2006年10月14日土曜日

野球観戦記 「落合監督胴上げ!」

 もう何度も書いているが、10日の巨人vs中日を観てきた。中日ドラゴンズの優勝決定試合である。

・9日 20時頃
 M2で迎えたヤクルト戦。この試合でD打線は大爆発。この時間帯には勝利を決定的なものにし、翌日のチケットが優勝決定試合のプラチナチケットになる。

・10日朝
 出社するが、D党の上司を含めて、とても仕事をするような状態ではない。超ソワソワモードである。優勝決定シーンと言えば、紙テープの投げ入れ。これを是非やろうと思い、仕事中にもかかわらずネットで検索。東急ハンズにて「投げテープ」という商品名で販売されていることを知る。(「投げテープ」って、もはや本来の目的が包装目的ではなくて、投げることに変わっているのか?)

・16時頃
 2時間年休を取って退社。早速東急ハンズに向かい、「投げテープ」を買う。そして東京ドームへ直行。

・17時頃
 腹ごしらえを終え、ドーム到着。座席は3塁側内野席下層フロアの外野より。周りはD党ばかりでビジター状態ではあるが、G党の心とビール片手にスタンバイ完了。

・17時半頃
 スタメン発表。東京ドームなのにドアラ登場!

・18時
 試合開始。先発の姜建銘は先頭の荒木にいきなりヒットを打たれるが、後続を抑え、上々の立ち上がり。

・3回表
 先頭の谷繁がヒットで出塁するも、次打者の川上が送りバント失敗のゲッツー。周りは大きなため息、僕は小さくガッツポーズ。

・4回表
 井端出塁後、福留の二塁打。突っ込んでもセーフだろうと思われるタイミングだっただけに、G党としてはある意味ラッキーな展開。こういう小さなミスがある時は得点が入らないだろうとちょっと安心したところ、ウッズの特大3ラン。周りが総立ちになったため、打球の行方を見失ったが、ライトスタンドの看板直撃だった模様。

・4回ウラ
 二岡が反撃のソロ。失点を許したすぐ後の攻撃で得点することは、相手に流れを持ってかれないためにも重要なこと。まだまだ試合の行方は分からない!

・5回表
 3回と同様に先頭の谷繁が出塁するも、またまた川上がバント失敗。まだまだ流れはDに傾かない!

・6回ウラ
 試合がこう着状態の中、スタンドの目と鼻の先に落合信子夫人と福嗣君が登場。内野席からは何故か信子コールが巻き起こる!

 持っていったカメラのズーム機能がショボイので、うまく撮影できてないが、確かに居ました!

・7回ウラ
 高橋由、小久保の連続ソロアーチでGが同点に追いつく!引き分けでは優勝が決定しないので、周りは少々落胆モード。ボクは力いっぱいガッツポーズをしたいところをガマンして、すごく小さくガッツポーズ。

・8回表
 チャンスでウッズを敬遠。D党からは大ブーイング。これも作戦だから仕方ないじゃんね!

・9回ウラ
 完全にこう着状態の中、Dはピッチャーを久本に交代。ファンからの信頼が無いのか、周りからは異様などよめきが起こる。結果は、李承燁と高橋由を抑え、リリーフ成功。延長戦へ。

・11回表
 残るイニングが少なくなってくる中、無死1、2塁の大チャンス。ここで森野が送りバント失敗。しかも次打者上田のところで代打奈良原。どうせ奈良原を出すなら森野のところで使って確実にバントをさせた方が良かったのではと思いつつ、G党としては今度こそ流れがくるだろうとウラの攻撃に期待。

・11回ウラ
 岩瀬投入でスタンドがさらにヒートアップ。Gはあっさり三者凡退。

・12回表
 連打で満塁のチャンスを作ると、福留のタイムリーでついに勝ち越し。でも、まだ1点差。僕自身もウラの攻撃で何が起こるか分からないと思ったし、周りもまだ優勝を確信しきっていない状態。そこに飛び出したのが、打った瞬間それと分かるウッズのグランドスラム。これで3塁側は完全にお祭り状態。僕自身もG党であることを忘れ、周りの見知らぬドラキチ達とハイタッチ!その後も追加点をあげるが、もう完全にお祭り状態なので、何が何だか分からないぐらいの大興奮状態。

・12回ウラ
 先頭の高橋由が出塁し意地を見せるも、その後はあっさりと打ち取られ最後は代打木村拓がショートゴロに倒れゲームセット。東急ハンズで購入した投げテープを投げ入れ、お祭り騒ぎの中、胴上げ開始。

 胴上げ後は優勝監督インタビュー。落合の涙にファン一同大感動。

 インタビュー後には、選手がファンに挨拶。やはりこの日のヒーローであるウッズへの声援が一番大きかった。

 ちなみに、優勝監督インタビュー中のライト側外野席の様子はこんな感じ。ホーム最終戦ということもありインタビュー後にセレモニーが予定されているとはいえ、帰る人はほとんど居なくて、敵の優勝を目に焼き付け、悔しさを忘れないようにしているかのようだった。

・試合終了後
 ドームを出たところから、D党による燃えよドラゴンズと落合の応援歌の大合唱。歌い終わりでバンザイ三唱したあとは、周りの見知らぬ人たちとハイタッチ&抱き合いの嵐。その状態が最寄り駅である水道橋駅まで続き、かなりの暴徒と化していた。とは言えども、もちろんそうなる気持ちはよく分かる。1年間戦ってきて、その結果優勝したのだから、この日ぐらいは多少のことは許されるべきであろう。
 ちなみに僕ももちろん燃えよドラゴンズと落合の応援歌を大合唱してきた。愛知県で生まれ育った人はどんな歌を聞くよりも先に燃えよドラゴンズを聞くので絶対に覚えちゃうし、80年代後半から90年代前半に愛知県に住んでいれば、落合の応援歌は体に染み付いているものである。やはりG党を振りかざしているが、DNAは愛知ということなのか。
 ということで、結論として、やはり優勝は素晴らしい。野球ファンだったらどこのチームでもいいので一度は経験すべきである。もちろんそれが応援するチームのものであれば、最高なのは言うまでも無いが。
 ちなみに、これで今シーズンの僕の観戦成績は1勝6敗。かなりひどい結果で終わった。

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