F1・ペトロナス・マレーシア・グランプリ観戦に2泊4日で行ってきた。僕にとっては十数年ぶりの海外と言うこともあり、とても興奮した4日間だった。
レースの内容は、テレビ・新聞をご覧になった方はご存知かと思うが、生で見ると、レース結果に現れている内容以上にルノーの強さを肌で感じた。エンジン音からして全然違うのだ。ルノーのエンジン音は他チームのそれと比較して音が低くてとても伸びがある。そのこと自体にどのような意味があるのかは僕は知識が無いのでよく分からないが、違うことと凄いことはよく分かる。この差を埋めるのは並大抵のことではできないような気がした。
トヨタの初の表彰台獲得も日本人として嬉しかった。同じアジアの企業だからなのか地元の人にトヨタファンがけっこう多くて、ちょうど目の前でトヨタがチャンピオンチームであるフェラーリを周回遅れにしたシーンがあったのだが、そこではとても盛り上がった。
もちろん、地元での一番人気はザウバー・ペトロナスだ。ペトロナスは地元マレーシアの石油会社だからだ。だから、ザウバーがフェラーリと競っていればとても盛り上がったし、ちょうど目の前でザウバーのビルヌーヴ選手がコースアウトしたのだが、そこではその日一番の歓声があがった。
フェラーリは今年度モデルの新車を投入できていないとはいえ、新チームのレッドブルにでさえ、簡単にオーバーテイクを許すなど、かなりの不調ぶりが伺えた。
このままルノーが独走し、トヨタが追随するのか。はたまたフェラーリが新車で巻き返すのか。今回のマレーシアGPを観戦したことにより、今シーズンへの興味がますます沸いた。個人的に応援しているマクラーレンの調子がイマイチであり、唯一の日本人ドライバーである佐藤琢磨が体調不良により急遽出走しなかったりと、ガッカリさせられるところもあったが、それでも充分に楽しむことができた、そんな4日間だった。
もちろん、マレーシアまで行って、ただF1観戦だけをしていたわけではない。F1観戦の部分を除いた旅行記についてはまた別途書きたいと思う。
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