最近よく聞く言葉の一つである「ワークライフバランス」。「仕事と生活の調和」と訳され、「国民一人ひとりがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる社会」と定義されている。
やや抽象的なこともあり、企業では(うちの会社だけかな)、残業せずに定時で帰宅し、アフターファイブを充実させることが、ワークライフバランスの取れた生活と言われることが多いが、何となく違和感を覚えていた。毎日定時で帰宅しても、特にやることもなく、ダラダラした時間を過ごしてしまうだけなので、そんな生活が充実した毎日とは思えないからだ。
そんな最中、先日、ワークライフバランスに関する講演会に出席した。別に積極的に参加したのではなくて、人数合わせのために無理やり参加させられたのだけど。そこで、「仕事」「家庭」「地域社会」など、日々を構成する10個の単語が書いてあるカードが配られ、現時点での優先順位付けをするように言われる。続いて、現実ではなく、理想としての優先順位を付けるように言われ、そのギャップが少なければ少ないほど、ワークライフバランスは取れていると考えるのだと言われた。
なるほど。これだと、仕事を最優先と考えている人が、現実でも仕事最優先の日々を過ごしている場合、ワークライフバランスが取れているということになる。何となく僕の中で納得できるものがあった。
ちなみに10個のうち、僕自身は「最優先」に順位付けしたものは理想も現実も同じだったが、2位以下はグチャグチャでしたよ。日々の時間の使い方を見直さないといけないかもですね。でも、最優先のものが一致してただけでも良かったのかもですが。
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