2011年8月18日木曜日

サントリー山崎蒸留所

 夏休みの最終日、酒飲み(?)の友人に誘われて、「サントリー山崎蒸留所」に見学に行ってきた。

 ここは日本ウイスキーの老舗中の老舗であり、国内最古のウイスキー蒸留所とのこと。普段、あまりウイスキーは好んで飲まないが、それでもこのような由緒ある場所は、実に興味深い。

 見学は、基本は予約制。料金無料で、1時間コース。前半30分かけて施設を見学し、後半30分は試飲。この日は山崎10年のハイボールと山崎12年の水割り、更には、ここでは無いが別の蒸留所で作られている白州のハイボールの3杯を試飲でき、これが無料なのだから、なかなかのものだ。

 美味しいウイスキーの製造には色々と要素があるということだが、その中の一つが美味しい水。もちろんここでの試飲では、この美味しい水で割ったり、それから作られたソーダで割ってハイボールを作ったりしているので、ウイスキーの美味しさももちろんだが、それらトータルでなかなかの味わい。

 試飲のことばかり書いたが、蒸留所の施設もなかなかの迫力。

 蒸留施設。熱しているので、施設内はとっても暑い。そしてもちろんウイスキーの独特の香りが立ち込める。

 樽。

 早いものなら3年も寝かせれば飲み頃になるとのことだが、本格的に美味しくなるのは10年ぐらいはかかるとか。そして蒸留したポット、寝かせた年数によって、味は変わるのだが、驚いたのは、ブレンダーと言われる人が、異なるポット・年数のウイスキーを絶妙に組み合わせて、一つの製品に仕上げているとのこと。まさに巧みの技である。

 さらに補足すると、例えば10年もののウイスキーと言っても、これは幾つかのウイスキーを組み合わせて作っていて、その組み合わせの元となっているものが、最低でも10年寝かせたものであるとのこと。つまり、その中には15年寝かせたものや、もっと寝かせたものもブレンドされているかも知れないということなのだ。味わい深い。

2 件のコメント:

  1. 「シングルモルト」を謳っていない限りは、ブレン...

    「シングルモルト」を謳っていない限りは、ブレンディットですからね~。スコッチとかハマりだすとやばいです。バランタインとか5年違うだけで価格も味も全然違うし\(^o^)/

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  2. >いかりやさん

     シングルモルトってのは、そういう意味なんですよね~。今回の見学は、勉強になりましたよ。

     ウィスキーに今後ハマっていくかどうかは、まだ分かりませんが。。。

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