国民的バンドと言えるMr.Children。かつてと比べるとシングルのリリースは極端に少なくなったが、アルバムはコンスタントにリリースする。すなわち、アルバムに収録されるシングル曲が少なくなることを意味するのだが、逆にそのことにより、彼らのアルバムの価値を高めている気がする。
そんなMr.Childrenのニューアルバムは、充実の14曲収録。完全限定生産のUSB版は、もっとたくさんの曲が収録されているが、予約殺到で買えなかったため僕が手にしたのは通常のCD版だが、それでも充分な内容だ。
最近のシングルは壮大なバラードが多いが、リードトラックのM1「未完」はシングル曲のような力を持ち、M4「Melody」ではポップさ全開。また、M10「REM」はかなりハードな楽曲で、「光の射す方へ」「フェイク」といった、ライブの人気ナンバーに育っていきそう。
それ以外も彼らの魅力に溢れた曲ばかりで、シングル曲ではなく、聞き覚えの無い新しい曲ばかりだからこそ、これから繰り返し聴いて、お気に入りの曲をもっと見付けていきたい。そんな気持ちにさせられるアルバムだ。
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