2018.4.28 中日×DeNA@ナゴヤドーム
DB 100 000 050│6
D 100 000 000│1
世間は大型連休であり、僕自身も大型連休だが、特に予定もないので、いつも通りナゴヤドームへ。先発は小笠原と石田。開幕投手対決である。
さすが開幕投手対決だけあって、見応えのある投手戦。小笠原は立ち上がりのテンポこそ悪かったが、4回以降はリズムを取り戻し、両チームとの得点が入る気配すら無かった。
試合が動いたのは7回裏。ここまでほぼ完璧だった石田をラミレス監督はマウンドから降ろす。球数はちょうど100球。確かに交代のメドではあるが、打順の巡り合わせによる交代でも無いし、ピッチングとして全くスキが無かったので、惜しく感じた。ただ、替わった井納も期待に応え、7回を無失点で切り抜ける。
続く8回表。こちらも100球に近付いてきた小笠原がついにつかまり、死球もあって1死満塁のピンチ。ここで迎えるは3番筒香という最悪の巡り合わせ。筒香が放った打球はセンターオーバーのツーベースで走者が一掃。ここで交代しても良さそうだったが、続投した結果、続くロペスに決定的なツーランを打たれ、大勢が決した。
結果、継投タイミングの見極めが鋭かったベイスターズが試合をものにしたということになるのだが、ただ、ポストシーズンのような、後の無い戦いならまだしも、長いペナントレースの、しかも序盤ということを考えると、果たしてこの試合運びで良かったのだろうか。ベイスターズは投手交代後の勝ち越しだったので、この日の勝ち投手は2番手の井納。開幕投手であり、エース候補でもある石田ということを考えると、QSでOKという考え方ではなく、先発させた以上、試合の責任を持たせるべきではなかろうか。そうしないと、スケールの大きな投手に育たないように思う。
一方、小笠原は、7回で交代という選択肢も当然あったとは思うが、続投させ、結果的にこれが裏目。ただ、先発投手が勝敗を決するところまで投げ切ったということで、ファンとしても納得のいく負けだったと思う。
石田はそれなりの好投をしたものの大して得るものはなく、一方で小笠原は負けはしたが、今後の大きなスケールアップに繋がる何かを得た。そんな試合だったように感じられた。
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