WBCの影響もあり、今年は日米ほぼ同時に開幕する。プロ野球の順位予想を行ったので、続いてMLBを。ちなみに、ちゃんと調べてないが、両リーグ全地区に日本人メジャーリーガーが居るのは、多分史上初だと思う。
まずはアメリカン・リーグから。
○東地区
1位:トロント・ブルージェイズ
2位:ニューヨーク・ヤンキース
3位:ボルチモア・オリオールズ
4位:タンパベイ・レイズ
5位:ボストン・レッドソックス
どこが勝ってもおかしくない大激戦の地区。少し守備が不安だったところバーショとキアマイヤーを獲得して投打のバランスが良くなったブルージェイズが頭一つ抜けるか。菊池がしっかりと先発5番手としてローテを守ると強さが増す。
ヤンキースは、どうやってもジャッジの成績は昨シーズンよりは落ちるだろう。ラッチマン一人ではチーム状況は変わらないと思っていたオリオールズだが、優秀な捕手が一人いればチームは変わることが昨シーズン証明されたので、今シーズンももちろん注目。
レイズは、例年通り不気味さはあるが、戦力が整ってない。レッドソックスは吉田正に期待したいがボガーツの穴が大きいし、セールとクルーバーが頼みの先発陣では、もちろん1年間ローテを守れば強力だが、恐らくシーズンの半分も働かないだろう。
○中地区
1位:ミネソタ・ツインズ
2位:クリーブランド・ガーディアンズ
3位:シカゴ・ホワイトソックス
4位:カンザスシティ・ロイヤルズ
5位:デトロイト・タイガース
東地区とは全く別の意味で、どこが勝ってもおかしくない激戦地区。むしろ、どこも勝てそうもない地区と言うべきか。同地区対決が減る今シーズンは、全チーム負け越しの可能性すらありそう。
どこも決め手がないが、コレア残留効果でツインズが優勝か。ガーディアンズは繋がる打線で、接戦をものにしそう。
ホワイトソックスは絶対的守護神ヘンドリクスの長期離脱が痛い。ヒメネスやロバートとか、魅力いっぱいの外野手が揃っていたはずなのに、いつの間にかケガが多い選手というイメージになってしまった。ロイヤルズはウィット・ジュニアやパスカンティーノといった魅力に溢れた若手が出てきたので最下位は無さそう。タイガースは先発陣に柱が居なくて苦戦するだろう。
○西地区
1位:ヒューストン・アストロズ
2位:シアトル・マリナーズ
3位:テキサス・レンジャース
4位:ロサンゼルス・エンゼルス
5位:オークランド・アスレティックス
ケガ人が出なければ3強2弱だが、多分出るので2強3弱になりそうな地区。
アストロズの強さは変わらない。グリエルが去ったが代わりにファーストを守るのはアブレイユなので、むしろ戦力アップ。バーランダーの穴も小さくは無いが、ローテーションを回すだけの駒は揃っている。
ウォンとかヘルナンデスとか、ちゃっかりいい感じの補強しているマリナーズ。レンジャースはデグロムとイオバルディがちゃんと働けば3強に食い込むことができるが、どうしてもケガのリスクがつきまとう。
WBCで、世界のTOP2の選手であることが証明されたトラウトと大谷を擁するエンゼルスだが、いかんせん投手陣、特にリリーフ陣が弱いので、地区での上位進出は難しい。アスレティックスは、まともなMLB級の選手が全然居ないので、100敗しそう。