2005年のF1がいよいよ今週末開幕する。注目はフェラーリの独走をどこのチームが止めるかという点であろう。BARでの2年目のシーズンを迎える佐藤琢磨には初優勝への期待がかかる。
今シーズンも幾つかレギュレーションの変更があった。その全てを紹介するにはスペースも足りなければ、僕の知識も足りないので割愛するが、注目すべきは以下の2点だ。
1.予選以降のタイヤ交換は原則禁止
2.土曜日と日曜日に公式予選を行い、その合計タイムでスターティンググリッドを決定する
1点目に関しては少々残念だ。作戦上の深みがなくなるし、迅速なタイヤ交換作業を見るのもF1観戦の醍醐味の一つだと感じていたため、物足りなさを感じる。
2点目は興味深い。思い出されるのは昨年の日本GPだ。史上初、予選と決勝が同日開催となった同グランプリを僕は鈴鹿サーキットで体験していた。あの緊張感と興奮は忘れられない。おそらく主催者側も同じことを感じていたのではないだろうか。それがきっかけになったかどうかは定かではないが、今シーズンは全てのレースであの興奮を味わうことができる。(もっとも、日本GP以外はテレビ観戦なので、その興奮を味わうことはできないが。)
ちなみに僕が応援しているマクラーレンは今シーズンよりモントーヤがチームに加わった。どんなレースを見せてくれるか楽しみだ。
なお、今回から一人称の呼称を変えてみた。これまでの「筆者」は、コラムっぽくて好きではあったが、どうも違和感を感じていたからというのがその理由である。
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