2015.6.21 オリックス×西武@京セラドーム大阪
L 010 003 022│8
Bs 000 000 000│0
西武の森を見たいと思って、ライオンズ戦に行ってきた。この日も観衆はほぼ満員。人気が出ることは結構なことだし、球団の営業努力の賜物だとは思うが、ガラガラで一人で何席も使えていた時代が懐かしい。
先発は金子と菊池。金子は昨年までは大エースだったが、今年は故障後、見切り発車で先発ローテに入ったので、ピッチングは不安定。菊池も調子がいい時は手も足も出ないが、安定感は無い投手なので、圧倒的な投手戦になる可能性もあるが、打撃戦になる可能性もあるかなと思って試合観戦に臨んだが、結果としては一方的な試合となってしまった。
ただ、印象としてはスコアが示すほど一方的な展開でもなかった。2回におかわり君こと中村がライトスタンドへ技ありの一発を放ったが、それ以降、両チームともランナーは出すものの、ノーアウトからのランナーはほとんど出ず、締まった試合展開。5回を終わった時点では、まだどっちのチームも試合の流れを掴んでなかった。
ところが、6回。3番浅村から始まるライオンズ打線に、金子が突如エアポケットにハマったかのようにつかまる。浅村にセンター前に抜けるクリーンヒットを打たれると、この日一発を浴びている中村には警戒したのか1-3から四球を与える。そして迎えたメヒアにフルカウントからの7球目を完璧に捕らえられ、レフトオーバーの3ランを食らった。この回終了後降板することになるのだが、ホームラン以降はノーヒットに抑えただけに、まさにエアポケットといった感じだった。
この後、敗戦処理的に出てきたマエストリと高木がメッタ打ちを食らったので、大差のゲームとなったが、金子のエアポケットが無ければ、もっと違った試合展開になっていた可能性があり、野球とは難しいスポーツだと改めて思わされた試合でもあった。
なお、期待の森は4-1。数字だけ見ればまずまずの結果だが、金子相手には3打数3三振で、見せ場を作ってくれなかった。
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