2019年9月16日月曜日

独立リーグ観戦記 ~まさかのピッチクロックと選手の退場~

 2019.9.16 06ブルズ×堺シュライクス@花園中央公園野球場
堺 010 000 010│2
06 131 121 00X│9

 いつの頃からか週刊ベースボールでのコーナーも無くなり、存在が忘れられがちになっている関西独立リーグだが、今も4チームでのリーグ戦を行っている。そんな独立リーグの試合を観に行ってきた。

 リーグが2強2弱になっていて、その強い側の06ブルズと、弱い側の堺の一戦と言うことで、確かに力の差は歴然としていた。

 06の先発川咲は危なげないピッチング。7回を75球で1失点にまとめたのだが、印象的だったのは打たせて取るスタイル。7回で併殺を4つも奪ってみせた。ただ、このクラスならもっと三振を奪わないとプロへの道は拓けていかないかも。

 打つ方では、06のトップバッター奥田が凄くて、2本のホームランを含む、4打数4安打。チーム全体で15安打と言う猛攻を見せたこともあって、相手投手の力量の問題もあったと思うが、それにしてもホームランは2打席連続だったこともあり、印象に残った。

 それ以上に、力の差を感じさせたのは守備力。堺は3つのエラーがあり、挟殺プレーを失敗して、失点を許す場面もあった。

 驚いたのは、ピッチクロックを導入していること。ランナーが居る時には20秒以内に投球動作に入らないといけなくて、バックネット裏にタイマーも設置されていた。公式サイトにも、そのことが紹介されている。

 「2019年度関西独立リーグ公式戦ルール 【公開用】

 なお、この試合では、2回裏の本塁突入シーンでのセーフ判定を巡って、堺の中道捕手が判定を不服として審判を強く押したため退場処分になった。野球観戦にはもう数えきれないほど行っているけど、退場シーンを観たのは初めてかも。

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