2011.8.12 日本ハム×ソフトバンク@札幌ドーム
H 000 000 000│0
F 000 012 01X│4
ダルビッシュは別格だった。
1回表。守備につく日ハムの選手が順にコールされ、最後に登場曲「道」(by GReeeeN)と共にダルビッシュが投球練習を開始する。その時点で圧倒的なオーラが出てた。ヒットすら打てなさそうなオーラが。そのあまりの存在感で、鳥肌が立つほどだ。
2回表。不運な当たりのヒットが続いて満塁のピンチを背負うも、細川を三振で打ち取ると、4回1死からは圧巻の6者連続奪三振ショー。
5回裏。ダルビッシュ登板試合には決まって殊勲打を放つ中田が、先制の犠飛を打ち上げる。1点先制。すると、周りに居た日ハムファンからは「これで今日は勝ちだね」という会話が。たった1点なのに、ファンにこんな安心感を与えてくれる投手が、他に居るだろうか。
続く6回裏に陽が2点タイムリーで追加点をあげると、完全に楽勝ムード。結局、ダルビッシュはそのまま9回を被安打5でシャットアウト。そのうちまともに打たれたのは代打オーティズが放ったセンター前ヒットだけで、他は全部当たり損ないの打球ばかり。ノーヒットノーランに匹敵するといっても過言ではないピッチングだった。
まさに異次元のピッチング。日本ラストシーズンになる可能性も高いので、生で観れて、本当に良かった。ダルビッシュの凄さばかり書いてきたが、陽が2本の二塁打を含む3安打を放ち、また盗塁を決めるなど、躍動した。
それにしても、ダルビッシュの凄さに圧倒されっぱなしだったが、この球場は攻撃が始まる前や、打ち取った後の演出に工夫が凝らされていて、気持ちを盛り上げてくれる。この演出は12球団の中でも随一だろう。
反面、ハード面で札幌ドームはイマイチ。野球場というよりは、体育館の延長線上の構造のため、まずゲートが少なく、入場に凄く時間がかかる。また、売店もほとんど無いので、限られた売店に人が集中し、ここでも時間がかかる。加えて、ゲートが少ないのは退場時にも大きな影響があり、帰るのにもかなり時間がかかる。こういったハード面で行き届いていないと感じたのは、全球場の中でもここだけ。ソフト面が充実しているのだから、あとはハード面の改善が欲しいところ。
なお、この球場もBSO表示。噂のピンクのシートはビジター側の1塁側に設置されていた。
この日のご当地グルメは、もちろんスープカレー。
お店は街中心部にある「Curry Di SAVOY」。思った以上に辛く、まずは辛さ抑え目で慣らした方がいいかも。
そして、これがガッカリ名所でお馴染み(?)の時計台。
噂どおりのガッカリな感じ。それよりも、北海道庁(赤れんが庁舎)の方が、見応えあった。
まるで明治村。ただ、真逆光だったため、写真で美しさが残せられなかったのは、つくづく残念。
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