPBさん、今からで再検討してみませんか?

2007年12月28日金曜日

CDリリース備忘録

 年明け早々、注目のCDが連続してリリースされるので、自分用の備忘録も兼ねてご紹介。

・倉木麻衣「ONE LIFE」(2008.1.1)
 約1年半ぶりにリリースされる待望の7thアルバム。デビュー当時のようなR&Bテイストを取り戻した感じのアルバムということで、楽しみ。

・HOME MADE 家族「おぼえてる。」(2008.1.16)
 約10ヶ月ぶりにリリースされる13thシングル。c/wは東海地方ではCMでバンバンに流れている「RISE & SHINE」ということもあり、久々のヒットの予感。

・SOUL'd OUT「ATTITUDE」(2008.1.23)
 昨年末のベスト版で一区切りをつけた彼らが、更にパワーアップしてリリースする4thアルバム。

・Sotte Bosse「タイトル未定」(2008.1.23)
 10月に3rdアルバムをリリースしたばかりのSotte Bosseが早くも新譜をリリース。今回はオリジナル曲を含むミニアルバムとのこと。

・HOME MADE 家族「Heartful Best Songs "Thank You!!"」(2008.2.6)
 4枚目のアルバムは初のコンセプトアルバム。根拠はないが、初回特典のボーナストラックで「NO RAIN NO RAINBOW」が入る予感。

2007年12月27日木曜日

MSV Award 2007

 年末の賞レースの一翼を担う(?)MSV Award。第18回を迎えた今年もJ-POP界を賑わせた20組を勝手に表彰する。順に、ミュージシャン名、受賞回数、受賞曲。発表は五十音順で。

・絢香×コブクロ(初)
 「WINDING ROAD」
・嵐(2)
 「Love so sweet」
・宇多田ヒカル(7)
 「Flavor Of Life」
・EXILE(5)
 「Lovers Again」
・大塚愛(4)
 「PEACH」
・ORANGE RANGE(3)
 「イケナイ太陽」
・KAT-TUN(2)
 「喜びの歌」
・GReeeeN(初)
 「愛唄」
・桑田佳祐(3)
 「明日晴れるかな」
・ケツメイシ(4)
 「聖なる夜に」
・倖田來未(3)
 「愛のうた」
・KOH+(初)
 「KISSして」
・コブクロ(2)
 「蕾」
・DREAMS COME TRUE(8)
 「ア・イ・シ・テ・ルのサイン」
・中島美嘉(3)
 「LIFE」
・NewS(2)
 「weeeek」
・平井堅(5)
 「哀歌」
・Mr.Children(11)
 「旅立ちの唄」
・YUI(初)
 「CHE.R.RY」
・L'Arc~en~Ciel(6)
 「DAYBREAK'S BELL」

 夏にリリースされた楽曲以外はバラードナンバーが並ぶ印象となった今年のMSV Award。最多受賞はMr.Childrenで、最多連続受賞もMr.Childrenの7年連続。逆に、過去17回で16回受賞しているB'zが落選。ただ一組8年連続受賞を続けていた浜崎あゆみも落選した。

 かといってニューフェイスの登場があったわけでもなく、初選出は4組。そのうち2組はスペシャルコラボレーションユニットなので、純然たるニューフェイスは2組。そのうちデビュー1年目の新人はGReeeeNのみというちょっと寂しい結果となった。

 毎月お届けしている月間ランキングと年末恒例のMSV Awardはもちろん来年以降も継続する。ご期待を!

2007年12月26日水曜日

2007年12月MSVランキング

1位 : KISSして (KOH+)
2位 : I Believe (EXILE)
3位 : Keep the faith (KAT-TUN)
4位 : 聖なる夜に (ケツメイシ)
5位 : ダーリン (桑田佳祐)
6位 : way of life (V6)
7位 : 弾丸ファイター (SMAP)
8位 : Wonderful & Beautiful (レミオロメン)
9位 : 青春 (TOKIO)
10位 : I SHOULD BE SO LUCKY (mihimaru GT)

 ランキング常連のミュージシャンが並ぶ中、接戦の1位を獲得したのは柴咲コウと福山雅治のスペシャルユニットKOH+。柴咲コウにとっては「かたちあるもの」以来約3年ぶり、福山雅治にとっては「虹」以来約4年ぶりの1位獲得。1位獲得経験のあるミュージシャンが組んだのだから、この結果は当然か。

 また、2位のEXILEはこれで今年7回目のランクイン。これは宇多田ヒカル、YUIの6回を抑え堂々の第1位。明日発表予定の恒例のMSV Awardに向け、弾みをつけた。

2007年12月25日火曜日

検索からのご訪問について

 友人が以前にハイビジョンについてブログで書いたところ、「720p」や「1080i」という検索ワードを辿ってその友人のブログにアクセスする数が結構増えたという話をしていた。ところが、その友人のブログは確かに「720p」や「1080i」というキーワードが書かれているものの、それに関する情報はあまり書いてないため、その検索ワードからアクセスしてくる人に対して申し訳ない気持ちがあるとのこと。

 で、実はこのMSV-Blogでも同様のことが発生している。

 以前にWindows Live Messenger内の機能で「ミュージックミックス」というものが、どうもうまく使えないということをネタにした。ちなみにその時の記事はこちら。それ以降、「ミュージックミックス エラー」とか「ミュージックミックス your contact is unable to...(実際に表示されるエラーメッセージ)」という検索ワードからのアクセスが相当数発生し、検索エンジンからのアクセスの大半を占めるようになった。

 ということは、やはり多くの人がこの「ミュージックミックス」なる機能に興味を示しているということだろうし、それと同時にみんなうまく機能が使えずに苦戦しているということなのだろう。でも、スイマセン。僕自身も解決方法を持っているわけではなく、ゆえにこのブログを見ても解決方法は分かるものではない。

 むしろ今でもこの機能は気になっているので、個人的な知り合いで、解決方法を御存知の方が居れば、教えてもらいたいものである。

2007年12月24日月曜日

HOME MADE 家族 Rainbow Live 2007 ~NO RAIN NO RAINBOW~

 いまだ興奮冷めやらぬHOME MADE 家族のRainbow Live 2007。席の場所は下手(しもて)側のスタンド席で、前後列で言うとほぼ真ん中あたり。通常、スタンド席では盛り上がりに欠けるものだが、今回は逆にスタンド席だったからこそ良かったというシーンもあった。詳細は後述。

 ところで、このようなホールでのコンサートに行っていつも気になっていたことが、ライブ開演前の会場内が妙にモヤっていること。てっきりリハで使ったスモーク等の特殊効果の影響が残っているだけなのかと思っていたら、ライブ中のスポットライトの効果を高めるためにあるんじゃないかということを今回同行した光のプロみたいな人から言われた。確かに、このモヤみたいなものがスポットライトの光を絶妙に拡散させるため、光が強くなりすぎず会場全体を鮮やかに演出している。長年気になってて、それこそモヤモヤしていたものがスッキリと晴れたかも。

 それはともかくライブ本編。開演時間を10分ほど遅れて18時10分に会場暗転。いよいよ3時間半にわたるライブが始まる。

01.Familogue

 U-ICHIの登場でライブスタート。

02.We Are Family

 スタートに相応しい選曲。何と言ってもHOME MADE 家族のファンは文字通り「家族」ですからね。

03.R.A.I.N.B.O.W.

 「Rainbow Liveと言えばこれでしょ」という前フリから始まる。

04.ON THE RUN

 シングル曲の1曲目はこれをもってきました。

05.EVERYBODY NEEDS MUSIC

 シングル曲2連発。最初から飛ばすなぁという印象。

06.LIVE ON DIRECT pt.1

 お決まりの自己紹介。

07.HOME PARTY

 タオル回してのパーティチューン。開場前に会場の外でグッズを売っていたのだが、雨降りで傘を持ってなかったためタオル買うのを断念。しかし、この曲の盛り上がりのことを考えると多少無理してでも買っておけば良かったな。

08.Mr.タフガイ

 一転してハードなナンバー。

09.Get Fun-Key★

 「Boogie Night」のところを「NAGOYA」に変えての大合唱。やっぱり地元ライブはいいね。

10.ヒーロー

 アイコトバのc/wでアルバム未収録曲。ミディアムテンポでhookが印象的な名曲。

11.Brotherhood

 最初のゲストはこの曲でフィーチャーされているMICRO、KURO、U-ICHIの実の兄弟。HOME MADE 家族らしいコラボレーションだ。

12.アイコトバ

 ライブ終盤でやるかと思っていたこの曲が早くもここで登場。やっぱりヒットした曲は客のノリも違いますね。

 ここで、メンバーは舞台袖へ。この間、スクリーンには彼ら結成の秘話が流される。そのVTRによると彼らが最初に出会ったのは彼らが某大学(会場で流れていたので伏せる必要は無いが)の1年生の時。彼らと僕の年齢差を考えると、今や1万人規模のライブができるまでに成長したミュージシャンが誕生した時に、僕はそこから1キロも離れていないところで某連盟のなんちゃら部長をやっていたのかと、ちょっと感慨にひたってみたり。

 VTR明けに、3人が会場後ろ側の小ステージから登場。これには会場全体が驚きに包まれる。何と言っても最後尾が最前列。最前列が最後尾。それよりもっとラッキーなのはスタンド席中央部最前列の人たち。3人には手を伸ばせば届くほどの距離で、こんなに羨ましいことはない。

13.Oooh! 家~!

14.JOYRIDE

 この2曲を小ステージでパフォーマンス。JOYRIDEの振り付けはもちろん会場一体となった。

 ここで3人は小ステージを降り、会場内を通ってステージへと移動。その間、次の曲への前フリが続く。アリーナで通路に面していた人は3人を至近距離で見れたはず。逆にスタンド席からは3人が観客が埋もれて様子を確認できず。あ、U-ICHIは頭一つ出てたから確認できたが、MICROは逆に・・・でした。

15.Shall we 乱舞!?

 スタッフを含め、会場全体を巻き込んだ「乱舞」。この盛り上がり、この一体感は確かにギネスものかも。いつまで乱舞が続くのかなと思ったその時に、2組目のゲストSEAMO塾長の登場!

16.fantastic 3 feat. SEAMO

 これまでで一番の盛り上がり。地元でこの3人MCが揃えば当然のことか。HOME MADE 家族の晴れ舞台ということで、塾長の登場はある程度想像していたが、それでもいざ登場すると興奮も最高潮に。

17.少年ハート

 盛り上がりそのままに「少年ハート」。え?もうここでやっちゃうの?っていうか、これをやるってことは、ライブ終了間際なの?そんな風にちょっと寂しさを抱きながらも我を忘れて大声で熱唱。しかし予想はいい方に外れ、実際はまだまだライブは中盤を迎えたところだった。

 ここでメンバーは再び舞台袖へ。変わりにU-ICHI風(本人かも)のMCが出てきて、ダンサーの紹介。

18.流れ星

 ダンサー紹介明けはミディアムナンバーから。バックのスクリーンで流れる映像がキレイだった。

19.Silver Town

 季節柄この曲も確実にやるだろうと思っていたが、ここで出てきた。この曲でもバックのスクリーンでクリスマスの演出がされ、とてもキレイだった。

20.君がくれたもの

 珠玉のバラード。スクリーンに歌詞が出ていたこともあり、口ずさんでいた人も居たはず。

 ここで無理やり地デジのMC。次に何を演るのか分かりやすいフリですね。

21.RISE & SHINE

 ということで予想通りこれ。来年1月16日発売の「おぼえてる。」のc/wとして、いよいよCD化である。

22.真夏のダンスコール

 季節は真冬だが彼らの楽曲の中でも随一の盛り上がりを見せるこの曲はやはり外せない。この時のアリーナ席のタオル回しは、まさに壮観だった。これがスタンド席でちょっと得したなと思った瞬間。と同時に、タオルを買わなかったことに再び後悔した瞬間でもある。

 ここで再びMC。下ネタ爆裂だが、そこから強引に家族の話に持っていき、その流れでこの曲へと突入。ちなみに、MICROのお母さん、目立ちすぎですよ。

23.サルビアのつぼみ

 歌い出しでの会場一体となったコーラスは鳥肌が立ちそうになった。この曲は聴けば聴くほど名曲だと思う。

24.ホームシック

 地元で歌うからこそ、より聴き入ることができる名曲。「ただいま」「おかえり」のかけあい、良かったですねぇ。

25.おぼえてる。

 新曲。心地よいアップテンポナンバーで、c/wも豪華ってことを考えると久々の大ヒットの予感。

26.Life goes on & on

 KUROが、ライブで演るのは久しぶりって言っていた。でも、すごくいい曲だし、これからもライブで演って欲しいものです。

27.HOME SWEET HOME

 本編最後の曲。当然この曲は外せないですよね。この頃には僕自身も歌いすぎで喉がガラガラに。

 そして、アンコール。会場からは恒例となっている「サンキュー!!」の大合唱。僕もその存在は知っていたが、初めて実際に体験して、ファンの、いや家族のパワーに圧倒された。

EN1-1.ミ・エ・ナ・イ・チ・カ・ラ
EN1-2.NO RAIN NO RAINBOW

 2曲目はこの日のために書き下ろされた未発表曲。いつかCD化される日は来るのだろうか。

 で、この2曲が終わると、3人は舞台袖へ。でも、まだ「サンキュー!!」を演ってないんだから、ライブが終了するわけがなく、会場からは拍手が鳴り止まない。

EN2-1.サンキュー!!

 最後はもちろんこの曲。曲の終わりでみんなで合唱を続けようとしたところ、家族のみんなは曲が終わったと思い、唄い終えてしまったところがちょっとしまりのない感じになってしまったが、そんなことなんて、全体の盛り上がりからしてみれば些細なこと。3人が「ありがとう」のところでペコリとお辞儀しているところが印象的だった。

 ということで全30曲。単独ライブでこれだけの曲を聴けるなんて、滅多にないことだと思う。これは、彼らにとっても今回は地元凱旋ライブということもあって、彼らの全てを出し切ろうとしてくれたおかげだと思う。だからこそこのライブには何があっても行きたいと思ったし、参加できたことをとても幸せに思う。きっとこのライブ模様はDVD化されるだろうし、その時には是非とも購入して、再びこの感動を味わいたいものだ。

 なお、曲順については、多少間違っている箇所もあるかも知れないが、御容赦頂きたい。曲目については、間違いないはず。

2007年12月23日日曜日

CDレビュー 馬場俊英「青春映画が好きだった」

 馬場俊英復活第1弾アルバム「人生という名の列車」がかなり気に入ったこともあり、2ndの「青春映画が好きだった」も衝動買いしてしまった。

 このアルバムでも、1stで感じた歌詞の素晴らしさと、メロディの安定感が一段とレベルアップされた印象を受ける。中でもM1「君はレースの途中のランナー」の心地よさは、田舎道のドライブにピッタリのミディアムナンバーで、J-POPというよりもカントリーミュージックのような気持ちよいリズムを感じさせてくれる。

 さあ、この2枚をひっさげて2008年大ブレイク必至のミュージシャンが31日にいよいよ紅白の舞台に登場する。

2007年12月22日土曜日

Rainbow Live 2007 第一報

 行ってきましたよ!HOME MADE 家族のRainbow Live 2007 ~NO RAIN NO RAINBOW~!

 本編で約3時間。アンコール含めて約3時間半。シングル曲はほぼ網羅。アルバムの人気曲もほぼ網羅。予想通りSEAMOの飛び入りアリ。新曲もやり、このライブだけのための書き下ろし曲「NO RAIN NO RAINBOW」も良かった。

 「真夏のダンスコール」での1万人規模のタオル回しにおけるあの一体感はまさに圧巻であり、確かなファンがついている証拠。HOME MADE 家族がJ-HIP HOP界の第一人者に躍り出たと言っても過言ではないと思った。

 ということで、取り急ぎ第一報まで。また近いうちに詳細のレポートを書こうと思う。

2007年12月21日金曜日

CDレビュー BUMP OF CHICKEN「orbital period」

 BUMP OF CHICKENの5thアルバム「orbital period」がリリースされた。独自のペースでのリリースを続ける彼ららしく、これは実に「ユグドラシル」以来3年強振りのアルバム。大ブレイクに繋がった「jupiter」は自身3rdアルバムだったということを考えると、そこから数えてブレイク以来、まだ3枚目のアルバムだったのかと驚かされる。

 アルバムの中身も濃い。M3「メーデー」、M5「プラネタリウム」、M6「supernova」と続くあたりは、さながらベストアルバムの様相。もちろんシングル曲以外も彼ら特有のキャッチーなメロディと歌詞における独特の世界観は健在。久しぶりのアルバムリリースということで、かなりの期待で待ちわびていたアルバムだったが、期待を裏切らないどころか、期待以上のものに仕上がった、そんな一枚だ。

2007年12月20日木曜日

どんだけFM ~現役生なんて関係ねぇ~

 いやいや。オンエアしなくなって7年ぐらい経ちますが、別に表題の番組をやろうとしているわけではありませんよ。たとえ、つい数日前に起案されて、やる方向ですごく盛り上がったとしても、それはあくまでも酒の席での話でして、決して実行にうつすわけではありません。

 そもそも実行に移したところで、今となっては「うさんくさい」年齢を超えているわけですし、もはや不法侵入とか、そんな感じのレベルの話ですからね。

 ということで、酔った勢いで、某連盟関係者にしか分からないネタを書いてしまいましたが、実行する可能性はございませんので、あしからず。

2007年12月19日水曜日

MyBooについて

 友人のブログで「MyBoo」なるサービスが紹介されていた。これはブログのURLを入力するとそのブログがどんな内容を扱っていて、それがどんな気分で書かれているのかを分析するサイト。おまけにそのブログに似ている有名人のブログをリコメンドしてくれるというおまけもついてくる。

 http://myboo.kizasi.jp/(後日追記:サイト閉鎖)

 まあ、ちゃんとした解析ツールという側面半分、冗談半分みたいなツールのようで、さっそく我がMSV-Blogでどのような解析結果が出るのか試してみたところ、「解析できませんでした」というエラーメッセージが出た。

 指定したブログのRSSを基に分析するみたいだけど、ブログ人には対応していないのだろうか。ちょっと残念。

2007年12月16日日曜日

CDレビュー 馬場俊英「人生という名の列車」

 以前にライブを見てから気になる存在だった馬場俊英。知名度の割にはCD売上の面でまだまだブレイクしきれてない馬場俊英。そんな馬場俊英が紅白歌合戦に出場するということで、年明けには大ブレイクすること間違いないだろう。ということで、売れ始める前に抑えとかねばと思い、メジャー復活第1弾アルバムの「人生という名の列車」を購入してみた。彼の代表作である「ボーイズ・オン・ザ・ラン」と「スタートライン」の両方が収録されているため、入門編としては最適だ。

 彼の魅力の一つはその歌詞。平凡で報われない毎日を一生懸命生きる様や物事がうまくいかず空回りしつつも頑張る様を描くのは、Mr.Childrenの歌詞にも重なるところがあり、僕自身が最も好きなタイプの歌詞。スキマスイッチにもそんな傾向がある気がする。

 そして、もう一つの魅力はそのサウンド。フォークでもなくJ-POPでもなく、言ってみればニューミュージック。どこか懐かしい80年代サウンドが非常に心地良く、いつまでも聴いていたくなるようなサウンドだ。

 もちろん代表曲のM1「ボーイズ・オン・ザ・ラン」やM11「スタートライン」もいいが、アルバムタイトルにもなっているM9「人生という名の列車」も秀逸。9分41秒という長い曲である人の半生を描いているが、おそらくこれは馬場俊英自身のことを唄っているのだろう。その歌詞に注目だ。

 歌詞といえば、いろんな場面を野球のシーンに例えて表現しているのも、分かりやすくて共感できる。「でもオレは次の球をいつだって本気で狙ってる いつかダイアモンドのグルグル回りホームラン」(ボーイズ・オン・ザ・ランより)

2007年12月15日土曜日

ベースボールレコードブック

ベースボール・レコード・ブック 2008―日本プロ野球記録年鑑 (2008)
価格:¥ 2,625(税込)
発売日:2007-12

 ベースボールマガジン社が発行する「ベースボール・レコード・ブック」。その年の全試合結果はもちろんのこと、詳細な個人記録や、新聞などには記載されない守備記録、さらにはファームの記録や主なトピックスなど、プロ野球に関するありとあらゆる記録が掲載されている、まさにプロ野球ファンにとってはバイブル的存在と言ってもいいだろう。ちなみに僕は1991年度版(1990年度のデータを掲載)から毎年買っている。

 例年12月下旬に発売されるこの本だが、発売日が発表されないまま発売されるのが恒例。今年はいつ発売なのだろうかと気にしていたら、今日たまたま本屋に立ち寄った時に発見。もちろん早速購入。こんなに早い時期に発売になるのは珍しいのではないか。

 毎年巻末に掲載される特集を読むのも楽しみの一つなのだが、今年度版の特集は「プレーオフ・プレーバック」。2004年から始まったプレーオフだけではなく、1973年から1982年までパ・リーグで行われていた前後期制によるプレーオフの結果も掲載されており、リアルタイムでは知らない僕としては、かなり興味深い特集だ。

 ちなみに、その前後期制プレーオフの最後の年は西武と日ハムによるもの。最終戦の勝投手は東尾で、決勝打はテリー。西武の4番は田淵で日ハムの4番は後に阪神でも活躍する柏原。こんなデータが満載だから読んでるとあっという間に時間が過ぎて行く。

2007年12月12日水曜日

それにしてもアレですね

 いやー。なんつーか、アレですね。どれかって言われるとアレですが、それにつけてもアレですよね。いやいやいやいや、全くもってドレですよ。え?いやいやアレといえばドレですが、ドレかって言うとアレなのかなぁと思ったり、思わなかったり。

 ま、そういうことで、アレですが、実際のところはどうなんでしょう。

 ま、アレでコレでアレですが、どれがアレしてアレですよね。

 う~む。

 酔っ払いが暴走すると、こんなブログになるということです。

2007年12月9日日曜日

該当する公演はありません?

 HOME MADE 家族が日本ガイシホール(旧レインボーホール)にやってくる。ミュージシャンが目標とする会場と言えば、東京が武道館なら、名古屋はレインボーホール。そんな1万人規模の会場でHOME MADE 家族がいよいよ12月22日に躍動するのだ。

 で、もちろんのこと既にチケットは入手済であり、期待に胸を膨らませているのだが、試しにまだチケットが残っているのか調べてみようと思い、チケット販売サイトを覗いてみた。

 おもむろにPコードを入力すると、「該当の公演は終了しているか、または見つかりませんでした。」というエラーメッセージが出る。ん?何だこれは。

 もし、チケットが売り切れという状態であれば、公演の情報は表示され、空席状況の欄に「予定枚数終了」と表示されるはず。おかしいな。

 ちなみに他のチケット販売サイトを見ても同じような状況。もちろん両方ともHOME MADE 家族の公式サイトで案内されているチケット販売サイトだ。

 「Rainbow Live 2007」(後日追記:終了した公演のためサイト閉鎖)

 う~む。どういうことなんでしょう。本当にライブあるんかな?でも、一応チケットは手元に届いているし。

2007年12月5日水曜日

紅白歌合戦出場歌手発表!

 毎年のことだが、今年も紅白歌合戦の出場歌手が発表された。12月に入ってからの発表ということで、今年は例年に比べて遅め。

 出場歌手一覧はこちら。
 https://www.nhk.or.jp/kouhaku/history/history.html?count=58

 一見パッとしない顔ぶれにも見えるが、今年ヒット曲を飛ばしたミュージシャンをそれなりにキチンとおさえている印象。ヒップホップ系が全く選出されていないのが寂しいところだが、それでも少なくともレコード大賞よりは期待できる顔ぶれだ。

 やはり気になるのはトリ。近年、ポップスがトリを務めることも多い紅白。今年久々の大ヒットを生んだということと、そのキャリアを考えると、DREAMS COME TRUEの「ア・イ・シ・テ・ルのサイン」が大トリを務める可能性はかなり高そうだ。一方の白組はSMAPか。

 嬉しいのは、いま注目の馬場俊英の選出。紅白をキッカケとして一気に知名度が上がり、大ブレイクしそうな予感だ。

 もちろん大物ミュージシャンの復活も楽しみ。米米CLUBの復活に注目が集まっている中、僕が注目するのは槙原敬之。何と、「どんなときも。」で出場した1991年以来の出場ということで、どの曲を演るのかも注目だ。今年のヒット曲は「GREEN DAYS」だが、SMAPとのコラボによる「世界に一つだけの花」を期待したい。

 コラボといえば絢香×コブクロ。両ミュージシャンとも出場するということで、是非とも「WINDING ROAD」を演ってほしいものだ。

 やっぱりでてきたかと思わされたのは秋川雅史。昨年の紅白で「千の風になって」を唄って、一躍大ブレイクを果たし今年唯一のミリオンセラーとなった。普通に考えればこの曲を唄うんだろうけど、意表を突いて、別の曲を唄ってみてはどうだろうか。そのパフォーマンス次第では、更なる大ヒットが生まれるかも。

 秋川雅史といえば、昨年紅白に出場した歌手の中で、唯一、一般的に無名だったミュージシャン。紅白でのパフォーマンスが余りにも印象的すぎて紅白後に一気にブレイクしたのだが、今年そのパターンにはまる可能性があるのが、これまた今年出場する歌手で、唯一一般的に無名なすぎもとまさと。ネットで調べてみると、どうやら本業は作曲家のようだが、そんなすぎもとまさとなる人物がどのようなパフォーマンスを見せるか、ある意味楽しみだ。

 しかし、今年もHOME MADE 家族は選ばれなかったか。残念。

2007年12月4日火曜日

童謡「ふじの山」

 今年も数多くの名曲が世に発表され、多くの人の心に残ったが、それらどの曲よりも、今年を代表する曲といえば、この曲しかありませんよね。

 童謡「ふじの山」

 え?どんな曲かって?この曲です。

 フィリピン戦の頃は、かなりの違和感を覚えながら中継を観てたが、最後の台湾戦では、この曲が完全に馴染んでいましたね。

2007年12月3日月曜日

交流戦の効果

 基本的には交流戦に反対である。

 2005年に始まった交流戦。これまでに実現しなかった夢の対決が見られるといううたい文句で、球界再編騒動のドサクサに紛れて導入されたが、オールスター戦の価値を下げ、日本シリーズで観れるカードの新鮮さを奪ったという意味では、功罪のうち「罪」の方が圧倒的に大きいと思っていた。

 ところが、2006年のWBC、そして今年のオリンピック予選を見ていると(2日の韓国戦は仕事のため見てないが)、2000年のシドニーや2004年のアテネではチームにどこかしらギクシャクした感じが見られたが、そのようなものを感じられず、むしろチームの一体感を強く感じる。これは、それまではリーグが違う選手達が交流する場がほとんど無かったのに対して、2005年以降は交流戦という場で異なるリーグの選手同士がお互いを知ることができる場ができたということと無関係ではないだろうと思うのだ。

 交流戦には大反対の僕だが、少しだけ交流戦の「功」を見つけてしまったため、交流戦の存在を無下に拒むのではなく、少しは認めていかないといけないのかも。

2007年12月1日土曜日

登山日記

 とある夜、友人から「一度、マウンテンに行ってみたいな」というメッセージが届く。これに乗ってしまったのが、過ちの始まりだった。

 来てしまった。

 ま、こんな外観。

 学生時代に一度来たことあるが、その時はまともなメニューを選んだはず。それでも尋常ではない量に驚嘆した記憶があるが、どうやらその頃に比べて量は減ったようだ。それでも、普通の喫茶店ならば、ちょっと多めの大盛りぐらいの量が普通盛で出てくる。

 上記友人と二人で行ったため、とりあえずまともなメニューを1つとネタメニューを1つ注文することで決定。ネタはやはり甘口からということで、「甘口イチゴスパ」で決定。まともなメニューを何にしようかと迷っていると、「ニワトリピラフ」という謎のメニューを発見する。何だこれ?チキンライスなら聞いたことあるが、それのパチモンか?ということで、これに決定。何だか両方ともネタチックになってしまった。

 で、ニワトリピラフはこれ。かなりピンボケだが、ご容赦願いたい。

 正体はチキンが入った普通のピラフ。少し、いやかなり量は多いが、味としてはピリ辛風味が効いていて、ちょっと油っこいが、まあまあ普通に食べられるピラフだった。

 で、本日のメインイベント「甘口イチゴスパ」の登場。

 はい。ごめんなさい。「一度、マウンテンに行ってみたいな」という友人の軽い言葉に乗せられた僕が間違っていました。いや、来るだけならともかく、軽い気持ちで甘口イチゴスパをオーダーした僕らが間違っていました。もう、この甘さは殺人的です。量としても超大盛りで、これはもう体を張ることが仕事となっている若手芸人ぐらいしか食べられるシロモノではないでしょう。当然、完食(登頂)することなくギブアップ。完食どころか、五合目にすら到達できなかったと思う。

 この山を攻略するには、おそらく少人数パーティでは無理。最低5人ぐらいのパーティで挑み、4人は普通のメニューを注文するのがいいだろう。何と言っても、この山は、一人一食の注文が義務付けられていますからね。